ぬまちさんの映画レビュー・感想・評価

ぬまち

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The Perfume of the Lady in Black(英題)(1974年製作の映画)

4.5

なんだこれ。ミムジー・ファーマー主演の映画の中でおそらく最もヤバい作品。特にラストは衝撃的すぎてヤバい。『反撥』『ローズマリーの赤ちゃん』などの影響が濃厚だが、単なるパクリではなくオリジナリティがあっ>>続きを読む

魔の谷(1959年製作の映画)

4.0

『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の元ネタとして有名な作品。アマプラに入っていたので鑑賞。フィルムノワール調の犯罪劇がよく出来ていて面白い。特に中盤のバレるかバレないかサスペンスはなかなか手に汗握る。>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

4.0

ワクチンの副作用にうなされながら見た。前半は退屈なんだが有名なハサミのシーンと天井ババアのインパクトがすごすぎてヤバい。クライマックスもド派手で楽しい。

イルカの日(1973年製作の映画)

4.0

喋るイルカが大統領暗殺の陰謀に巻き込まれる異色アニマル映画。ぶっ飛んだ設定ながら『卒業』のマイク・ニコルズ監督だけあってクオリティーは高い。しかしみどころは何と言ってもイルカたちの演技。名優ジョージ・>>続きを読む

原始獣レプティリカス(1961年製作の映画)

5.0

久しぶりに見た!珍しいデンマーク製怪獣映画。チャチな特撮と戦争映画さながらの迫力あるミリタリー描写のギャップで有名な作品。その歪さは魅力的だが、個人的には単純に怪獣映画として見どころ満載なのがGOOD>>続きを読む

黄金の針(1974年製作の映画)

4.0

『燃えよドラゴン』のロバート・クローズ監督が燃えドラに続き放った香港アクション映画。

燃えドラからブルース・リーを抜き、田舎っぺ大将ジョー・ドン・ベイカーを投入。リーの華麗で美的なカンフーアクション
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I predatori di Atlantide/Atlantis Interceptors(原題)(1983年製作の映画)

3.5

『食人族』のルッジェロ・デオダート監督による、マッドマックス×インディ・ジョーンズ×アトランティスの闇鍋アクション映画。デオダートにしてはエロもグロもほとんどない。その代わり、チープな特撮とマッドマッ>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

面白かったしダニクレ版ボンドの掉尾を飾る作品としては満足な作品だったが、惜しい点も結構あったというのが正直なところ…。特にアクション。冒頭が最高潮で後はどんどん尻すぼみになるのはちょっとな…。

ここ
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The frenchman's garden(英題)(1978年製作の映画)

4.5

ポール・ナッシー監督、主演の実録犯罪劇。モンドマカブロのBlu-rayで鑑賞。撮影が美しくシネスコの画面も相まって格調高い作品となっている。残酷描写も抜かりなく、頭をハンマーでかち割ったり、頭に何度も>>続きを読む

The Strange Vice of Mrs. Wardh(英題)(1971年製作の映画)

4.5

傑作!セルジオ・マルティーノ監督のジャッロはハズレなし?『影なき陰獣』も面白かったけど、こちらはエドウィジュ・フェネシュの色気と倒錯的な映像、二転三転するストーリーで魅せる。『キル・ビル Vol.2』>>続きを読む

ルチオ・フルチのザ・サイキック(1977年製作の映画)

5.0

これは傑作!ルチオ・フルチ監督がスプラッター路線に舵を切る直前に手がけた、グロさ控えめの超能力サスペンス。一切のネタバレなしで見るべきなので筋については詳しく書けないが、まるでパズルのピースをひとつず>>続きを読む

天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

4.5

トッド・ヘインズやタランティーノなど、多くの映画監督に影響を与えたダグラス・サーク監督の代表作。クライテリオン版で鑑賞しました。

とにかく美しい画面を見ているだけで心が洗われる。特に青の発色が美しい
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女の秘めごと(1969年製作の映画)

4.5

ルチオ・フルチ版『めまい』。面白かった!フルチがスプラッター路線に舵を切る前の、地味ながら良質な不倫サスペンス。ジャン・ソレルは映画に出てくるとだいたい不倫してるイメージ笑。ビッグバンドな音楽が良すぎ>>続きを読む

ルチオ・フルチのマーダロック(1985年製作の映画)

3.5

ひと昔前の武富士のCMのようなダンスシーン。レオタード姿の女性たちがキース・エマーソンの曲に乗って踊るシーンはカメラワークも編集もキレッキレで楽しい。フルチにしてはビックリするほどグロくない。

チコと鮫(1962年製作の映画)

4.0

こんなにハートフルなサメ映画があっていいのだろうか。トロピカルなタヒチの風景を見てるだけで楽しい。サメ保護の観点からはアウトなシーンが多いので、ガチのサメ好きの方は注意。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

何と言っても見所はテン・リングスを生かしたアクション。武器になるだけではなく、それを使ってジャンプしたり足場にしたりと使い方がゲーム的で面白い。前半のバスや足場で展開するアクションも良い。トニー・レオ>>続きを読む

地獄の門(1980年製作の映画)

5.0

これまで断片的にしか見ていなかったのだが、今回初めて通しで見た。ゾンビ映画だが、ゾンビよりもウジ虫のシャワーとな脳天ドリルとか、ゾンビ関係ない残酷描写が印象に残る。特に、ジョン・モーゲンが脳天ドリルで>>続きを読む

墓地裏の家(1981年製作の映画)

