山田さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

男子高校生の日常(2013年製作の映画)

2.8

異性に過剰に反応してしまってるところがなんとなく共感できる様なできない様な感じで「そこまで過剰に反応しなくても…」と若干引いてしまった。ぼくも高校生の頃は異性とほとんど口聞かなかった事を思い出して苦い>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

妻を亡くした無関心な男が破壊衝動や人との繋がりの中で少しずつ傷を癒し、身の回りの事や自分自身に対して関心を持っていく。
ぼくも心が凹んでるとSNSを消したり物を捨てたりするので、あそこまで解体したり破
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テルマ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二度目の鑑賞。以前観た時は想像してた話とまるで違った事もあり理解が追いつかず意味がわからなかったけど、数年経てもう一度観た今回はまた違った受取り方が出来たように思うし少し深く理解できたような気もする。>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

3.0

劇場版ポケットモンスター2作目。
初代の伝説のポケモンたちはシンプルでかっこいいですね。パッと見で属性が分かりやすいのもいいし、ルギアがあのシンプルビジュアルだからこそホウオウの煌びやかさが映える(個
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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミュウツーの逆襲EVOLUTIONを鑑賞して以降ポケモンにハマりつつあるためシリーズ劇場版を順番に鑑賞する事にした。
EVOLUTIONでは描ききれてなかったアイツーの存在や、ミュウツーが作られるに至
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.5

映画館で鑑賞して以来の再鑑賞。
プロジェクションマッピングを使った高校生漫画家たちの連載バトル演出がかっこよくてとても好き。漫画家の作業部屋に溢れる漫画本に目がいってしまって友達と知ってる漫画が目に入
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目撃者(2017年製作の映画)

4.5

昨年鑑賞したものを再鑑賞しました。
初回鑑賞時は、殺人現場を目撃した事を警察に黙っていたが故にどんどん事態が悪化していって「早く通報しろや」とイラッイラしながら鑑賞したのですが、二度目の鑑賞となった今
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REX 恐竜物語(1993年製作の映画)

2.5

幼少期に何度も観た思い出の一本。当時のぼくは本当にレックスがかわいくて大好きで、恐竜を飼うことに憧れを抱いてました。ちえちゃんと大袋のオーザックを食べるシーンは記憶の底にこびりついていたし毎回このシー>>続きを読む

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

4.5

今年に入ってから二度目の鑑賞。
二度目は甥っ子たちと一緒に鑑賞しましたが全員釘付けになってて、今までポケモンがたくさんの子供の心を魅了してきた事が目に見えてわかっておもしろかった。
ミュウツーの逆襲自
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

あまり漫画を実写化するのは好きじゃないので避けてしまってた一本。両親が鑑賞するのに便乗して観てみたら想像以上に完成度が高くて驚きました。
冒頭のストーリーをアメトークのキングダム芸人で予習した程度の知
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.0

前々から鑑賞したいと思っていた作品。
正直めっちゃ難しかった。過去に遡るにつれ疑問や人間味を振り返って繋げていけたのは面白かったもののずっと救いがなく幸せな瞬間もほとんどなかったように感じた。
彼は一
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カーゴ(2017年製作の映画)

3.0

乗り捨てられたボートに危険が潜んでそうな事を伝えないお父さんや単独行動する事をご主人に伝えない奥さん、タイミング悪く起こる車の事故などに冒頭から終始イライラしながら観てましたが最後こんな号泣するとは思>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

ここ数年邦画が苦手になりつつあったけれどこれは面白かった。巧みに作り込まれていて、誰が、いつ、どこから騙されているのかモノの見事に騙されました。なんとなく「これは嘘をついてるな?」とか勘ぐりながらは観>>続きを読む

そこにいた男(2020年製作の映画)

3.5

短い時間で見られる映画がないかと探してたらこちらに巡り合いました。
冒頭、血だらけで倒れ込む全裸の男性と、その横に座りながら誰かに電話をかけている女性を見て「こんな事件があったなぁ」と思ったけど元にし
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(2017年製作の映画)

3.0

セミの声に夏の外気を感じながらも理髪店内はどこか涼しげで、同級生であり元恋人同士のふたりがお互いの変わらない部分を懐かしみながら今を詮索しすぎず、気まずくも心地よく時間が流れていて、うまく言葉にできな>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

家族で観られる無難な映画を探していて友達がめちゃくちゃオススメしてくれたので鑑賞。
埼玉だけが迫害されてるわけではなく、東京都内でもランク付けされていたり、千葉県や群馬県もかなり特殊に扱われていて面白
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記憶の夜(2017年製作の映画)

4.5

話題になっていたこちらをようやく鑑賞できましたがこんなに胸焼けする映画が過去にあったか?と思うくらい観賞後の体調が悪いです。
兄の年齢を気にする引越し業者やなぜか先住民の荷物が残っているらしい開けては
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

素敵なタイトルに惹かれて鑑賞。
ひとつの「夫婦」のはじまりと終わり。
どちらかといえば同性に肩入れしてしまいがちだけれど、犬がいなくなった事で悲しむ妻に向けたディーンの言葉がナイフの様だったし、彼女が
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

インテリアや服装、装飾、色彩、とにかくオシャレで目が楽しかった。コミカルな面も多くクスクス笑えてしまったけど結構時代背景が重い。
グスタヴとゼロの関係も良かったし、ホテルに宿泊した事のある人たちとの繋
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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

3.5

Filmarksではタイトルに表記がなかったので観るまで気が付かなかったけど、独特な世界観に2色の髪色、すきっ歯が特徴的なかわいい女の子を見て「メラニー・マルティネスがモデルか?」と思ったらご本人で主>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.0

完全にパッケージで選んでの鑑賞だったので冒頭から漂う不穏な雰囲気に「一体これからなにが起こるんだ?」とソワソワしたし、フランシスに突然暴力を振るわれたり矛盾した事を突きつけられる度に「いままでに一体な>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ユベールの母は彼よりも見たいテレビ番組を優先する。適当にユベールをあしらい、彼が激昂しても笑い、都合が悪いと鼻歌で流そうとする。学校や店に怒鳴り込んだり、子供をそのまま置き去りにする事ができる人。
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