しろくま氷さんの映画レビュー・感想・評価

しろくま氷

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ディスクワイエット(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人が急に消えたり場面がよく飛ぶ映像が続くので、廉価版「ドクタースリープ」?
しかし、出てくるモンスターや仲間がハッキリしてきて、事故直後の様子を見ながらこれが死後の選択であるのがわかってくる。
最終的
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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.1

犯罪者が許せないのははもちろんだが、警察や司法も含めて日本という国がまだまだだった……というか恥ずかしいほど未発達。
現在はきちんと改正されてると良いが。

ラヴ・アゲイン(2023年製作の映画)

3.0

セリーヌディオンの同タイトル曲を映画にした感じ。本人が出てるので文句なし。
知らない人からそんなメッセージが届き続けたら同僚の女の子みたいに詐欺だと思ってしまうな。

レンフィールド(2023年製作の映画)

3.5

ドラキュラの血は大丈夫?とか色々心配になったけれど、コメディホラーとしては大満足。適度にグロ。
ニコラスホルトは血だらけな半病人みたいなのが似合う。

噂のモーガン夫妻(2009年製作の映画)

3.3

仕事ができて財力があっても人として不器用さをあわせもつ夫婦。すれ違いから別居していたが、事件をきっかけに仲良くなる話。
ヒューグラントはいつもキュート。

カムガール(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーというよりサスペンス?と思いながら観たが、原因不明の理由が『ホラーだからわからなくて良い』なのかもしれない。
消化不良。鼻痛そう。

アヴィーチー: アイム・ティム(2024年製作の映画)

3.6

繊細な天才。
死因はあきらかにされてはないが、自殺なのかもしれない。悲しすぎる。まだこの世界にいて欲しかった。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.0

皮肉っぽいストーリーはおもしろかった。だけど嘔吐や汚物が多いのはマイナス。
長くこんじられた。

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.2

『考えるな、感じろ』タイプの作品。
作品を通して静か。風景や表情の撮り方が独特で印象的、青くさいセリフもおもしろい。
卒業作品のせいか、やりたいことが多くあったんだろうと感じさせられた。

ロンリー・プラネット(2024年製作の映画)

3.0

盛り上がりには少々欠けるが、無理に若く見せないローラダーンが魅力的。年を重ねた穏やかな美しさ。

モン・ラフェルテ: テ・アーモ(2024年製作の映画)

3.0

チリの人気歌手というのを初めて見たけれど、衣装や曲がどことなく日本の演歌や古い歌謡曲に似てる。

ラスト・ホリデイ(2006年製作の映画)

3.6

『最高の人生の見つけかた』の若い女性バージョン。
クィーンラティファが可愛いらしく、サバサバしててカッコ良い。ウインク最高。
………もし主人公と同じ状況に立たされたとして、自分にはそんな貯蓄ないなー、
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.3

エンタメアクションとしてはちょうど良い。怒りのデスロードど話がつながっていてストーリーも楽しめた。
悪役クリヘムも良い。

JOY: 奇跡が生まれたとき(2024年製作の映画)

3.5

実話ベース。ハラハラしながら観た。
新しい試みであるうえ、予算もなく、技術的な困難も多い。世論は厳しく不妊を『治療』と認めてもらえないなか、試行錯誤しながらの研究とその成功。素晴らしかった。
そしてト
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ステッピング・ストーン: 監督ジュリア・ライカートをつくるもの(2024年製作の映画)

3.0

時代とともに前向きに戦ってきた女性の記録。ゴッドファーザーという作品にもいろんな受け取りかたがあるのか。

だから、君なんだ(2023年製作の映画)

3.3

良い意味で裏切られた。思っていたのとだいふん違う展開。
見えたものが本当の運命かどうかわからないし、予測のつかない未来も魅力的。

マリア(2024年製作の映画)

3.3

イエスと同じく聖母マリアもまた出生から選ばれた人だった、という話。
静かな狂気がふつふつ膨らんでいく王が怖く、そして悲哀を感じる。アンソニーホプキンス名演。

ザ・レディ・イン・オーケストラ: NYフィルを変えた風(2023年製作の映画)

3.3

オーケストラ初の紅一点であるコントラバス奏者。女性であるゆえの冷やかしや苦労がたえなかったろうに、『軍隊には兵士が必要、ソロよりオーケストラの一員であることのほうが好き。』とあっさり言う姿がカッコ良い>>続きを読む

Ostinato(2023年製作の映画)

3.0

嫌なばかりだった不協和音を取り入れて、素敵な別の曲を作った……ということか?