4.5

『サンゲリア』『ビヨンド』などと比べ地味な印象を持っていたため、なかなか食指が動かなかった本作。U-NEXTで配信されていたので鑑賞。確かに比較的地味だが、しっかりグロい。フロイトステイン博士の腹から>>続きを読む

ゴールド・パピヨン(1984年製作の映画)

2.5

何だこれ…。『エマニエル夫人』の監督ジュスト・ジャカンと音楽ピエール・バシュレのコンビが放つ、エロス&バイオレンスアクション大作。オープニングが格好良くてワクワクさせられるのだが、本編のアクションがグ>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ久しぶりに見た。拷問シーンはそれほど多くなく、会員制秘密拷問クラブの全容が徐々に明らかになっていく面白さと、そこからの脱出劇に主眼が置かれている。

女を商品として消費する男たちが、知らず
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青い経験 誘惑の家庭教師(1978年製作の映画)

3.0

前作『エロチカ大学』よりも濡れ場が増えたんだけど、前作の方がギャグに勢いがあって面白かったかな。

今回の音楽担当はフェルナンド・ディ・レオ監督『大人になる前に』のフランコ・カンパニーノ。エリーゼのた
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青い経験 エロチカ大学(1978年製作の映画)

3.5

なぜかU-NEXTに転がっていたので鑑賞。エロよりも本筋とは関係ない単発のギャグシーンが印象に残る。特にオナラのギャグは小学生が考えたのかというくだらなさ笑。

ジャンニ・フェリオが手がけた音楽がファ
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El asesino de muñecas(原題)(1975年製作の映画)

5.0

これは大傑作。幼少期のトラウマで女性がマネキンにしか見えなくなってしまった美青年が主人公なのだが、カメラワークや編集がヌーベルバーグばりに狂っていてヤバい。あまりに狂いすぎていて1秒たりとも気が抜けな>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

4KUHDで鑑賞したけど、めちゃくちゃ綺麗やないかい。特に65mmで撮られた特撮シーンは目をみはる。この世界観は高画質で何度も浸りたい。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

最高だ!見たいものが全て詰まっていたここ数年で最高の幕の内弁当映画。怪獣映画ファンとしては怪獣の見せ方にもグッと来た。ゴジコンより怪獣映画してたかもしれない。ガン監督、相当日本の怪獣映画を研究したに違>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

TVで久しぶりに見た。

大学の授業で教室のプロジェクターで『もののけ姫』を見ながら日本の植生を学ぶ授業があったのですが、機械の不調で例の両腕スパーンのカットで画がピタッと止まって教授が慌てふためいて
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

新興宗教の話と聞いて興味が湧き鑑賞。ラスト、親子同時に見えることがない流れ星でテーマを表現する語り口は良かった。

しかしどうも新興宗教の描写がぬるい気がする。カリスマ的な教祖の存在が描かれないのも違
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危険を買う男(1976年製作の映画)

3.5

『ホーボー・ウィズ・ショットガン』でも使われた、M・コロンビエのかっこよすぎるスコアが鳴り響くオープニングは最高。しかし本編は全体的に盛り上がりに欠ける地味な感じで拍子抜けしてしまった。ベルモンドのア>>続きを読む

ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街(1973年製作の映画)

4.0

夜のパリ市街を捉えた映像にモリコーネのスリリングなテーマ曲が被さるオープニングにワクワクさせられるも、その後は鈍重な展開が続き前半はダレる。しかし中盤の追跡シーンのスタントが凄すぎて一気に目が覚めた。>>続きを読む

エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

5.0

なんか突然見たくなったので、U-NEXTで再鑑賞。全く古びないデザイン、スタイリッシュなカメラワーク、手に汗握る演出と、やはり最高の映画だ。これからも定期的に見るだろう。

しかしディレクターズカット
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続・復讐のガンマン〜走れ、男、走れ〜(1968年製作の映画)

3.5

マカロニウエスタンにしては珍しく、ちゃんと『復讐のガンマン』の続編になっている。とにかく、トーマス・ミリアン扮するクチーヨの貧乏臭くて粗雑ながら純粋さも持ち合わせているキャラクター造形は見事。カメラワ>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

『ウィッチ』が結構好きだったので、同監督の最新作でしかもデフォーが主演でと、とても楽しみにしていた作品。かなり直接的な神話の翻案で拍子抜けしてしまったが、主演2人の熱演には見入ってしまった。正方形のア>>続きを読む

春だドリフだ 全員集合!!(1971年製作の映画)

3.5

石山健二郎が最高に面白い。豪快で下世話な芝居は映画版『白い巨塔』の財前又一役の時と全く同じテンションで笑った。

しかし若い頃の加藤茶は菅田将暉にソックリ。

丑三つの村(1983年製作の映画)

3.5

病弱な青年が徐々に狂気に駆り立てられていく様は『タクシードライバー』みたいだ。殺戮シーンは延々と続くが、同じ題材の『八つ墓村』の方が短いながらも異様な迫力があって怖かった。ショットガンで撃ったのに身体>>続きを読む

不良番長 一網打尽(1972年製作の映画)

4.0

ラストの乱闘シーンがめちゃくちゃ過ぎて最高。ひし美ゆり子も『忘八武士道』ばりに体張っていてすごい。たまにこの時代の下品で節操のない東映アクション映画が見たくなる。

ザ・デプス(1989年製作の映画)

3.0

残酷描写多めなのは良かったけど全体的につまらなかった。クリーチャーが出るまでの不穏な空気が流れる前半の方が面白い。バカが余計なことして危機が発生する系のお話なのもいただけない。

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