おのさんの映画レビュー・感想・評価

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ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~(2023年製作の映画)

3.0

黒人白人の異人種カップルが2人だけだとうまくいくけどお互いの家族との関係性も込みになるとうまくいかなくなって…というヒューマンドラマ。(ラブコメではなかった)
結婚はやっぱり当人たちだけでなく新たな親
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4

17歳の子供と大人の狭間のタイミングでの母と娘の関係を描いた作品。
閉鎖感のある田舎の雰囲気と高校の小さなコミュニティの中でもがく感じが重なって気だるい感じがずっとある。
母と娘の一触即発状態の絶妙な
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別の世界(2024年製作の映画)

3.5

イタリア映画祭で鑑賞。ローマに嫌気をさした主人公が田舎街の過疎化が進んだ小学校に赴任し、廃校を防ごうとするコメディ。
主人公が極寒の田舎町で適応していく様子や、村の人たちを説得する過程が面白い。過疎化
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あなたのために生まれてきた(2023年製作の映画)

4.3

イタリア映画祭にて鑑賞。2017年にイタリアのナポリで独身のホモセクシャルの男性がダウン症の子どもを養子にした実話をもとにした社会派映画。
イタリアでは結婚していないシングルの人、同性カップルはこの事
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.0

素晴らしい猫ドキュメンタリー。イスタンブールに住む猫たちを周りの人間たちが性格等説明し、猫視点で美しいイスタンブールの街が映されてる。
猫を街の一部として認識し、それぞれの個性を尊重しているところが良
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.6

地下で隠れながら生活してたミュータントタートルズたちがティーンエイジャーとなり、外の世界に興味を持ち自分たちを受け入れてもらうために戦い始める部分。
ティーンエイジャーの感じとポップな作風がマッチして
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

4.0

心配性の父親カモの影響で小さな池に定住してたカモの一家が渡り鳥と一緒に旅に出る話。想像以上に良かった!
旅をすることでそれぞれのキャラクターの成長があって、特に父親カモと母親カモのパートナーとしての関
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.5

願いが叶う魔法の王国の王様の暴走を主人公と周りの人たちが止めるミュージカルアニメ。良くも悪くも王道のディズニー映画。勧善懲悪。
なぜ王様があの精神状態に陥ったのか、国民に非がないかのような終わり方にモ
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ファンタスティック・ビーストと動物の歴史(2022年製作の映画)

3.3

ハリー・ポッター関連作品に出てくる生物だけでなく、世界中で伝えられているドラゴン、人魚、ネッシーなどの想像上の生物の起源などのドキュメンタリー。
地理的、文化的に離れた国でも同じような想像上の生物が語
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好きだった君へ:P.S.まだ大好きです(2020年製作の映画)

3.0

シリーズ2作目。ララジーンとピーターの関係が不安定になる。自分の恋心に悩みながら成長する少女漫画のような展開だけど心情描写が丁寧なので観やすい。
ララジーンがとにかく可愛い。

靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

2.8

ニューヨークの下町の靴の修理屋さんの主人公が昔のミシンを使ったら靴の持ち主に変わってしまう力を手に入れるヒューマン×ファンタジー映画。
ヒューマンドラマだけかと思ってたのでファンタジー要素でびっくりし
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

2.5

娘のために罪を冒した父親の半グレ組織との戦いの話。
原作漫画と比べてしまって正直楽しめなかった。かなり演技力に差が出ていて佐々木蔵之介さんと木村多江さんの演技が際だってた。

ハーフ・ブラザーズ(2020年製作の映画)

3.0

腹違いの性格真逆の兄弟が父の足跡をたどる旅に出るコメディ。
喧嘩しまくりながらもお互いを知っていく過程が丁寧に描かれていて良い。兄のアメリカへの偏見がすごい。
父親の事情に関してはあまり納得はいかない
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

カトリック教会の数十人もの神父による性的虐待を取り上げた新聞社の実話を元にした話。
最後映される実際に神父からの性的虐待が発覚した地域の一覧の多さにゾッとした。本当のジャーナリズムとは何か、黙認・何も
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プレイヤーズ:本気の恋、始めます!(2024年製作の映画)

3.0

チームプレーでナンパをしまくってた主人公がちゃんとした恋愛関係を作りたくなってプランを立てるラブコメディ。
ジーナ・ロドリゲスとライザ・コシが可愛い。ストーリーはめちゃくちゃ王道。作戦会議のシーンが良
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Two Balloons(原題)(2017年製作の映画)

3.5

気球で旅をしているキツネザル同士が出会うショートストップモーション作品。
セリフはなにもないけど、めちゃくちゃ優しい物語で心穏やかになる。ちょっとウェス・アンダーソン監督のストップモーションの雰囲気あ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

スパイ小説家が書いた話が現実に起きたために事件に巻き込まれて…というアクションコメディ。
ストーリーは置いといてアクションシーンで遊び倒してて面白い。
これ何パターン撮影したんだろうと気が遠くなるアク
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恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

3.5

視聴率が低迷する情報番組のプロデューサーとして主人公が奮闘するお仕事コメディ。タイトルに「恋」が入ってるけどあまり恋愛要素はない。
プラダを着た悪魔の脚本の方と一緒なのでかなり展開が似てる。一筋縄でい
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ユアプレイス、マイプレイス(2023年製作の映画)

