TOMTOMさんの映画レビュー・感想・評価

TOMTOM

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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.2

PLAN75なる制度が、独居老人を対象にしているようで、釈然としなかった
おそらく、病人は既に存在せず、年金も僅かばかりで、子どもがいても、制度を利用する風潮なのだろう
死ぬのをやめたミチが、生を実感
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首都消失(1987年製作の映画)

2.2

東京近辺が謎の雲に覆われ、外界と遮断される
パニック映画と思いきや、国民に、さしたる動揺は無く、雲を調査する企業や、報道にフォーカスした内容で、流れる音楽も、のどかな感じだった
電磁波作戦も、時間の経
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悪名波止場(1963年製作の映画)

2.7

麻薬の密売に売春、殺人までする鬼瓦組
縛られたまま海へ落とされた朝吉は、九死に一生を得て生還し、一味を拳で懲らしめる
警察に訴えるとはいえ、手ぬるい、お仕置きだった
投げキスする保育園児のマリが、おし
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復活の日(1980年製作の映画)

4.4

脊椎を持つ生物を殺すウイルスの拡散
核爆弾の応酬
人間が、凄絶にやらかす
たった1人、大陸を歩き続ける吉住の姿が強烈で、鳥の飛ばない空が虚しかった
邦画とは思えぬスケール、キャストで、テーマ曲も印象深
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リスボン特急(1972年製作の映画)

3.0

青い画と少ないセリフが眠気を誘う…
人影も無いリゾート地の銀行には、謎に大金があった
不審な死体で足が付く、銀行強盗の面々
警視と強盗一味との人間関係が分かりづらかった
列車からの麻薬強盗はスゴかった
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.6

全編、重い緊張感が続き、胸が苦しかった
南部の凄惨な状況も、北部の陰湿な状況も恐ろしかった
家族を思い、耐えて生き抜いたソロモンが、奇跡的に解放された一方で、パッツィーのその後には、暗澹たる思いしかな
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左きゝの拳銃(1958年製作の映画)

2.0

ビリー・ザ・キッドを描く
義侠心からの復讐後、仲間を失い、保安官を殺して脱獄するも、未来を絶望視する…
有名な若きガンマンの生涯に、アウトロー感が足りなすぎると思った

大鹿村騒動記(2011年製作の映画)

3.0

駆け落ち事件から18年
結局、善と治は、2人で貴子の介護をするのだろう…
伝統の大鹿歌舞伎を知る

悪名市場(1963年製作の映画)

2.5

朝吉と清次の偽者が横行する
偽者の狡い仕事ぶりを見ても、悪名を売った罰と言って、名乗らなかったのは、らしくないように思った
服装を真似されるのは、分かりやすくイタい…

信長協奏曲(2015年製作の映画)

3.0

誰も知らない歴史
人を殺し、殺される体験は嫌だと思ったが…
ぶっ飛びの設定で、コミック&ドラマ未視聴でも気にならなかった

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

3.5

終わりよければすべてよし
人間もエイリアンも、それぞれに成長する
ずっと、仲良し家族でいてほしい

フランティック(1988年製作の映画)

3.5

スーツケースの取り違えで、医師の妻が運び屋と間違われて拉致される
電話番号が書かれたマッチを発端に、医師は運び屋を見つけ、依頼人と接触して、妻を取り戻す
ストーリーは凝っていたが、密輸した起爆装置を受
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ペイルライダー(1985年製作の映画)

3.6

拍車のついたブーツを履く牧師
その正体はガンマンだった…
金の採掘のために山を崩し、保安官と結託して町を牛耳る輩達と対決する
揃いのコートに帽子姿の保安官と手下達を、かくれんぼ作戦で次々と倒し、保安官
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奇跡の人(1962年製作の映画)

4.3

2人の演技が素晴らしい
サリバン先生が、ヘレンの学習欲を信じ、妥協を許さず、体当たりで指導するのはスゴかった
ヘレンにフォーカスしての続編も見たいと思った

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

2.6

21歳の被告の女性には5歳の子どもがおり、学生時代、長距離の選手だったという情報は、参考にならないと思った
更に、母性を考慮した意見がなくて残念だった

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.3

なかなか煩悩に勝てない、修行僧の日々を描く
それでも、僧侶の所作は美しかった
結局、バブルな彼女は、どうしたいのだろう…

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.9

おとぎ話がヒートアップ
壮大なスケールだった
無敵の王子が選んだ嫁が、結構キツかった

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.7

ストーリー的には珍しくはないものの、映像は美しく、インドらしい世界観
伝説というより、奇跡を見ているようだった
2人の王子を育て上げ、国を治めていたシヴァガミが何気にスゴかった
後半はバーフバリパパの
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櫻の園(1990年製作の映画)

