山田

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲の山田のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミュウツーの逆襲EVOLUTIONを鑑賞して以降ポケモンにハマりつつあるためシリーズ劇場版を順番に鑑賞する事にした。
EVOLUTIONでは描ききれてなかったアイツーの存在や、ミュウツーが作られるに至った理由がわかってよかった。「本物もコピーも今は生きてる」というセリフにイマイチ納得いってなかったのだけどアイの存在によってようやく飲み込めた気がしました。アイを蘇らせようと何度コピーを作っても、それは果たして本当にアイなのか。アイツーが亡くなり、さらにまたコピーを作り出したとしてもそれはアイツーでもなくアイでもない。偽物かと言われても決してそうではなく、コピーでも本物でもない「アイ」や「ミュウツー」になる。
いくらそっくりでも同じいきものは作り出せない。そう思うと博士の研究は途方もなく続き、ミュウツーのように自身の存在を問い続ける悲しきポケモンが誕生してしまった事にも納得できました。

「私は人間に作られた。だが人間ではない。作られたポケモンの私はポケモンですらない」というセリフが一番記憶に残ってます。
山田

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