ピノさんの映画レビュー・感想・評価

ピノ

ピノ

映画(141)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.4

「生きる意味なんてなくていい」
何気ない日常を大切にしようって思えた映画

22が地上にいるジョーたちに気付きや笑いを届けれたのは、何百年もソウルの世界にいて色んな人と関わってきたからこそなのかな?
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

中盤の原子力爆弾の実験成功で歓声をあげて喜ぶシーンは、(学者側の背景や都合を頭では分かってるけど)見ていて辛かったし、スクリーンの世界と自分の中で温度差がかなりあったのが1番印象に残ってる。

その後
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

キャストが豪華なのは言わずもがな。
探偵の推理はラスト30分からが見どころで、予想を裏切る展開が待っていたけど、前半の家族内のゴタゴタに少し退屈してしまったのが正直なところ。

地上の星たち(2007年製作の映画)

4.2

2024年初映画!
アーミルカーンが出演そして監督ということで視聴。
ストーリーも面白く、音楽も素晴らしく3時間弱もあっという間に過ぎ、見入ってしまった。

私も昔難読症だったので主人公が陥った状況に
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル映画のようなみんなが歌って踊ってと楽しい作品だった。

もちろん、主役のティモシーシャラメは終始かっこよかった。
彼だけではなく、ウンパルンパのヒューグラント、ジムカーター、アトキンソンと
>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

チャーリーとチョコレート工場の始まりを見る前に、本作を復習がてら鑑賞。
幼少期に何度も吹き替えで見ていた大好きな作品!!

大人になった今見ても変わらず面白かった!!
それだけではなく、食欲・権力・名
>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.3

久しぶりのインド映画。
1時間39分と短めだが、インドの街並みや装飾、地域文化などを映像で存分に楽しむことができた。
それだけではなく、現代のインドにも根強く存在するカースト制度に驚いた。
召使いや未
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

シーズン1から3まではNetflixで見たので、4は劇場で鑑賞したいと思い、公開最終日に駆け込んだ。
アクションの迫力や音声が臨場感あり、ストーリーも面白く最後まで満喫できた!

前半の舞台になった大
>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.1

純粋なピュアな心を持つミセスハリスに心を打たれた👗
特に後半から一気に面白くなったがある。

彼女の心がオープンだからこそ、何かを失うこともある。しかし、それ以上に得た物それが友情であり、ドレスがそれ
>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

連日John Wick鑑賞!!
日本語の不自然さや戦闘中のウィンストンの呑気さに少し興醒めしてしまうシーンもあったが、Johnの銃撃戦や乗馬での戦いに目が離せなかった。

前半の舞台がモロッコへと移っ
>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.5

ドンデニーロの小説の映画化であることと、アダムドライバー目当てで鑑賞。

デニーロの『ホワイト・ノイズ』を読んだこともあり、彼の文章や雰囲気はなんとなく知っていたつもりだが、本作品を映像で理解するのは
>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最近2回目の『ビフォアサンライズ』を見たので、続きの本作を鑑賞。
終盤のセリーヌの家でのシーンがお気に入り。ニーナシモンズのモノマネやセリーヌの表情が妖艶。
登場人物らの年齢である30代に近い方が、話
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

John Wickが殺し屋に戻る過程が丁寧に描かれていたという点で、個人的には前作の方が好み。
前半の仕立て屋のシーンはかっこよかったし、後半の美術館での戦いは演出が豪華で目が離せなかった。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

キアヌリーブスのガンアクションが予想通り最高にかっこよかった、、、!
物語の始まりから伏線回収まで構成も分かりやすく、内容も楽しむことができた。
奥さんにあげたブレスレット、犬の首輪、それぞれJohn
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

初ウェスアンダーソン!!
気になっていた『アステロイドシティ』を見逃したのでその代わりに鑑賞。

映像美と独特のコメディーを存分に楽しむことができた。特に物語の後半から世界観に没入した気がする。
絵本
>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

