OKさんの映画レビュー・感想・評価

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BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち(2024年製作の映画)

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日本代表は勿論のこと、
BリーグもNBAも観てるし、映画も好きだし、
どちらも大切なライフワーク。
(先日はBリーグファイナルへも…)

バスケW杯予選という素晴らしい素材の一方で、
映画目線で見ると
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関心領域(2023年製作の映画)

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もっと知らないことを知りたいし、
気付かないことを気付きたい。
でも一方で気付かないことは幸せなのかもしれない。
社会や時代に飼い慣らされ、思考停止してる方が…
(InstagramやXの大半のクソみ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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会話のテンポ、脚本、音楽の入れどころ、
少し大根な演技(褒めてる)、
などなど素晴らしい映画でした。

事象の裏で起こっていること、
事象の裏側で犠牲になっていること、
そうした物事の上に様々なものが
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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ある事象を擦りまくるし、
表現は表面的だし、
1から10まで描くし、
安易な映画表現だなと思いました。

これが今の表現として
大衆が受け入れる最大公約数だとしたら、
自分の感覚や感度は明らかにズレて
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異人たち(2023年製作の映画)

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これは僕はちょっと違った〜(残念)

英国映画に度々ありがちな、
音楽をやたらに印象づける演出も基本嫌い笑。
(Joe Smooth - Promised Landには
反応してしまったが汗)

2度
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

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ノンストップアクション映画を
見ているかのようなゾクゾク感と疾走感だった!

時代モノにありがちな面倒くささ難解さは皆無で、
怒涛の展開で、息つく暇もなくて。

題材は重ためなのにエンタメとして
ちゃ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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日常では言いたい気持ちや本音、
理性と対峙して会話していることが多いよなぁ…
自然とそんなことを感じながら映画を見ていました。

そんなシーンを見ていて辛くなるじゃなくて、
そんな気持ちが多くの人にあ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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面白かった!
Dune Part 1からのシームレスな物語。
何より素晴らしい映像美で、
特に冒頭とラスト…圧倒的っ…!

まぁ物語が散らかしまくってて、
まだ面白くなる予感!

次作まで気長に待つぞ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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好きな感じの映画ではなかったけど、
まぁ流行りだし公開初日に観に行けて
良かったと思いました。

とにかく色んな混乱を誘う映画で、
正直3割も分からなかったかも。

自分の知的好奇心をどう操って観るか
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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お付き合い鑑賞。
漫画の情報はほぼ無しの、
ノーガード鑑賞でしたがめちゃ面白かった。

戦術と心理を論理的に落とし込む流れが最高で。
自分の心境もそうだけど、試合中の他者の心境を見極めるプロセスとか良
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

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誰かにとっては人生の1作になりうる。
そんな青春映画だったと思います。

噛み合わなかったり、
嘘ついたり、
許せなかったり、
喧嘩したり。

そんなことがあっても
微塵も揺るがない友情はあると僕も思
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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生涯ベスト映画の1本になったと思う。

20年くらい後にならないと、
多分気付かなかった思慮。

すぐに昔の友人に連絡をとる。

会って話したいよ、、、

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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最初の見せ方で起きた事象がどうだったかを
想像出来る見せ方がありつつ、
そうであってもどんな結末を向かえるか?
僕は最後までわからなかったです。

結局わからないこともあり、
モヤモヤしないでもないけ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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思うようにいかない毎日。
それでも私たちは救いあえる。

キャッチフレーズのこの言葉を
鑑賞した人が生活の中で
それぞれなりに循環するような。
前向きな希望を感じさせる余韻が優しかった。

終盤泣きま
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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今回リバイバルながら初見。
トーキングヘッズのライブ映画4K。

エナジーとグルーヴが画面一杯に充満!
曲間の間を編集で詰めることで、
グルーヴが螺旋のように、
DJMIXのように繋がり凄い感情の昂り
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

愛が当たり前のように存在してる世界も、
当たり前のように存在していない世界もある。

周囲と上手く調和出来ないことで、
家族から格別にはみ出されていたコットが、
その境界線を潜ったコットのひと夏の出来
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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『今を生きる人々の寄るべ無さが切々と伝わる。』

思いがけず目にした映画レビューの一文で、
どうしても見たくなり。
名古屋は公開遅れること1ヶ月、待望でした。


『枯れ葉』は僕にとって、
思いやるこ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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人は…という括り方は良くないかもしれないけど、
満たされていることでなく、
満たされないことに対して
思い巡らすことが多い。

少なくとも僕は思いっきりそう。

そんな中で置かれた状況や環境の中で、
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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個人的な話にはなるけど、
ここ2年で急速に親密になった友人がいる。

お互いに色々な思いだけでなく、
共通項やタイミングも重なって。
求め合っていたんだと思う。

この映画は偶然、タイミング、生活、夢
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

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初めて料理の映画を観ました。

ウージェニーへドダンが
料理を振る舞う場面では心からの愛を、
終盤のドダンの傍らにいる友人達の、
寄り添い、拒絶されようとも行動にした思いには
心からの友情を感じられま
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市子(2023年製作の映画)

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この映画の事実を知る前と知る後では
日々見える景色は
少しばかり違ってくるような気がした。

シリアス一辺倒に切り取るのでなく、
一筋の希望や光にしっかり焦点あてて、
幸せに対する余韻もしっかり残った
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ナポレオン(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭のギロチンから、
最初の戦闘での馬の被弾シーンが凄すぎて、
めちゃゾクゾクした。
なので凄く期待しながら観ていたけど、
最後までそこを飛び越えてこなかったなぁ…
と思ったのが見終わった正直な感想。
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

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すぐに諦める男は
ツルハシでぶん殴られに行ってこい!

いつの時代でも生き抜くには、
行き着くところ気合と根性。

と思ってる。

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

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もう圧巻なまでの菊地凛子。
枯れっぷりの演技が本当に素晴らしかった。
同世代の女性を描いた映画でもあり、
ごく近くの存在として捉えられた共感も
強く感じられました。

なぜヒッチハイクしてまで?その理
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サントメール ある被告(2022年製作の映画)

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登場人物の様々な動機が顕になるにつれ
目を見開き前のめりに。
被告の聡明さの中に違和感を感じつつ、
言葉に思いを及ぼし噛み砕く。
違和感が解けてきた時、
そこに横たわる社会と置かれた環境に愕然とし、
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