Moiaiさんの映画レビュー・感想・評価

Moiai

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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

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行政が中立であるべきというのはわかるけど、グループホームの前でメガホンで叫ぶレベルのデモを起こされたらさすがに介入すべきでは、と思いました。地域住民が使う「監視」もすごい言葉である。誰かに何かを押し付>>続きを読む

ラストゲーム(1998年製作の映画)

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相変わらずバスケに夢中でして、バスケパダワンとしてやらしてもらってます。というわけでバスケマスターがバスケ作品をたくさん教えてくれたので早速ひとつ観ました。

OPからずっと音楽が大袈裟なクラシックで
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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音楽がドンピシャすぎて頭を抱えました。最初は『恋はデジャブ』系のラブコメかと思ったが、結局恋は人生の一部に過ぎず、さまざまな出会いと別れが人生を織りなすのである、という平凡な教訓が残るが、海辺の実家や>>続きを読む

極道の妻たち(1986年製作の映画)

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本当はゴッドファーザーを観たいと思ったんですが、なかなか勇気が出ずこちらにきてしまった。初めて観ました。女の視点から描く任侠もの、かなり面白くないか?(今更) 辞書で引いたら出てきそうなキャットファイ>>続きを読む

ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー(2023年製作の映画)

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2011年2月当時パリに住んでおり、新聞で記事を読んだことをよく覚えていますし、ラペルルの前を通るたびに、ここがあの……となっていたことを思い出します。
ガリアーノの差別発言は改めて見てもとんでもない
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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バカンス映画は好きだけれど、わたしが慣れ親しんだバカンス映画とは異質な鬱と不安と寂しさがずっと流れていたのでしんどく、何回かに分けて観ました、ごめん。スローになる「Tender」でいよいよぞわぞわが強>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

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ネイルサロンで施術を受けながら観ました。
いつもネイリストさんと近況報告をし合うのだが今回はクズ男話が豊富で、この世にはこんなにもクズな男しかいないのか…?とふたりで絶望しかけたんだけど、いや、基本的
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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今の入管は絶対にダメだしパパ活はおぞましい、あらゆる景色は美しく世界は醜い、藤井隆がいたってどうにもならないことがある、悔しいけれど。悔しさに身悶えながら観ていました、ずっと悔しい

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

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いやーーーー面白い、圧倒的クソ男から、ヤケになったり絶望したり吹っ切れたりしながらお買い得なロマンチックガイになっていくさま、面白すぎる。演劇のようなワンシチュエーションだけど、いつのまにか地味な田舎>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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マキタスポーツさん、現代日本を代表する名俳優じゃない?

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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いい映画だったな、画の作り方がとっても好きだった。
それにしても辻本さん、こんなバリバリな会社でどうしてこんなにやさしいひとがいるんだと思ったら(偏見)、大きな喪失を抱えているひとで胸がぎゅっとなりま
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ルックバック(2024年製作の映画)

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時間が空いたので映画を調べたらちょうどいい時間にやっていたので観にいきました。
スクリーンを見つめながら、きっと画面の中のたくさんの要素をわたしは見逃していて、何度見ても新たな発見があるのだろうと思っ
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(2023年製作の映画)

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北野作品初期しか観ていませんしこの作品も前情報ゼロで視聴しましたが、こんなにもコントだとは思っておらず、敢えてなのか何なのか、バタバタした印象の編集がさらにコント感を強めており、最初から最後まで何もか>>続きを読む

BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち(2024年製作の映画)

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このときの渡邊雄太さんを見てNBAを見るようになり、今やマブスファンになってファイナルまで楽しんでいるわたしなので感謝を込めて観に行きました。躍動する渡邊雄太さんを久しぶりに見てとってもうれしくなった>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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猟奇的な感じかと思い見始めましたが、90年代の地味ハリウッド映画(『秘密の絆』など)を思い出す質感でした、特に恋愛パート。良くも悪くも。
それにしても女と子供がミソジニーに対抗しようとすると、逃げるか
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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ネトフリに来ていたので観ました。西部劇であり「まなざし」の力の映画であった。まなざされることは耐えがたく、まなざさないことは身を守ることであるけれど、同様に連帯の合図でもあることが示されていて、ずっと>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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いやいやいやいやいや無理無理無理、いやいやいや人間にこんなに面白いものが作れるか????え、本当に?????え??????1作目を超えてくるどころか、ちょっと自分の見たものが信じられない次元まで行って>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バービーって10代のはずなのにどうしてマーゴットなんだろうと不思議だったけど、マーゴットの肌に現れているシワやたるみやクマや、とにかくあらゆる"痕跡"のためで、それはそのまま彼女のチャームであり、ああ>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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タイトルでネタバレしてるけど大丈夫?と思って見たが全然大丈夫で感心しました。特にプレゼンの面白さ!そして上司になるに従い、上申が勢いだけじゃなくちゃんと頭で考えてて"歴"を感じました。なので聖子さんへ>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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鬼太郎のことも水木しげる氏のことも何も知らない愚者でありますが、わたしがフォローさせていただいている方々が軒並み高評価していて気になり観ました。

