723さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

しんみり映画。
地味だけど、じわーと入って来るこの感じ嫌いじゃない。アンソニー・ホプキンスが帽子を上げてさよならを言うシーンがかっこよくて切なくて、余韻が広がるのであった。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

明るさ0%…今の時代、もはやストーカー、キモい、としか言われなさそうな主人公。でも嫌いじゃない。むしろかなり好き。
死ぬ時って、こうして希望も無いまま、何もかも残して中途半端で死ぬんかね、と、恐ろしく
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.8

なんと清々しく、気持ち良い映画であることか。切なさと幸福感で、胸いっぱいよ。
アルパチーノ最高にかっこよかった。

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

登場人物3人とも濃いな…全く共感できん…と思いつつ見てたけど、ラスト15分で大好きになった。
なし崩しのハッピーエンディングだろうという勝手な予想に反して、まさかの離散で地味な終わり方。余韻をたっぷり
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シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.5

面白かった‼︎‼︎
一度落ちぶれたボクサーが復活する、ただそれだけの話なのに、ハラハラして泣けて、濃厚な2時間半だった。映画ってすごいね、と改めて思わされた良い映画。
ラッセルクロウの下り眉毛とごつい
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

2.0

残念ながらわくわくしなかった。
一見夢いっぱいの作品だけど、「夢見る事は大事‼︎大事なのよ‼︎」て押し付け感がすごくて、結局夢の対極にあるような気がします…。ディズニー映画ってこの手の説教臭さがどうに
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理想の女(ひと)(2004年製作の映画)

3.0

登場人物のウィットに富んだ会話のやり取りがおしゃれ。特におじ様達の男と女に関する名言連発。粋。
ヘレン・ハントが冒頭のイメージと相反して、最後ひたすら良い人だったのが拍子抜けしたけど、娘の存在がそうさ
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ面白かった!!!という感想は無い。この手の映画ってオチ無いまま突然終わっちゃうから、終盤になるといつエンドロールが出るか出るかとソワソワしてしまった。

…でも、こういう映画って時間が経つ
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

2.5

数多の西部劇パロディの原点ってここだったのか…と、変な所で感動。
男の世界すぎてあまり共感やら憧れやら生まれなかったけど、まあ、一度観てみてよかった。今後黒澤監督の用心棒見る時に、比較する楽しみもあり
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ウィル・ペニー(1967年製作の映画)

3.0

タフで純粋で不器用で、変なとこで臆病な、チャールトン・ヘストンの魅力全開。この男性像を嫌いになれる女がいるだろうか…。
他にも色々と見所はあるんだろうけど、私的には主人公の魅力が全ての映画。
褒めてま
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

イーストウッド監督作品は、基本的に重たくて鑑賞後に心に傷が残るので、それに耐え得る精神状態の時(元気な時)しか観ない。
この作品も中々の重さであった…。
最後には登場人物それぞれに、1%の希望のよう
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.8

深い。主人公と同年代か、それ以上の人でないと、見ても全くピンと来ないテーマかな。逆にその世代の人にはズドンと突いてくる内容で、かなり優れた語り口。どこまでもほろ苦い、大人ムービー。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

展開はフラット、だけどじんわり可笑しい、いつものウディ・アレン作品。特に新しい事はないけど、いつも通り楽しめた。
しかしトレイラーと本編のイメージとの間にギャップが…そこまで華やかな作品ではないです。

ルーキー(1990年製作の映画)

2.5

ステレオタイプのバディムービー。ソニア・ブラガとの濡れ場がなんか凄かった。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作が好きすぎて、新作が出るというニュースに興奮しつつも、期待値は低く低くして鑑賞。
結果、思ったより、よかった!
前作からのオマージュもふんだんに、重々しい音楽や土砂降りの雨など、「これが見たかった
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