全編通して、特に何かが起きるわけでもない。小さな笑える出来事や、小さな事件が日常として流れていく。
そんな毎日の思い出が食事という極地での娯楽でより一層彩られていく。
大笑いしたり大泣きしたりしないけ>>続きを読む
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心地のいい音楽がずっと流れ、ティーンの爽やかな青臭さや苦悩を嫌味なく等身大で表現しており、落ち着いた心でずっと見られる作品であった。
このシーンが好きだ!ここの演出がすごい!と言った感想が出る映画で>>続きを読む
観た後にすごく心が優しくなれる作品。ただただ感動するだけでない魅力がたくさん詰め込まれた映画である。
自分は今20代前半であるが、年老いた時にベンのような素敵な男性になりたい。
なんてことはない映画だが、観賞後に「いいものを見たな」と思える映画。
同監督による南極料理人も同じように満足できる作品なのでオススメ。
「義賊のルパン」としては最高傑作。モンキーパンチ先生の描いたルパンとはまた違うルパンとして確固たる地位を築いた名作である。
終盤の銃撃戦はまさに「日本の銃撃戦」といえる静けさを伴った狂気を持つ、良いシーンであった。
最後の妹を見つめる我妻の表情は、あの時代の北野武にしかできない演技だ。それだけでも見る価値を感じた。
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ラストを観る前から、この男が死ぬまでの映画なのだろうという雰囲気を感じさせる映画。当時の北野武監督の持つアウトローで無敵、それでいて脆く儚げな雰囲気を映画にそのまま投影したような空気感を持つ作品。舞台>>続きを読む
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種明かし?のシーンが映像で見ると似たような構図を別の人間がやっているだけで少し間延びした印象を受けた。
文章で読むと面白いトリックだったのだろうと思い、原作から先に手をつけなかったことを後悔。