普通のキッズ向けアニメ映画かと思っていたらちゃんとグ
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

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間違えてモノクロを観てしまったが、いかにもな映像の質感といかにもなセット、いかにもな脚本と現代的すぎるセリフ運びに最初はムム…となりました。ただ戦争に取り憑かれた男の神木隆之介さんはとてもよかったです>>続きを読む

劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(2017年製作の映画)

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人種差別はほんとに腹立たしいのでご丁寧にバスケで勝負してあげなくても即出国させ永久追放ということでいいんじゃないかと思いますが、彼らも一度痛い目を見れば自国に戻ったさいのアジア人への態度が改まるかもし>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

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シティーハンターはたまに平日夕方にやっていたのを見ていただけであまり覚えていないのだが、なぜこの時代に実写化…?と思ったものの、トー横界隈の若者たちを絡めていて意外とちゃんとしてた。ガンアクションもか>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

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えーーーーーーーーっ良すぎるな。静かに進むので、形而上的SF…?ソラリス的な感じ……?ミッドナイトスカイとか……?と身構えましたがちゃんとスリリングなエンタメになっておりありがたい。新言語の研究と習得>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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原作読んでないんですが和山やまさんの漫画は好きなので気になっており観ました。
岡くんの歌、さすがに声変わりするあの時期の貴重な一瞬間すぎて圧倒された。キャスティングが奇跡。
あと綾野剛さんのことこれま
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

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アニメで見たときも思ったけど、わたし小戸川くんみたいなひととデートしたことあるんだよな。あのときオッドタクシーの主人公に似てるねって言ってあげることができればよかった

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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先生!!わたしやっぱりDUNEが大好きです!!!!と大声で宣言したくなるくらいに好きでした。今作も当然IMAX。万一この作品に低評価をつけてるひとがいたら多分IMAXで観てないんだと思う(暴論) でも>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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ネトフリで何か作品を見終わるたびにずっとおすすめに出てくるので見ました。
見てみたら主人公の大くんが中高バスケ部だったということなので、だからおすすめしてきたのか!と納得(?)。納得といえば、ばっとカ
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

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パリに留学していたとき、海外の友人に『Ratatouille』がさ〜と言われてなんの話?となり、原題が大きく違うと知ったことを思い出して観ました。
わたしは幸運にもネズミが近くにいない生活を送ってきた
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

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ドラマを2話まで観て、ひぇぇんおもしろい〜〜〜🥲となり、見終わるのがもったいないから(『アトランタ』も見るのがもったいなくて途中で中断してる)、オリジナル版でも見ておくかと思い見ましたが、こっちも普通>>続きを読む

ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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年明け早々まんまとアニメにハマって全シーズン一気見して、劇場版を待ち侘びておりました。初日朝イチ回です、ありがとうございます。
ハイキュー、コートに立つ人も立たない人も会場にいる人もいない人も、バレー
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マーベルズ(2023年製作の映画)

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え、めちゃめちゃおもしろかったんですが〜〜〜〜‼️‼️⁉️⁉️ 最初から最後まで何もかもが〜〜〜‼️‼️なんで評判悪いのか全然わからないな、楽しくって楽しくってキャッキャと笑っちゃった!こういうのでよ>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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常にケガを負っているマリコ、つらすぎて心臓のあたりがかゆくなった。傷はすべて周りの男によるものなのに、自ら傷を受けにいっており、そしてそれがシイノの存在を感じるためなのはあまりに「めんどくせー女」だが>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

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服っていいよね、わたしもかわいい服が大好きです。ファッション、特にハイブランドになるとまさに資本主義の最たるものという感じで思うところがないわけではないが、それでもすてきな服を見つけたとき、それを身に>>続きを読む