自分らしさが花にも刃にもなるという感覚は痛いほどわかる。滑稽であるということは自分で選んだこと。
御伽話のような色に僕の中の一番若いきもちが声を立てて喜んだり
小道具と音楽、CGが大変優秀だ。もし映画がそれらにできるだけ頼らず二人だけの演技だったならば、全く笑えなかっただろう。その点で、これは内気な青年が漂流と通して成長する人間ドラマではなく、SF映画に>>続きを読む
続編のために、僕らに明かされていない過去を使用することに抵抗を感じだのだが、何時間も殺しを見させられると、それすらも忘れる。
タクシー運転手と青年の悪意。しかしその悪意が2人を完全に定義する訳ではない。犬にサンドイッチを分ける時の運転手と少女たちを楽しませようとする時の青年は明らかな善意、好意だ。普段は横暴な態度しか取れな>>続きを読む