ぬまちさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ぬまち

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のぞき魔!バッド・ロナルド/十代の異常な欲望(1974年製作の映画)

5.0

最高の映画だ!星5つじゃ足りないぐらい

高校の時、映画秘宝のムック本で読んでから、ずっと気になっていた作品。米国でBlu-rayが出ていたので取り寄せて見た。

とにかく主人公のオタク少年ロナルドの
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

5.0

ジョーダン監督とは好きなものがシンクロし過ぎていて目頭が熱くなる。オタクの夢全部叶えてるよねこの人。100億円自由に使って良いよとポンと渡されたら、こういう映画を作りたいよね。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.5

コロナ後初の映画館はスタローンに捧げました。

『ランボー』シリーズ、大学生の時にDVD借りて来て一気見したのが懐かしい。1作目のエンディングで流れるIt’s a long roadは、辛い時があった
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逆襲!殺人拳(1974年製作の映画)

4.0

これまでのシリーズの中で一番無難にまとまった作品といった感じ。ただ今回は脇を固めるキャラが結構立っていた。悪女ぶりを発揮する池玲子、前作に引き続き喋りまくる山城新伍、関西弁の女性電話オペレーター等々。>>続きを読む

殺人拳2(1974年製作の映画)

4.5

正武館の館長が安田大サーカスのクロちゃんにしか見えなくなってきた。

それはともかく、キアヌ・リーブスが千葉真一の大ファンなだけあってか、やたらジョン・ウィックっぽい2作目。

資料映像と前作の回想シ
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激突!殺人拳(1974年製作の映画)

4.5

千葉真一がゲス過ぎて最高。顔芸も。脳天カチ割りにチ◯コもぎ取りと戦い方もやりすぎで、もはやカラテなのかこれっていう。

あとやっぱり中島ゆたかさんが美人すぎ。

キング・ボクサー/大逆転(1972年製作の映画)

4.5

キル・ビルの超重要元ネタのひとつだったのに、今さら全編ちゃんと見た。主人公が怒りに燃える際にかかる鬼警部アイアンサイドのBGMと、眼球えぐり出しなどの残酷描写がキル・ビルに受け継がれていた。登場人物が>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

4.5

子供の頃、本で見たポスターが怖くて怖くて。そのページを開くのが怖かった。たまたまNetflixで見かけたので見始めたら最後まで一気に見てしまった。闇の傑作。

女の子の演技、普通の芝居の時は棒読みなの
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巨大アメーバの惑星(1959年製作の映画)

5.0

会社で精神的に疲弊して家に帰ったら嫁が飲みに出ていたから、一人で酒飲みながら観賞。

小学生か中学生の時にVHSを借りてきて見て感銘を受けて以来、一番好きなSF映画。

やはり特筆すべきは、火星のシー
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黄金の眼(1967年製作の映画)

5.0

冒頭20分、現金強奪→タイトル→カーチェイス→秘密基地の流れが最高すぎて見入ってしまった。ここだけでも繰り返し見ていたい。秘密基地の特撮感も素晴らしい。銭形警部のポジションのミシェル・ピコリもいい味出>>続きを読む

S.F.第7惑星の謎(1961年製作の映画)

4.5

SFキャバクラ惑星の謎

過去や脳内に思い浮かべたものを具現化する怪物が潜む惑星という『惑星ソラリス』を先取りしたかのようなアイデアが素晴らしい。男たちが具現化するのが過去に付き合った美女たちってのが
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恐竜時代(1969年製作の映画)

4.0

米国でブルーレイが出ていたので、取り寄せて二十年ぶりぐらいにちゃんと観賞。

同じハマープロの『恐竜100万年』の完全なる二番煎じなのだが、なんとも地味〜な作品。ハリーハウゼンの弟子、ジム・ダンフォー
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魔獣大陸(1967年製作の映画)

5.0

米でブルーレイが出たので、早速取り寄せて見た。

とにかく退屈で表題の魔獣なんて3分ぐらいしか出てこないけど、映画全体を覆う、気だるい、やさぐれたムードが最高なアダルト怪獣映画。

冒頭、場末のバーで
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恐怖(1961年製作の映画)

4.0

ホラーかと思ったら終盤は…。意外な展開を見せるハマープロの隠れた傑作。

猟奇!喰人鬼の島(1980年製作の映画)

4.0

オッサンのインパクト絶大な風貌、風光明媚なロケーション、インモラルな残酷描写と三拍子揃ったマカロニホラー。人を食ったような能天気な音楽に、表題の喰人鬼がなかなか出てこず、前半は睡魔との戦いだった。>>続きを読む

愛のメモリー(1976年製作の映画)

5.0

『スカーフェイス』は別格として、今まで見たデ・パルマ作品の中では一番好きかも。

学生時代に見て感動した覚えはあったが、ラストの空港ぐるぐるカメラ以外は覚えていなかったので、新鮮な気持ちで見られた。
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少林拳対五遁忍術(1982年製作の映画)

