杳々百貨店さんの映画レビュー・感想・評価

杳々百貨店

杳々百貨店

めがね(2007年製作の映画)

4.0

のんびりしながら観る映画としてサイコー、春か夏にみましょう
さくらさんかっこいいです
たそがれる素質、わたしにもあります

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

▼感想
劇場で観てよかった 静寂と轟音がモロに浴びれるので
あとは、「自らの手の届かないところで自らの考えたことの結果が花開いてしまいもう取り返しのつかない」という感覚を誠実に描くために、その結果(実
>>続きを読む

劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション(2010年製作の映画)

3.0

かわいい たまになんやねんとは思ったけど、割と素直すぎて許せた
そのままで生きている

それぞれが大事にしているもの、恐ろしいもの、気になるものがあって、それぞれが主張し、統一することなく、そのまま合
>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

-

ちょっと申し訳ないけどノれなかった
美しい映像 その時代の音楽や文化 登場人物の心の機微、言葉
それらの素敵さよりも人に理解できない感覚が強くなっちゃった

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.0

こういう役をしている櫻井翔をずっと観ていたいという欲がある

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

トゥルーマンの苦悩も緊張も不安もわかるはわかるんだけど、それは放っておいて製作者側、特にプロデューサーに感情移入して、ガチで辛くなってしまった
あと番組の作り方(広告とか、どう指示をしてるかとか)が楽
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「映画館で観たかった」と同時に「映画館じゃなくてよかった」と思った
障害、死にたいことと死なせたいこと、海、性、色々ごた混ぜ
光の使い方とかがうまいし、カメラワークの視点の移り変わりが良いのでよかた

インセプション(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幸せな場面と不幸な場面があったとして、どちらかを現実に、どちらかを夢にすることができたとしたらどうする? と観終わった後に考えています

不幸な現実を生きながら幸せな夢を見たら、より不幸に感じるかもし
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

原作小説を未読のまま映画を先に観たけれど、この映画を魅力的にしていることの大部分をゆらぐことのない言葉選びが担っている気がして、どこまでが小説の力だったのだろうかと気になった。
もちろん言葉の良さをそ
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

よかった! 泣いた!
あらすじをざっと読んで「ありそうだな」と思った演出が最高なタイミングで最高な形で来てくれた。
音をわざと残したりしている部分があるのかなって思う、とてもリアルでよかった。

The Other Pair(原題)(2014年製作の映画)

-

いい話だしこういう形の平等もあるんだろうと思う
でもこういった作品になるときに横たわりがちな「貧困は綺麗じゃなきゃ見れたもんじゃない」みたいな前提があんまり好きじゃなくて、なんで私これ観ちゃったんだ?
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人間潰れるとジュースになる……(学び)

この世界の中にいたら私は誰なんだろうと思って見る癖が抜けない。最初はあのおじいちゃんなサイエンティストで、しばらく誰にもなりたくなくなったあとに、ビルがたくさ
>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

番宣が終わるぎりぎりに飛び込んだ。
小さい部屋の前から4列目を選んだから、視界から溢れるし少し首は痛いし、字幕を見るために視線を下げないといけなくて大変ではあった。でも手元がスクリーンでずっと明るいせ
>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

評価難!

綺麗、だけど凄い見放してしまいたくなる映画だった
主人公の感受性の豊かさに置いてきぼりにされたから。理解はできるけど共感はできないくらい豊かで、共感させる気も多分ない。だからプツンて切った
>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

先に落下の王国観ちゃったから、「あれがやりたかったんだな」という感じが少しした 描写の遠慮のなさがすごい

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

4.0

歪んでいるからといって正しくないわけではない
音楽の使い分けがよかった