MaToさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.0

脳天気差の無い青春映画
延々と内面を語る映画は好きではないが、この作品は引き込まれた
Eワトソンが学校にいたら一生自慢のタネでしょう

わしら中年犯罪団(2019年製作の映画)

1.0

タイムパラドックスに拘らない設定・マリアーナ団に思い入れもないので乗れない
80年代にiPhoneを使うのは『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です』より落ちる

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.5

出版不況の上に売り場を失い消える運命であり無くすべき分野と思えるが2000年後のポンペイ遺跡に残された性風俗を有難がる/健全なはずの五輪が不正にまみれる人の世の不思議
綺麗な女優さんの「和同開チン」に
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ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル(2019年製作の映画)

3.0

凶悪な割に長閑な秘密結社・大企業・怪盗が入り乱れる
冬戦争くらいしかフィンランド史を知らないが王冠が出てきたら王政復古って有りか?

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

学生時代からの荒んだ役柄を演じきる[営業トークも]女優が凄かった
いくら何でも悲慘な話だったが良かった良かったと思える不思議な結末

危険なメソッド(2011年製作の映画)

2.5

アメリカ映画で観る精神分析は胡散臭く感じる
何でも性衝動に結びつける大家・超常現象を信じる科学者・拗れている患者が描かれるとドタバタになりかける気がするが、D・クローネンバーグ演出が具合の良い変態度合
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彼女たちの革命前夜(2019年製作の映画)

3.5

最善な行動ではないが改善を目指すことが社会を進歩させていると感じた
ミスコン参加者も描かれてバランスが良いと思ったら、登場人物その後で吃驚
五輪・万博等イベントの意義を見つめ直す丁度のタイミング

よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.0

松井玲奈の容姿があればとは感じるが、悪人を登場させず淡々と展開する物語をダレずに描かれている
歌は知らないが演技は良く、最後のサンバが軽やか
メーテレなのに名古屋を舞台にしないのか

流浪の月(2022年製作の映画)

2.0

不可思議な人物が不可思議な行動をして何処に向かっているのか訝しみながらの150分は私には辛い

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

2.5

一体どうなることかと思っているうちにあっという間に終了
行くことはない格のレストランだけどnouvelle cuisineやら混乱の厨房は苦手

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

2.5

大事件は起きない老人と高校生の日々を描くBL版『日日是好日』
イケていない高校生を演じきる芦田愛菜の走る姿がとても良い
『日日是好日』くらいに短めに纏まっていたら更に良かった

グロリア 永遠の青春(2018年製作の映画)

2.5

年齢に関係なく活動的で裕福そうで羨ましい限り
それでも何かと悩む人生は長い
Jムーアとは気付かなかった

ことの次第(1981年製作の映画)

2.5

話が動いていかない作品の雰囲気が好きになれない

左利きの女(1977年製作の映画)

1.5

題名が意味不明
山場のない短い場面が並べられて観続けるには多少の覚悟が必要
70年代「西」ドイツの光景を鑑賞

オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語(2019年製作の映画)

3.0

健康診断結果に「要**」が並ぶようになったので、明日は我が身のように感じてしまう
まず標準的な治療から...

愛されちゃって、マフィア(1988年製作の映画)

3.0

ドタバタしながら大団円を迎える。
美しいMファイファーが前向きな役柄を生き生きと演じて心地良い
エンドロールの映像は使用しなかった場面かと思いながらダラダラ観てしまったが最後の安否が心配になる衝撃映像
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さかなのこ(2022年製作の映画)

2.0

さかなクンの伝記と思っていたがフィクション
障害レベルの発達障害が受け入れられる展開は心地良いが、後半現実離れし過ぎ
もう少し短くても良いのでは

AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.5

Jチャステイン『355』のようなドンパチだけ映画と期待していなかったが主人公の内面・家族の関わりが描かれて意外だった
小柄ながら精悍なJチャステインの動きが良かった
最後に襲撃を予告してから現れる悪役
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.0