A Farewell for Lilí(2022年製作の映画)

3.0

急死したおばあちゃんを彼女の霊と一緒に埋めてあげる話。つんできたマリーゴールドをそっと手向ける様子が優しい。ラジオが聴けているといいなぁ。

そのキスに"NO": スペインサッカー界が変わる時(2024年製作の映画)

3.3

ワールドカップ優勝を素直に喜べない大変なことだというのに、まったく知らなかった。選手たちが気の毒でならない。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

伝記的なヒューマンドラマかと思いきや、サスペンス要素がかなり濃い。
ケイトブランシェットの演技が凄まじい。男になるとまた別の色気があり、狂気じみたシーンは怖かった。
何が真実なのかは最後まで語られず。
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.0

シュールだった………
ピンクとパープルでできた性癖の話。
つまるところは奇形も見た目でしかない。

The Resemblance(2022年製作の映画)

3.2

亡くなった息子に似た人間を家に招いた夫婦。予想したよりずっと息子に似た男。
彼が死者なのかどうかはともかく、夫婦が欲しかったのは『許し』だったのが切ない。

心の声を見つけて: マケイラからの手紙(2024年製作の映画)

3.2

よく笑う恥ずかしがりやの少女。
感受性から紡がれる言葉の美しさ。

Mama Retreat(2021年製作の映画)

2.8

妊娠するのも子ども生むのも怖くなっちゃうやつ。

The Blue Drum(2022年製作の映画)

3.0

ストーリーが読みやすかったのでもう少しびっくりさせて欲しかったかな。

幸せの列車に乗せられた少年(2024年製作の映画)

3.5

『生みの親と育ての親』とはいうけれど、それよりもっと酷な親子の絆。どちらも愛してくれてるのは間違いなく、子どももまた同じ。
大人になってから気づく母親の愛情、返してやれなかった悲しみと悔しさは深い。
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

スクーターに乗った姿とスキットルでお酒飲んでるところを先に見たので、もっとドタバタしてるのかと思っていたが……。
実在の人物に基づいてるだけにストーリーは重厚、信仰や祓魔に関してもリアリティを感じた。
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.3

家庭を捨ててロックの世界に生きてきた母親なのだから、娘がどうしようもなく嫌うのもわかるんだが。しかし、魅力的な女性だと思う。

ムービング・オン 2人の殺人計画!?(2022年製作の映画)

3.4

上品でカッコ良い2人のおばあちゃん。
悪いひとになりきれない可愛いらしさと年を重ねているからこその言葉の重みが観ていて気持ち良かった。
ジェーンフォンダは変わらず美しい。

6888郵便大隊(2024年製作の映画)

3.9

事実をもとにした映画。
戦時中で困難とはいえ郵便物はこんなに届かなかったとは。
どれほど虐げられても憤らずに堪えること。正当な評価を得られれば見返してやれるからとはいえ、白人上司や他の兵士の嫌がらせが
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アヌジャ(2024年製作の映画)

3.4

労働でお金を稼ぐか、勉強で未来を切り開くか。生活環境のため前者を選ぶ子どもは多いのだろうな。本作のような『数学の天才』ではなくとも学校で勉強を、と勧める大人は必要。

エミリー・ザ・クリミナル(2022年製作の映画)

3.3

堕ちる、というのはこういうこと。もうお金の価値とかたぶんどうでもいいのだと思う。
『悪に染まったな』というセリフがとても象徴的だった。