ももさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

もも

もも

映画(56)
ドラマ(3)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.8

キューブリック版「風と共に去りぬ」

キューブリックの圧倒的映像美が頂点に達した渾身の一作に感じました。本当に美しい。しかし、ストーリー面に消化不良を感じてしまいました。もう少し起伏が欲しかったです。
>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

5.0

グロリア・スワンソンに萌える映画。

傑作という言葉以外思い浮かびません。この映画を見ていなかった頃の自分にさっさとみろと言ってやりたいくらいです。

本当なら星5以上の評価をしたい。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

クラシック音楽が素晴らしい

この映画は監督のセンスで出来ている映画だと言っても過言ではない。

見るたびに私の心が乱され善悪の境界線がわからなくなります。しかし、映画とは娯楽であり芸術でもありますの
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

「ジュラシックパーク」ばかり見ていた私に映画とは何なのかを教えてくれた大切な映画

初めて見たときはイミシエーションばかりで退屈だったのを覚えています。しかし、私はこの最期のクロスカッティングのシーン
>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

1.0

またお前か。のエメリッヒ監督が撮った痛快娯楽SFモンスター映画。

とにかく前作より数段でかい宇宙船で来れば人類簡単に滅せるっしょ?の脳筋宇宙人と気づいたら地球ヤバイの人類サイド。

一回でもうお腹い
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.5

日本人には合わないように感じました。

コーエン兄弟ならではのシュールな笑いが映画の中に散りばめられているのですが演出がガチすぎてホラーに近い映画です。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.1

全てに逃げてきた二人が最後に見たものとは。

この映画は若者の私を深く考えさせる映画の一つです。なぜなら私も色々なものから逃げ回り今生きています。

しかし、最後に二人が社会に立ち向かったのはとても辛
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

5.0

傑作です。

あのハッピーバースデーのシーンが凄く好きです。
歌の効果的な手法はこの作品の一番の見所ですね。

シーンを一つ一つ役所の人間が語りながら視聴者に投げかけるのも斬新な発想でした。

命短し
>>続きを読む

(1985年製作の映画)

4.4

圧倒的な映像美

ストーリーは単純。だが映像が生きている。カメラのアングルや背景と人間の使い方は素晴らしいとしか言いようがない。

しかし、人間のヒューマニズムが黒澤監督の初期の頃と比べると薄い。惜し
>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画です。

敗戦国のイタリアの背景を舞台に自転車を盗まれた男が探し回る話。

ドキュメンタリータッチで描かれるイタリアの街は本当に生々しく、悲しい印象を受けました。

裏窓(1954年製作の映画)

3.5

ヒッチコック特有の演出とカメラワークにハラハラさせられました。

驚いたのが最初のシーンから部屋の模様まですごくカラフルでポップな雰囲気だった事です。上げて落とすというのを狙ってたんでしょうか?

>>続きを読む

波止場(1954年製作の映画)

4.0

最初の方はなぜアカデミー作品賞に選ばれたのか違和感を感じる映画でしたが後半から一気にくる作品です。

一言で言えば勧善懲悪です。しかし、「荒野の決闘」と同じで味方側も大切な者を失います。

テリーのボ
>>続きを読む

アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.2

傑作映画でした。

アティカスと息子たちに起こった事、感じた事を娘のスカウトが回想するはなし。


どちらかというと法廷ドラマよりファンタジックな雰囲気に近い映画です。子供の頃に起きた嫌な事、良かった
>>続きを読む

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.5

素直に良かったです。

社会風刺映画であり、最高の喜劇映画です。

しかし、「街の灯」と比べると少々物足り無かったです。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.5

ガイ・リッチー全盛期の作品。

特徴的なかすれたような画面作りが雰囲気にマッチしていると思います。音楽もいい。

しかし、脚本の細かい穴が気になって仕方ありませんでした。それさえなければかなりいい作品
>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

この映画のテーマは
怒りは人を幸せにするのか?
人種差別は正しい行いなのか?
だと感じました。

父親から兄へ。兄から弟へ。終わらない人種差別への偏見の結果があんな結末になってしまうなんて衝撃的でした
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画が好きな人には堪らないオチがある作品

この作品は最後の9分間の演奏に全てが集約されるでしょう。そこまでの演出表現も見事!ユージュアルサスペクツに似たどんでん返し。あそこであのラストは衝撃を受けま
>>続きを読む