歌手・俳優は手本となるものではない物が多いが、愛情・家族を求め世界全ての危機にある人々を救おうとした姿勢が素晴らしい

夜霧のマンハッタン(1986年製作の映画)

3.0

内容を表さない邦題・いくら何でもいかんでしょうという捜査法・無意味なカーアクション、80年代の映画はこんな感じだったと思い出に浸りました
貴重なDウィンガーが美しく健気で凛々しい
「シャレード」風に思
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

見ない・布を巻く[?]謎ルールを理解しきれなかったが緊迫した決戦は引込まれた
父を失う事故・チンパンジーの襲撃は繋がっているかも読み取れなかった
展開を読み取るのが難しかったが観る甲斐が有る映画だった

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.0

人々を謬らせる曲を歌わせないためと権力者からの攻撃に晒される姿が中心に描かれる点が『ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実』(1972)と異なる
薬物で破滅する歌手の伝記は定形だが、失った物を求めてという説
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獣道(2017年製作の映画)

3.0

こんな世界もあるかと耐えつつ伊藤沙莉の演技に魅入られながら完走
亮太の行動だけは理解できない

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.5

ベタベタした時間潰しラブコメと予想していたが今年観た最良邦画
理屈っぽいカナヅチが水泳を習い始める何でもないような冒頭からトラウマを水泳を通して克服してゆく姿が良かった
納豆強制から始まる幻想場面が無
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さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(2021年製作の映画)

3.0

33年に第1党となる前のナチス勃興期の不穏と退廃の日々が描かれる
後世から見れば良識ある多数派がナチスを阻止できたはずと思えるが、忍び寄る変化に成すすべがなく、これが現状のモスクワなのかも
長いなあと
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

障害と戦い自滅する定番の伝記映画だが公民権・若者の堕落論争に発展し、正体不明の大佐の行動は不条理映画のよう
洋楽に興味を持った時にはプレスリーは太った過去の大物歌手だったが、演奏された楽曲は時代を変え
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

政治家は国民の事を考えていない信仰に基づいた展開
エンドロールで衝撃を受ける豪華俳優陣をカリカチュアされた蓮舫+都知事・程度が低い下ネタとかで無駄使い
後始末とう地味なテーマで「アンヌ、僕はウルトラ7
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

2.5

同じ制作現場を描いているが朝ドラ『なつぞら』とは時代以外の違いが大きい
最終回に盛り上がるとこがかっこイイ
低視聴率・作画チームの崩壊を起こしながら時代を超えた『ガンダム』ドキュメンタリーを知った後で
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.0

深刻な影響を及ぼす遺伝子工学が軽薄な目的に適用されているという原作の批判を薄めて見事に映像化した『JP1』から遠く離れた
企業の不正は洋の東西を問わないが、SDGsどころかISO監査を通りそうにない雑
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

日本を何だと思っている
JR何考えて協力した
とも思えるがハチャメチャな状況が伏線回収されていくのが快感
『アイネクライネナハトムジーク』『フィッシュストーリー』を観て知った荒唐無稽な設定を最後は納め
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ダーリング(1965年製作の映画)

2.0

大公妃になった女優の伝記映画と思ったら別物
不可思議な人物と行動で楽しい映画ではなかった
微かに記憶の残る60年代の風俗を鑑賞

355(2022年製作の映画)

2.0

3密の中銃撃戦を繰返しながら多様性を持った構成の主人公に合流する展開を突拍子もないと思える人向け
Jチャステイン目当てに観たけどかなりきつい

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

時間軸が2本であることに終盤まで気付かなかったというか、解説にもないから狙っていたのか
母はが郭公みたいに托卵相手を選んだというか余りに現実離れした結婚相手もあり得なさ過ぎる
健気な永野芽郁鑑賞で完走
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

逃げ切れるか否かの犯罪映画と思っていたら主人公の内面が描かれる
テンポが速く言及された『るつぼ』やら理解が追いつかない
ゲームの駆引きも付いていかない
『フィールド・オブ・ドリームス』で父との和解を果
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