BONNAさんの映画レビュー・感想・評価

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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.5

この頃と比べて今の司法は少しはまともになってるんだろうか
日本警察の地道な努力と根性の凄まじさは体感したが、法律は一体何を守っているのかという虚しさにも駆られた実話だった

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

ミッションインポッシブル〜史上最低の仮免講習〜とも言うべき今作
容赦なく踏み潰される高級車
美しく谷底へ落ちていく夢の豪華列車
IMAXでの臨場感は過去最高級
どうすんだよ…1作目でこんなにアクション
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.0

字幕版を観るために車で片道3時間の映画館に参りました。
結果、全体的な雰囲気も役者さんの喋り方も、めっちゃロバート・ロドリゲス臭がするなと感じました。
タランティーノにはあと少しといったところでしょう
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公=吾朗
じっちゃん=駿
積んだ石=ジブリ

…ではないでしょうね、もちろん
細かすぎて伝わらないどころか、壮大すぎて何も伝わらんかったです
マジでこれを遺作にするつもりなのか、パヤオよ

駿作品
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

空気が美味しそうな景色なのに
なんども窒息しそうになった

呼吸ができる人と
一緒に過ごすことの大切さと
ありがたみが
身に染みました

夜のスカート(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

逝去した母に未練を残す主人公+消えた妻の痕跡を辿るかつての同級生+父との生活の中で母の存在を想うその娘
母を想う娘のために何か出来ないか→そうだ、妻のスカートを履いてみよう!
結果、ヒゲのおっさん同級
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

4.0

子どもの頃からずっとそばにいてくれた大好きなマペッ…ぬいが、主人公を除く全ての生命体を闇に葬ろうとする英国製ブラックコメディ。
声とテンションはほぼセサ◯のエル◯なので、動悸がするほど可愛いのにお仕事
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

字幕版を観たかったけれど近場の映画館ではやっておらず。いつかジャック・ブラックのクッパが観たいという願いを、むしろ呪いを込めて字幕版の上映を待ち望んでおりましたが、とうとう禁断症状が出てきたので致し方>>続きを読む

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.0

インドのMCUと言うかシャ◯チーをラブストーリー濃いめにしたような感じでした。アベンジャーズの名前が劇中で出てきたけれど、そこまで全員のキャラは立ってない。
延々リア充の炎に焼かれまくった。ありがとう
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ケイトの演技は素晴らしかったですが、リディア・ターという人物については全く共感することなく終わってしまいました。
正直、自業自得と言いますか。そりゃ近場の人と寝まくってたらそうなるだろうって感じですが
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明日香に生きる(2023年製作の映画)

4.0

日本の7割方の医療関係者と8割方の介護関係者が「俺/私もこんなケアをしたかったのに」と絶望or嫉妬しそうな素晴らしい医療介護&ご家族&ご本人の連携ぷりを見せつけられる118分。ここに映えしかない奈良県>>続きを読む

大地よ アイヌとして生きる(2022年製作の映画)

3.5

自分も義務教育時代に「日本には農耕民族しかいない」と教えられてきた人間なので、そうかこういうところから疎外(阻害)の芽が生まれるんだなといろいろと反省してしまった。
宇梶静江さんが語るアイヌ文化…と言
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ケアを紡いで(2022年製作の映画)

4.5

全世代、特に20代〜30代の方は観ておくべき作品だと思います。なんなら今その辺でやってるコナ○くんとマ○オの予告編の間にこの予告編を差し入れて、上映している映画館に誘導しても良いのでは、とさえ思ってし>>続きを読む

うつろいの時をまとう(2022年製作の映画)

4.0

日本伝統の瞬間美をファッションに昇華させた職人2人と、彼らが手がける《作品》達の物語。
映画のコンセプトとかけ離れた感想かもですが、そう言えばコロナ禍以降、いい服買ってないなーと。
自分が歳を重ねると
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

5.0

構築してきた他者との繋がりは、決して合理性だけで割り切れるものではない。
そのことについて、決して説教臭くない形で教えてくれる作品。

我が身と主人公の考え方にシンクロする部分があったため(超合理主義
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.5

ラストの一言が衝撃でした。ぬいぐるみとしゃべること。そして他人としゃべることの大切さを知ることが出来る作品。
冒頭でなんでだよ!と叫びたくなったけど、ラストでようやくかよお前らよお…と完全に親戚のおっ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

search1は未鑑賞。zoomとSNSは観ています。
何というか、後者二つに比べて圧倒的に情報量が多いですね。そして社会派エンタメ作品と言いますか。
開始早々、主人公の女子が次々と親御さんやその彼氏
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サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

3.5

某A24系のトンネル映画を観ていると、思わずアッ!と叫びそうになってしまうシーンあり。

町の人に慕われている謎の主人公と、その周りの関係性が一切謎な人々。しかも登場人物に関する知識、最初っからほぼ伏
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仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