3.0

桜の季節
創立記念日に、伝統の舞台を演じる演劇部
毎年、同じ演目を演じるだけあって、衣装もセットも豪華だった
部員達のおしゃべり主体の構成であったが、本番を前に、顧問や部長も、らしさがなく、部活に見え
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ザ・メガロドン 大怪獣覚醒(2023年製作の映画)

1.4

ハワイ沖の深海から、超高速で泳ぐ、巨大鮫が複数現れ、何でもかんでも丸飲みする
付近の研究基地にいた科学者と戦艦の乗組員が呼応して、鮫を爆死させる
使命に燃える科学者と乗組員達の、肩に力が入ったセリフが
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RONIN(1998年製作の映画)

3.5

兵器が入ったケースを奪うため、集められた元諜報員
その中には、テロリストの配下と、テロリストを追う者がいた…
人混みで銃を乱射し、カーチェイスはドリフト、クラッシュ、逆走と猛烈だった
交通事故多発にア
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ヴェンジェンス(2017年製作の映画)

2.5

強姦事件を起こしたヤツらも、裁判もクソだった
事実を知る警察官が私的に動き、犯人全員を撃ち殺す
滝の下流から銃殺の遺体が出たら、どうするのかと思ったが、諸々、暗黙の了解のようだった
ナイアガラを無駄に
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レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.4

父親が操縦する燃料切れの旅客機を娘が救う
世界中で大勢の人間が一瞬で消えた、という大事件のその後が気になった
日本では、「神隠し」と言うのだろう…

トカレフ(2014年製作の映画)

3.0

一人娘を溺愛する、元ギャング
娘を殺した犯人捜しが、やぶ蛇になる
やらかした上に、襲撃を偽装したエヴァンは、真実を隠し通せるだろうか…

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.6

致死率の高いウイルスがアメリカに上陸し、変異して空気感染が起こった、と思いきや…
変異が速すぎるので、宿主の猿が両方のウイルスを持っている、という怪しい結論になり、猿は指名手配され、ものすごいスピード
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

核爆発をチームプレーで寸止めする
前半はカーチェイスぐらいで、いささか地味な画だったが、後半は全力疾走での追跡やヘリでの空中戦など、満足のアクションだった
そして、カウントダウンからが長かった…
ソロ
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荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

3.2

赦しで、幸せを掴む男女を描く
西部劇の要素はあるものの…
イエローレッグは紳士的で、キットは高潔で、お似合いの2人だった

孤高のメス(2010年製作の映画)

3.5

当麻医師がスゴすぎる
知らない方がよかった病院事情が、多分にあった

緋牡丹博徒 仁義通します(1972年製作の映画)

3.3

豪華な顔ぶれのフィナーレ
大阪の堂萬一家の跡目争いに乗じて、伝法一家が仕掛けてくる
とにかく、直接的に殺しにくる展開で、皆、次々と命を落とす
怒りの殴り込みで生き残ったのは、シルクハットの熊虎の親分と
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緋牡丹博徒 お命戴きます(1971年製作の映画)

3.4

軍需工場の廃液問題に、ヤクザが絡む
初七日の法要中、寺での殺し合いが凄絶だった
お竜ファンの安二郎が、結城の親分殺し、所長殺し、結城の三代目の正体をバラすという重要人物だった
そして、熊虎の親分は絶妙
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緋牡丹博徒 お竜参上(1970年製作の映画)

3.4

ハイカラな芝居に時代の変化を感じるものの、切った張ったは相も変わらず
お竜は、お君に再会するも…
「優しい人が、強い人だ」は素敵なセリフ
熊虎の親分は、もはや愛のヒーロー

緋牡丹博徒 鉄火場列伝(1969年製作の映画)

3.4

祭りの賭場の仕切りを巡り、渡世の兄弟関係にも、嘘っぱちが横行
仁義を通すお竜が、悪党一味を相手に無双する
緋牡丹の魅せ方が凝っていた
熊虎親分は唯一無二の存在のようだ

第三の悪名(1963年製作の映画)

3.2

カポネ一味に、一泡ふかせたのは良かったものの…
朝吉も清次も、中途半端な暮らしぶり
第三の男は、背中に気合いは入っていたが、まだまだ駆け出しだった

シャイン(1996年製作の映画)

4.0

気がつけば…
デイヴィッドは金持ちの女性と結婚し、素晴らしいステージで演奏し、名声を得ていた
占いの結果は謎だったが、デイヴィッドをサポートし、愛に応え、「リストの曲で泳いで」なんて言える女性は彼女だ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.4

海上の研究施設が、事故で破壊し浸水する
更に、飼育していたアオザメに攻撃され、次々と人が喰われる
最終的に、コックが救世主のようだった
脳が大きくなっても、知能が増すとは思えないが…