tonnura0130さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

tonnura0130

tonnura0130

映画(172)
ドラマ(0)
アニメ(0)

武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛と村上虹郎だけ見て点数を付けるなら5.0でも良いぐらいに、二人は素晴らしかった。
しかし、肝心の物語の展開というか、親父と和尚さんの納得出来ない言動がというか。とにかく、主人公の良さを邪魔しまく
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

作品批判→昭和の夢から抜け出せない感受性の鈍い大人のつまらない意見→老害認定を受ける
甘んじて受けましょう。老害認定とやらを。
今まで、あらゆる創作のキャラクターが教えてくれた人生において大切な事を全
>>続きを読む

ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おお、良作ですぞ。
日曜日の夜に当たりを引いて、気持ち良く眠れそうで幸せです。
ジャケ写と題名が完全なるミスリードで、真逆の世界観。
ていうか、配給元がテキトーに仕事したような感じか。
そんなハンデ?
>>続きを読む

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

エンタメに対する責任感が強すぎると、ドラマチックに起承転結を捻り出したくなりがちだと思う。
一方、鑑賞をする側もそれを求めるのが世の常だと申しましょうか。
つまり、観客をほっぽり出すような言葉足らず演
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

観賞後、印象的だったピアノのフレーズを思い出すと、なぜか戦場のメリークリスマスになってしまい、凪沙の顔ではなくかの教授を想起してしまうのは、私のせいなんだろう。

ラストに向かうくだりで、もはや意識混
>>続きを読む

ラブレス(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラブレスに付ける薬は、ロシアのみならず、世界中で売り切れだ。
決して寛解をしないラブレス病は、ひたすら負の連鎖を生み出していく。
いやあ、しかしこの映画、、、消化しきれない。
現代社会に生きる大人が自
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコックばりの緊張感煽りめBGMと岩に叩きつけられる荒波。
なにやらドテンパってる女性が逃亡しようとしている?
予備知識無しで見るオープニングは、稀に見るドッキドキの展開です。
スカッとジャパン的
>>続きを読む

ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

死後の資産管理まで冷静に指示をだすような天才少年が、自身の死を目前にして、発した言葉は、、、ママ、、空が見たいよ、、。
もはや涙腺決壊からの号泣待った無し。
母親と弟が抱いているであろう喪失感へのシン
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

登場人物全員の好感度が高過ぎて、ほっこりが止まりません。
極上の温泉に浸かった後の、ほくほくをじんわりと受け止めるかの如く、鑑賞後もベンの事を思い出してしまう。
ファンタジー一歩手前のバランスで自分の
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

劇中に起こる様々な事が、半歩間違えば単なる胸糞悪い事案で、拒絶反応が起きそうなところを、アート風味で上手く回避していた印象です。

特筆すべきはプログラムの出来が素晴らしい。
観賞後だと、いやこれはあ
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アガサ・クリスティと刑事コロンボと名探偵ホームズをミックスして、オールスターキャストで映画つくったろ、精神が大大成功!
監督を始めスタッフ全員、もちろんキャストの皆んなも完璧な仕事をしたのが伝わってく
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

人は愚かでかわいくて醜くて、世界は間違いだらけで、人生には困難と救済が横たわり、それでも生き続ける姿は愛おしいわけで。
純粋な子供の視点をバイアスにして、かのナチスを描く。
ああ、こんな方法があったた
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的だし印象的なシーンもたくさんあって、高い評価は順当だと思う。
社長夫人役のチョ・ヨジュンは美人だし、家庭教師役のチェ・ウシクは松田龍平顔で飄々とした佇まいが良い感じだし、社長役のイ・ソンギュンは
>>続きを読む

太陽の家(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

長渕剛を始め、瑛太も広末涼子も飯島直子もみんな役柄にぴったりで、とても良かったです。
特に飯島直子は見た目がいつものCMだかバラエティだかで見てるまんまなのに役として溶け込んでいたので、その辺は演出の
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

岡田くんとアクション。青の炎で大ブレイクした(自分の中で!)柳楽優弥くん。大好物だらけのオレ特仕様の映画。
期待通り、岡田くんのアクションはジョン・ウィックのキアヌ的なキレと爽快感。
柳楽くんの放つオ
>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

完璧だ。
どの場面を切り取っても原作に対する愛しか感じない。
コアな部分、っぽい雰囲気、原作からは逸脱するオリジナルな表現。
それぞれの塩梅が完璧過ぎる。
この調子で、めぞん一刻を実写化できたら
名作
>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

子供が見て喜ぶならまあ、いいかとも思う。
そもそも前作が大ヒットなんだからそれを好きだった人が基本的に見る映画だろうし。
つまり、見る前からザ・ディズニープリンセスを見たくて見る人が多勢なわけで。
>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

宇宙には人間には観測出来ないエネルギーが漂っているとしよう。
身近な自然の中にも目に見えないエネルギーが渦を巻いてる!としてみよう。
それを感じる事ができたりそのエネルギーを吸い込むことが出来て、それ
>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

T2が至高だったのは、神々しいまでにエドワード・ファーロングのオーラがスパークしていたのと人類がエンタメで初めてクオリティの高いCGに触れた映画だったからだ。
絶頂期のガンズまで一緒に真空バックされて
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

自分が14才ぐらいで、天気の子を見たとしたら、、、。
主人公のここではない何処かに行きたい病、に共感をして、女子wとの一夏の冒険に心躍りつつ心底羨ましく、むしろ嫉妬までするかも。
あまつさえ、数年後で
>>続きを読む

スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

精神疾患を舞台装置に使うのは、現実に苦しんでいる人がいると思うとデリケートに扱わないと思わぬ嫌悪感を生み出す可能性があります。
それを回避する方法はいくつかありますが、本作ではリアリティのボリュームを
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

いやあ、すん晴ばらしい出来だったなあ。
狂ってるのは、俺なのか世間なのか?
かつかつの精神状態で純粋な自分と薄汚れたくそったれな世界の境界線を歩く男、アーサー。
見終わってからホワイトルームが耳から離
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

自殺未遂などもあり、トラウマを乗り越えられない精神科に通院中の元警官の主人公。登場人物のセリフを借りれば、三年間暗い海の底を歩いているような生活をしている盲目の女性。
そんな吉岡里帆が事件を目撃したか
>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

仮初めの現実に身を委ねて、暗闇で様々な冒険をする。
上映が終わるまでのその時間は何者にも変え難く、人生を通じて自分を支えてくれるであろう、めちゃくちゃ素敵な時間。
時には衝撃的なラストを迎える時もあり
>>続きを読む