4.0

前作は芸術的な仕掛の美しさに見惚れる作品でしたが、今作はそれに加え、不可侵の《掟》を守る人々の繋がりの美しさを堪能する作品でもありました。
そして前作以上に漢気と色気に満ち溢れた豊悦梅安。いい。すごく
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりにも辛すぎて何回か泣きました。何が辛いって、ブレンダン・フレイザーの娘を見る時の眼差しが切なすぎる。日頃から娘にゴミみたいな目で見られ続けてけちょんけちょんに貶されてても、娘が可愛いと思いたい親>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

まずは12歳の頃の面影を残したまま育って下さった、イザベル・ファーマン氏にひたすら拍手です。素晴らしい。本気で33歳になっても演じられるのではないかと思ってしまう。あともう1作、いえ、もう4作くらいは>>続きを読む

映画刀剣乱舞-黎明-(2023年製作の映画)

3.5

《歴史》で残るのは勝者の歴史
敗者の歴史や“取るに足らない小さな者”の歴史は遺されないことが多い
この映画の中心は“敗者にされてしまった者”と“取るに足らない小さな者たち”
そんな彼らの声を聴くための
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.0

あんぱん食ったら頭からお尻まであんこがぎっしりだったというのと同じくらい、頭からラストまでニコケイ。Everything Everytime Everywhereニコケイ。これ一本見ればニコケイのこと>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

無印上映当時にめちゃくちゃ評判が良かったことは存じ上げておりましたが、タイトルに恐れをなして観に行っておりませんでした。
どれくらいの抵抗感があったかと言うと、二曲しか知らないのにぼっちでBABYME
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.0

原作既読勢。
いろいろ物申したいことはありますが、まずは良い点から申し上げますと……

柄本明氏の起用ですね。

もうこれに関してはでかした素晴らしいよくぞこの逸材をこの役に当てたとしか言いようがござ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

元祖を見てから楽しむべき作品。

シン・ウルトラマンも映画館で観た人間です。なお、仮面ライダーについての造詣はあんまり深くありません。
良い意味でも悪い意味でも、ダイジェスト版の感が否めなかったです。
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.5

ペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが共演するのはアルモドバル監督作品ぶりでしたっけ?ペイン・アンド・グローリーの印象が良い意味でも悪い意味でも吹っ飛ばされるような、超個性の作品でした。
この主題
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「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち(2022年製作の映画)

5.0

この映画の焦点は一見して《大川小の児童が津波で流された際の責任の所在がどこか》を追及する作品に思えます。ただ、実際はもっと深くて、何故先生達は教え子達を救えなかったか(特に津波から逃げ切れた先生もいら>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.0

久々に観るだけでカロリーを消費した感あります。途中からずっと脱いでんなこの人達と思ってましたが、ラストも脱いでましたね。無駄に。ここまで来るともういっそのことギャグですね。脱げば笑い取れると思ってる芸>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

リョーハ役の人見覚えあるなと思ったら、インフル病みのナチスバスターズの人だった。そら見覚えありますわ。
フィンランド人女子×ただ寝台列車の個室が一緒になっただけのロシア人青年のビミョーな距離感を楽しむ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

元風俗嬢現弁当屋の謎のお姉さん=《ちひろさん》。
家族じゃない、でも居場所を作ってくれる彼女に惹かれる人は多い。だが、彼女自身が何者なのかを知る人は、多分誰もいない。

弁当屋を舞台にした映画やドラマ
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

《2ちゃんねる》や《Winny》が何かを知らなくても、社会人であれば何となく自分との共通項を見出せる作品。

かく言う自分も、Winnyのことはほとんど知りません。
ただ、上司からの指示が社会通念上あ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

誰だっけ、この眼帯のおっさん。なんか見たことあるけど…と思っていたら、とんでもねえお人でしたね。
だが、この作品はスピルバーグ監督作。前作ウエストサイド某の悪夢(個人的に旧作が素晴らしすぎたことと、丁
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

ハンカチ3枚もしくはバスタオルをご持参ください
中盤からミシェル・ヨーのカンフーアクションが炸裂しまくるので、できればIMAXでご覧ください
殿方はお尻の防御強度を上げてから観に行って下さい

私から
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

途中立て続けに現れるマーライオン(比喩)の群れに呆然となりながらも、なんとかラストまで観終わりました。
取り敢えず、ビジュアル的にも良い意味でも悪い意味でも印象に残る、強烈な作品でした。

あと、この
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.0

私、この映画のサブタイを《三千年の戦い》と読み違えていたんですよね。
マッドマックスみのある荒ぶる戦闘シーンもあるにはありますが、メインはティルダ演ずる学者と魔人との恋バナでございました。別にティルダ
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