Raiさんの映画レビュー・感想・評価

Rai

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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恋人を亡くした彼女に、
彼が幽霊となって寄り添う---
という話ではまるでなかった。

突然の死、家を去り前に進む彼女、残された自分はこの地に留まり幾つもの家庭を見つめていく...。

セリフは少な
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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科学が培った300年で生み出したのはひとつの爆弾。

その爆弾の誕生は、
世界を変えてしまった。

一度でも力を知ってしまうと、
もう他者にはその力は渡せない。
永遠の開発競争が始まるジレンマ。
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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ノーラン!!!
面白かった!!!!

謎が繋がり、また謎を生む。
キャラクターの個性と尖り方が生み出す世界観に引き込まれる。
鮮烈のデビュー作。
25周年のレストア上映。

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

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走る列車、街に残していく人たちを眺めるルカの姿が美しい。

たくさん学んで、
またこの街に帰ってきてほしい。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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東南アジアを舞台にSF世界が発展したらこんな感じになるのかな。

人とAIの種族絶滅戦争。
夫婦が再会できて良かった。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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大好きな作品。
いつか映画館でも観たいな。

ストーリー、映像、音楽、美術、その全てが美しい。

彼に危害が及ぶことを知った時、
イライザはかつてないほど怒り、憤りを手話に込める。
彼を助けなければ我
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

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冒頭30分、
ひたすら料理を作り続けるシーン。
丁寧にたくさん工程があって、手間をかけて一つの料理が出来る。

美しい食事に、グルメな気のいい友人たち、そして同じ料理人としてのパートナーなどずって見
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天外者(2020年製作の映画)

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幕末から明治にかけて、
近代日本を創るべく奔走した五代友厚。

強く自信に溢れるその姿勢で世界を知り、日本の未来を見据えていた。

坂本龍馬、伊藤博文、岩崎弥太郎など、この時代を生きた人々の熱を体感す
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ぼくの生まれた日(2002年製作の映画)

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何気なく見たけど、
懐かしくてあたたかい短篇。

小さな生き物や植物に対しての思いやりが出来るのはのび太の素敵なところ。
なんかのび太が自然に向き合ってる姿って結構泣けちゃう。

家族3人とドラえも
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メッセージ(2016年製作の映画)

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人生の始まりから終わりがすべてわかったら、
もっと気持ちを伝えるようになる。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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泥沼の離婚裁判になる最後だったとしても、
はじめはお互いを尊敬し、
お互いを愛していた。

ヘンリーという最愛の宝物を、
これからも2人が適切な距離感で見守っていく。

手紙の気持ちのままでいれたら
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キャロル(2015年製作の映画)

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初めて出会った時、
見つめ合う瞬間から美しい。

静かに、そして確かに惹かれあっていく2人。
いつまでもこの2人を見ていたい。

美しすぎるルーニーマーラにきっと誰もが恋をする。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

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水墨画との出会い。
喪失と空白に向き合い踏み出す一歩。

姉弟子との技術面だけでなく、精神面、苦悩からの脱却を2人の目線で描く。

原作とはまた違う道を辿った本作。
ラスト30分に詰め込んだカタルシ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

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面白かった...!!!

全てを失った男の復讐劇。
そして、亡き皇帝への忠誠心。

中盤のコロッセオで勝利を収め、
己の名を皇帝に叫ぶシーンがカッコ良すぎる!!!

クライマックスに向けた怒涛の展開
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

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ビフォアシリーズ最終作。
会話劇の持ち味はそのままに、
2人の世界はより多くの人に触れ、広くなった。
夢のようなひと時よりも生活の不満が表に出ることも増えた。

前作からの進展に驚きつつも、
どんな
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パディントン 2(2017年製作の映画)

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名作とは聞いていたが、本当に素晴らしかった..!!!

この街は明るくなった!
パディントンが親切を惜しまないからだ!