4.0

最近見た『ザ・クリエーター』が、本作と類似する部分があるという指摘を知って鑑賞。

痛烈な社会風刺をしている点とアフリカ系の英語を聞くことができた点が興味深い。alienの解釈 により、南アフリカが抱
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

久しぶりのSF映画鑑賞!!
渡辺謙の演技を見たのが何気に初めてで、風格や貫禄があって良かった。

AIは人間を破壊するという固定観念が、この映画で崩れた。
やっぱり人間を殺すのは人間。

将来的にはア
>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.8

ジェームズキャメロンの作品を見返したいと思い、今更ながら初視聴!
時代設定の2029年もあと5年

ターミネーターとサラの日常のバランスが絶妙
ターミネーターが追いかける姿はまさにホラー!
王道のSF
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

名作中の名作を今更ながら鑑賞
自然豊かな景色と、冒険中に遭遇する汽車やヒルや銃にハラハラしたりと終始4人とともに探検している気分だった!
ラストシーンは、友情や人生の儚さについて考えさせられた。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

マルチスニバースを舞台に家族愛がメインテーマとなっているのは理解できたけど、それ以外の要素は何を表しているのか分からず、、、

細部を理解しようとするのが間違っているのか、それともただそのまま受け流す
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オープニングソングのLizzoとDua Lipaが最高
バービー役のマーゴットロビーは変わらずとにかくキュート!!
ケン役のライアンゴズリングは中盤からヴィランになったのは驚いたけど、セリフや言動が面
>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.4

目を背けたくなるシーンも沢山あったが、ノンフィクションであり、戦争の悲惨な歴史にはしっかり向き合うべきであるとこの映画から学んだ。

餓死・孤独という極限の状態に陥ったとき行動、
特に後半のシュピルマ
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

話題の映画ということもあり事前情報なし鑑賞

鑑賞後はファンタジー要素が強いと最初に感じた。
主人公が感じている抑圧が間接的に表現されており、細部に描かれる演出や描写に圧倒された。

話が進むにつれて
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

お金や資本主義は一体何だろうかと考えさせられる映画だった。

女遊び、セックス、ドラックなど下品な要素を一旦飲み込んでみる必要はあるが、3時間あっという間で面白かった。
(女性に対する扱いで嫌悪感を抱
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

アルパチーノ主演とは知らず鑑賞。
見た後「いい映画だったなあ」と一番最初に感じた。映画中に流れるクラッシックな音楽と雰囲気、そして中佐と高校生が心を通わせる過程に感動した。
銃を取り合うシーンやNYで
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

前半は情報量が多く、主人公の性格や彼女を取り巻く人間関係の整理に苦戦した。
後半は物語の展開が速く、すっかり置いていかれた。
初見で事前情報なければ、解釈に苦戦する難しい作品だと感じた。
鑑賞後にレビ
>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

5.0

いろんな人に心からおすすめしたい映画⭐️

黒澤明のオリジナルは未鑑賞。
映画冒頭からイギリスの古き良き戦後の街並みを存分に楽しむことができた。

カズオイシグロと黒澤明、そして舞台のイギリスに惹かれ
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

デヴパテル目当てで視聴。軽い気持ちで見始めたけど、作品のストーリーや演出含めて大満足!

心の拠り所とする信念によって、良くも悪くも人は突き動かされるのだと観ながら感じた

家族、自分自身、職場、宗教
>>続きを読む

マネーボール(2011年製作の映画)

3.6

WBCの余波もあり鑑賞。
感情豊かなブラピと冷静で誠実なジョナヒルのコンビをもう少し観たいと個人的に感じた、、!
でも、ブラピが出した最後の決断には胸が高まった。
あと、シーンの合間に登場する娘の言動
>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

激動の60年代のアメリカにおけるベトナム反戦デモ隊と警官隊の衝突を扇動した7人に対する裁判を描いている。

緊張が張り詰めるシーンもあるが、シーンの間に挟まれる登場人物のサイドストーリーも面白かった。
>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

9.11で父親を失った少年の成長物語。
独りよがりになっている主人公が、人の繋がりや温かさを通じて困難を乗り越える過程に感動。