3.3

学生時代からの親友と家を交換してお互いの気持ちに気づくリース・ウィザースプーンとアシュトン・カッチャーのラブコメ。
この2人のラブコメは外れない。
アシュトン・カッチャーが痩せて顔つきが少し変わってて
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(2017年製作の映画)

3.5

色々あって田舎に帰ってきた主人公が高校生時代に付き合っていて現在床屋を営む同級生に会いに行く話。
元恋人同士の絶妙に気まずい空気感や何かに繋がる・発展するわけじゃないけどちょっと救われる感覚が絶妙だっ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.5

殺したはずの妻の遺体が死体安置所から消えるスペインのサスペンス。
マイカあれだけ意地が悪そうに描かれてこのオチは可哀想(うまく機能しているけど)。
しっかり作り込まれた壮大なストーリーで面白かった。強
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.2

1分間だけ時間を巻き戻せるタイムマシーンを使って女の人を口説こうとするSFショートムービー。
コメディ要素と恋愛要素が混じっていて短いのに面白かった。最後のオチも素敵だった。

良いビジネス(2017年製作の映画)

3.0

宇宙生物に人間が武器を売るという話のアイルランドのショートムービー。宇宙生物が甲殻類チック。カニや蜘蛛みたいな頭の箇所から脚生えてる系はたしかにエイリアンっぽく見える。
短いながらにちゃんと皮肉が効い
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ドッペルゲンガー(2017年製作の映画)

2.8

パリとニューヨークとロサンゼルスのそれぞれの街で自分のドッペルゲンガーにあって死期が近いことを悟る3人の女性のショートムービー。
自分から逃げている姿が、自分を理解しようとせず現実逃避をしたい様子比喩
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カパエマフの魔法石(2020年製作の映画)

3.5

ハワイで伝承される強力な癒しの力を持った4人のマフ(男でも女でもない第三の性)の伝説を描いたショートアニメ。
光や火の演出がとても暖かくて綺麗で寝る前とかにみたい作品だった。
全てハワイ語で語られてい
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.2

子どもと監視付きの面会しかできない主人公がなんとか活路を見つけようとするニュージーランド映画。ロードムービーではないし、ポスターが可愛い感じだけど八方塞がりで暗い系だった。
バニーの頭の回転の早さをも
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.3

上海でインドの怪しい強壮剤を売ってた主人公が白血病の薬の密輸をし始める実話をもとにした中国映画。
コメディ要素は少なめのかなり作り込まれた社会派の良い映画だった。白血病の薬が異常な額かつ保険がきかない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

自殺した女性の身体に赤ちゃんの脳を移植するSFヒューマン映画。原作はスコットランドの作家アラスター・グレイの小説。とても面白かった。ちょっとフランケンシュタインっぽい。そして演出、衣装が美しい。
最近
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ラッセル・クロウがエクソシストとして悪魔と戦うホラー?映画。
被害が少ないかつ、怖さはあまりないので観やすい。
ラジー賞にノミネートされてたけど、演技より脚本のせいでは…と思う。悪魔を煽って退治してる
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.5

春高3戦目の音駒VS烏野戦!緊張感あって最高だった。試合時間ぴったり85分に作品の時間も作られているけど、もっと長く観たかった。
原作やアニメファンのための映画という感じで必要最低限の設定説明以外はな
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

ハリー・ポッターの撮影秘話をキャストや監督たちが語ってくれる最高なドキュメンタリー。
主要キャストたちが当時どんな思いで演じていたのかや共演者やスタッフとの関係性が見えて心が温まる。
本も映画も小学生
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アリ・ウォンの魔性の女になりたくて(2022年製作の映画)

3.0

女優業もしているアリ・ウォンのスタンダップコメディ。
女性だけの飲み会でアルコールが完全に回ったくらいのときに出てくるレベルのどぎつい下ネタのオンパレードだけど、女性としての苦労や男尊女卑への批判など
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.2

人生の停滞期の中にいる主人公が自分を見つけ出す+家族関係の修復を描いた映画。
親子関係が素敵だった。人にはそれぞれ波長があると思うけどそれがピタッと合う人がこの親子みたいに身近な人だったら凄く最高だろ
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.0

自殺道具を家族経営で売る一家に明るい子どもが産まれて徐々に家族が変わっていくフランスのアニメーションミュージカル映画。
アニメーションのテイストがすごい好き。期待していたブラックジョークではあまりなく
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ジミー・O・ヤン:人生おいくら?(2023年製作の映画)

3.5

ジミー・O・ヤンのスタンダップコメディ第二弾。こちらもアジア人のステレオタイプネタをベースに日常で起こった話をしてくれるので前回に引き続きとても楽しみやすい。今回は日本の米軍基地にいた人の話も出てくる>>続きを読む

ジミー・O・ヤン:人生はお買い得(2020年製作の映画)

3.5

俳優としても最近活躍してるジミー・O・ヤンの本業のスタンダップコメディショー。
香港系アメリカ人としてアジア人あるあるやアジア人の親あるあるなどとても親近感が湧くテーマでとっても面白かった。
アジア人
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