ラストシーンのあたたかいバースデープレゼントに号泣。

パディントンの優し
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

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彼女の人生はきっとここからはじまる。

ひと夏、叔父と叔母の家で過ごす中でやさしさ、ぬくもり、愛されることを知る。

井戸に沈んでいくシーンは...
きっとそういうことだよね

風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)

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前半の青鞜社での奮闘と
後半の大杉と共に無政府主義者としての激動の人生。

女性の自由と権利に闘う姿、
平塚雷鳥から青鞜社を引き継いでもがく強い思いと生き様に魅せられる。

強すぎる想いに離れていく人
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ソラニン(2010年製作の映画)

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青春の輝きと当てのない不安が入り混じる。
この時代の特有の空気感を思い出す。

宮崎あおいが最強。

横道世之介(2013年製作の映画)

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世之介と祥子がとってもキュート。

彼のことを思い出すときっと笑い話がたくさん。
寂しさよりも温かさが勝る。

今の視点とあの時を振り返る視点もピタリとはまる。
写真を1番に見る約束は叶ったんだね。
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

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時代が移り変わる中、
大富豪からサーカスへ。
子供から大人へ変わっていく。

父と成長した息子を同じ俳優が描き、
全く違う人生を辿っていくのが面白い

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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欲望や好奇心、冒険から始まったベラのすべて。
旅をし、言葉に触れ、知性を身につけ、貧富を理解する。

仕組みを理解し、変革を促し、彼女なりに世界に向き合っていく姿、成長していく姿に見入られる。
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


コズミック・イラにだけは生まれたくねぇ!!笑
良いところもツッコミどころも最高にSEEDしてた!

まずはシン!!良かったな!!!
大活躍だったぞ!!!
冒頭のジャスティスで発進するのは震えたぞ!!
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

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月の裏側、ここに居るのは自分だけ。
"月に囚われた男"の邦題がとてもしっくり。

静かな語り口が、月の静けさと孤独をより一層感じさせる。

宇宙兄弟#0(2014年製作の映画)

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2人の中でブライアンの存在は大きいよね。
家族の食卓のシーン、当たり前のように背中を押してくれるのが良いね。

ムッタの人柄もヒビトの成長も描いた前日譚。

もののけ姫(1997年製作の映画)

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見返して再発見したのはおトキさんの魅力。

物語の中心人物では無いけれど、
こんなに逞しく輝く人だったとは。

"生きてりゃなんとかなる"

村が崩れ落ちていく姿に絶望する夫や仲間を横目に、
決して
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ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン(2018年製作の映画)

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ウクライナのアニメーション!
ずっと気になっていた作品。

題材はすごくディズニープリンセスで、どことなくアナ雪とラプンツェル。

こうしたウクライナのアニメ映画に触れられる機会ってすごく新鮮。

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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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4DXと相性バツグン!
ずっとぶん殴られてた!笑
最高!笑

アトランティスに攻め込んだ潜水艦一連のシーンから一気に掴まれた!
SF好きには堪らないメカと水中戦闘機のアクション!
あのダイナミック海
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ブルービートル(2023年製作の映画)

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メキシカンなDCのニューヒーロー。

巻き込まれながらも家族と協力し、困難を超えていく!
婆ちゃんが強くて良い!笑

DCとは言いつつ、ブルービートル独自の世界観。
続きも気になる!

アクアマン(2018年製作の映画)

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2に備えて久々鑑賞。

アクアマンのキャラクター最高だよなぁ。
メラに合わせてバラを食べるシーンが一瞬だけどグッとくる。

ブラックマンタの敵ながら父と子のドラマ、復讐に燃えるスーツアップの工程も良
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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NIKE、adidas、converse
マイケル・ジョーダンを獲り合う

熱を持った1人の男が、
上司を、チームを、会社を動かし、
ジョーダンとその家族を動かす。

"熱を持った担当に支えられるべ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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キングスマンの不謹慎バイオレンスアクションとはまた違うテイスト。

中盤は話変わったかと思うくらい真正面から戦争を描く。

ラスト一連のアクションはらしさ全開!
聞き馴染みあるコードネームが揃うのは
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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仕事の日があって
休みの日があって
繰り返す毎日も決して同じではない。

彼の住む世界をもっとずっと見ていたい。

"おかえり"と言ってくれる人がいる。
交わす言葉は少ないけれど、顔の見知った住人た
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うかうかと終焉(2023年製作の映画)

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取り壊しの決まった宿舎。
思い思いの言葉を壁に残し、去っていく。


うかうかと終焉。
タイトルも作中の雰囲気もいいな。
終わりに向かっていく話って結構好きかも。

京都が舞台の映画を京都の出町座で
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