TKさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

なんで面白いか分からなかった。でもなぜか自分に刺さった。
物語の持つ、意味だったりメタファーだったりは深くは汲み取れず。それでもすごく「良い」と思わせてくれる映画だった。
唯一良さが言語化できたのは情
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.4

若かりし頃のジョニーデップとレオナルドディカプリオ。この2人の若い頃の映画見たことなかったけど、やはり美しい顔をお持ちで。

ディカプリオの演技はすごく自然でいやらしさが全くなかった。すごい。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.6

永瀬正敏のこのイキってる感じががわいいしお洒落だしクール、、、ダサいんだけどダサくない
いつも通りのジム・ジャームッシュのだらっとしたお洒落さ

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

2.6

いわゆる「側だけ真似たダサいラッパー」像をビシビシ感じた。
次回作以降で大成してくれ〜

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

酷評されている酷い映画という先入観を取っ払って、なるべくフラットな目線で見ようとしたけど酷かった。弁護できんぞこんなん。

エレファント(2003年製作の映画)

3.0

長回しのカットが多いので、その場にいる感覚になる

月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.4

あざと過ぎはするけど、フィルムカメラの感じだったり極力演技っぽくない演技だったり、この小規模感好きだな〜と思ってたら後半の「エモッッッ!!!!」なお決まりの展開、演技であーあってなった。前半の小規模感>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

乱気流みたいに感情がぐちゃぐちゃに掻き回される。140分と長尺にもかかわらずずーっと汗びちゃびちゃな状態が続く。
もちろん現代のコロナ禍が話の説得力を助長しているのは言わずもがなで、5年前にこの映画を
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激突!(1971年製作の映画)

3.8

スティーブン・スピルバーグの処女作。
ただ怖いトラックが90分間追ってくるだけの映画なのに面白い。カーチェスなんて普段は退屈で見てられないのにこの映画は間延びせずにずっとハラハラドキドキが持続する工夫
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.2

生理的に恐怖を感じる造形だったり雰囲気はとても良かったし、終始危うさがあって引きがあり、台詞が少ない割に飽きずに見れたのはよかった。
ただ、メッセージ性とかメタファーはあまり理解できなかったのが残念。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

うぎゃあああなんじゃこりゃあああ
一挙手一投足どんな些細な場面でも、出し得る最大火力をもってして殴ってくる。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.9

軽いようで骨太。かなりアツい映画だった。90分で終わるのもにくいところ。

サイコ(1960年製作の映画)

3.1

俺が好きなサスペンスの原液がこれだった。
あの有名な音楽はサイコのだったんだなー

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

ざらついたフィルムの質感とボクシング映画の親和性は高かった。
見終わってなんとなく肩透かしを食らった気がしたけど、単に自分が大味な映画の方が好きなのであってこの映画が劣っているわけでは決してない。好き
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アバター(2009年製作の映画)

3.4

出てくる生物が悉く青々としてるので別惑星の生物感が強いのが良い。
物語的にはすごく普通。当時はCGの凄さで驚いたものの、現代ではあまり通用しないように思った。次作に期待。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

ついにタブーに触れる第一人者が現れたと思った。震災を作品として昇華していいのかどうかは難しい問題だけど、その姿勢はしかと受け取った。
震災によって無理やり裂かれた家族のみならず震災によって繋げられた家
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

予告で3DCGで作られることが判明した際はとても不安になったけど、蓋を開けてみるとあの井上先生の絵のタッチを表現するにはこれが最適解なんじゃないかってくらいピッタリはまってた。

内容に関しては、漫画
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ポワゾン(2001年製作の映画)

3.8

官能的な演出目当てで見た。正直濡れ場は割と普通の洋画くらいだと思う。それ以上に、純粋に物語が楽しい。真新しい展開こそないものの、だからこそ間違いのない保証された面白さがあるって感じだった。そこに主人公>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.2

ちょっとハードル上げすぎた感はある。
あと全力で楽しみたかったからあらすじとか一切見ずに臨んだけど、あらすじ見て筋道知っておいた方が楽しめたなーって後悔した。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

あまり集中して見れなかったのと、知識不足でこの映画の面白さを拾うことが出来なくて残念。学び直してからもう一回見る。

アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.8

超今更初見アルマゲドン
画面のスペクタクルさに思わず過呼吸になりそう。そのくらいに画面の力が強い。
わがままで荒くれ者の仲間たちがハリーの問いかけに二つ返事でOKして宇宙に行くことを決意するシーンで泣
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.7

やはり馴染みの日本アニメとはちょっと毛色が違った。日本のアニメはアクションだったりSEがひどく親切なのに対して、このアニメは若干視聴者置いてけぼりにしている感じだった。だからこそアクションがスタイリッ>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

過去作を見ずに鑑賞。
ふらっと見に行った映画だが結果的には超面白かった。アニメではあるけれどあの版画チックな絵や登場人物の文学大学生感丸出しの言葉遣いであったりと、意図的に癖を強くしてる部分は慣れると
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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

城定さんとの会話シーンが最高!!きゅんきゅんですわ。あんなん絶対好きになってしまう。このまま一生続いてほしいと思った。

それにしても下北って面倒くさい街だなあ。
でもそれと同時に、実際に下北に住んで
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

成田凌えぐい。男の俺でも沼りそう。
しかも根っからのクズ男なのでも、山田テルコとの関係性がもはやグロくて直視できない、

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

原作がかなり好きなので結構不安だったけど、なんとか形になってた気がする。
原作にないパートが多くあって嵩増しされてたけど、永野芽郁さんの役回りがすごく良かった。窪田正孝も良かった。

レイディオ(2020年製作の映画)

3.2

マジでリアル。今の大学生の服装だったり部屋の内装だったり、顔だったり。
リアルを謳う映画は別にリアルじゃない。なんだかんだ俳優さん使ってるから顔が強すぎる。