5.0

あー、面白すぎて吐くかと思った。何なんだ「忍者の王」って笑。

仲間を忍者軍団に皆殺しにされた少林寺の若者が、「金」「木」「水」「火」「土」の5ステージで待ち受ける忍者たちに立ち向かっていくき、遂には
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少林拳対武当拳(1980年製作の映画)

4.0

チャン・チェ監督作では『五毒拳』、『新片腕必殺拳』に続いて鑑賞。コメディー調だったのが、後半、裏切りと復讐の連鎖で悲劇に向かって突き進む様子は圧巻。

チンコもぎ取ったり結構残酷。

ファイナル・カウントダウン(1980年製作の映画)

3.5

本物の空母からの本物の戦闘機の発着シーンを見るための映画。本物の迫力を味わえます。

それ以外は正直ショボいと言わざるを得ない。音楽が「聖母たちのララバイ」にソックリで、火サスを見ているような雰囲気に
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

期待せずに見たけど面白かった。コテコテの90s選曲。かと思ったら小室哲哉が劇伴も担当してて笑った。安室ちゃんのsweet 19 bluesが効果的に使われてたけど、EDでも流れるのはくどく感じたので、>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

久しぶりに鑑賞。アマプラにあったので再生、面白すぎて思わず最後まで見てしまった。若者からピンハネして使い捨てる山守みたいな奴、いるんだよな。「この店の勘定、そこから出しといてくれ」は爆笑。

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

2.5

ピカチュウを見ずにあえてこっちを見た。王道の部活もの。外国人キャストが再現ドラマレベルだったのと、ギャグで滑ると背景の物が落ちる石器時代の演出で冷めてしまった。天海祐希に対して「何だこのババア」と言い>>続きを読む

大怪獣モノ(2016年製作の映画)

3.5

安心の河崎実クオリティーで安心した。
本当、豪華キャストの無駄使い。主演のプロレスラーが意外と良い芝居をしてるのが良かった。セタップ細胞、ババアは笑った。

ビヨンド(1980年製作の映画)

5.0

久しぶりに鑑賞。ストーリーはなく、脈絡のない残酷シーンが描かれていく。撮影がレベル高い。あと何と言っても音楽が最高。

燃える大陸(1951年製作の映画)

4.0

ハリーハウゼンもの以外の貴重なコマ撮り恐竜映画。

80分の映画のうち、最初の20分はおじさんたちが飛行機に乗っていて、次の20分は延々とおじさんたちが山を登っている映像を見せられる。
本当に退屈極ま
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

4.5

どんなグロシーンでも見れるけど、ゴキブリのドアップはキツい。

ミス・レプリゼンテーション: 女性差別とメディアの責任(2011年製作の映画)

4.0

『バチェラー』のようなリアリティー番組や、女子アナが男性コメンテーターをアゲるワイドショーに感じる暴力性が理解できる。非常に示唆に富んだドキュメンタリーだった。ミソジニー(女性嫌悪)が根強い日本でこそ>>続きを読む

ヘラクレス 魔界の死闘(1961年製作の映画)

4.5

傑作。イタリアお家芸のサンダル史劇ものに、これまたイタリアお家芸のジャッロものを融合させたかのようなミスマッチ感が味わい深い。特に冥界の描写が素晴らしく、どぎつい色彩は後の『サスペリア』のルーツを見て>>続きを読む

ロボ・ジョックス(1990年製作の映画)

3.5

最初の試合までの前半はかなり良かったけど、後半アラが目立つのが少し残念だった。コマ撮りの見せ場が案外少ない。もっと見たかった。

ジャックと悪魔の国(1962年製作の映画)

3.0

昼間からテレビで見てたら妻に「こんな下らない映画を見ている暇があったら家事をやりなさい」と怒られた。

おかしなおかしな石器人(1981年製作の映画)

3.0

久しぶりに見たけど、やっぱり日本語吹き替えじゃないときつい。その吹き替えが広川太一郎のアドリブ満載で絶品。
「あの役、俺のはず」
「あいつら人類以前」
「殺虫剤なんかねえよ時代考えろよ」
「かくして音
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トルコの肝っ玉野郎(1967年製作の映画)

3.5

これで鑑賞したコミッサーXシリーズも5作目。今回の舞台は邦題の通りトルコで、現地でロケしたエキゾチックな光景が楽しめる。後半はひたすらカッパドキア?でゆるいアクションを展開する。

ベイルート作戦・危機突破(1965年製作の映画)

3.5

明らかに『ロシアより愛をこめて』の影響を受けたマカロニスパイもの。負傷したタクシーの運ちゃんを病院に運んであげる優しいスパイ。

残酷ドラゴン 血斗竜門の宿(1967年製作の映画)

3.5

前半はタランティーノかと言わんばかりのバレるがバレないかサスペンスで引き込まれた。後半は怒涛のバトルになるが、殺陣に少し古さを感じてしまった。

話の話(1979年製作の映画)

5.0

ノルシュテイン傑作選の中では一番良かった。内容も表現も集大成的なものになっている。男が戦争に駆り出される様の表現には瞠目した。