Raiさんの映画レビュー・感想・評価

Rai

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生きる(1952年製作の映画)

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生きながら死んでいた人は、
自分の最期を知り本当に生き始めたのかもしれない。

主人公がこの世を去った後も物語は続いていく。
役所独特の文化は変わらずなんだなぁ。

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

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やっぱ面白いなグラディエーター!
前作をなぞりつつ、今作の主人公ならではの立ち位置が物語を動かしていく。

コロッセオがダイナミック!
あそこは海になるんだ...
そして前作も思ったけど、
殺しを楽
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イル・ポスティーノ 4K デジタル・リマスター版(1994年製作の映画)

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イタリアの離島で郵便配達をする男。
偉大なる詩人と出会い、彼の影響を受け人生を前に進めていく。

彼との出会いがあって生まれたものもたくさん。
自身の家庭や物事の考え方、
そしてこの島の美しさを表す
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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テクノロボットであるヤンが動きを止める。

残されたのは、
数秒だけその日の出来事が記録できるメモリ。
彼が写したものを辿っていく。


分からないことは多いけれど、
この静けさが好き。

ヤンのこ
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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新しい仕事を始めた1年。
手紙に触れて、本に触れて、
彼女は自分の道を進んでいく。

トラップ(2024年製作の映画)

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切り裂き殺人鬼の恐ろしさを血を使わずに描く。
追い詰められてもひとつ、またひとつ突破していく。

本当に恐ろしい人は、
自分の異常性を理解し、日常生活を違和感なく送れること。

想像以上にしぶとい。

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

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トンチキ裁判面白かったなぁ。

深津さんはずっとかわいいし、
西田さんはずっと面白い。笑

楽しく見守っていてもらえる感じがステキ。
たくさんの楽しい作品をありがとうございました。

ラスト、
聞こ
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

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キノイグルーのお月見会にて。
曇り空からの雨。
それでも映画は最後まで観れてこんな体験もプライスレス。

お月見会からセレクトされたこの映画、確かにセリフの端々に"月"について語られており、そのチョ
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リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

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いい作品だったなぁ。

時代が、家族が、家庭環境が、そう簡単にバレエに集中させてはくれない。
けれど、やるせない感情もそうならざるを得ない現状も理解して、踊りにエネルギーをぶつける。

お父さんの感
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本を綴る(2023年製作の映画)

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吉田篤弘さんの「それからはスープのことばかり考えて暮らした」が劇中、
面白いですよ、と紹介されていたのが嬉しかった。
私も大好きな本です。
・・・
作品の反響から書けなくなった作家さんの物語。
書けな
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

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怯えの残る少女は、
いつの間にか戦場カメラマンの顔つきになっていた。

異常事態に直面し続けることで麻痺する感覚。
記者も戦場に、前へ前へとのめり込んでいく。

分断された国家、
荒れ果てていく日常
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SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

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喪失から壊れてしまった男。
断片的に映るその景色は5年前へと繋がっていく。

旅先での出会い。
同じものを見た時の"あっ"。

静かに場面は映し出され、
その画面に映らない景色までも想像させる。
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こころの通訳者たち~what a wonderful world~(2021年製作の映画)

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すごく良い映画だった。
ずっと見たかった作品を下北沢映画祭で鑑賞。
(監督がふつーに鑑賞されており、自分の真後ろに居た!!)


目と音で感じる舞台を聴覚障害者も楽しめるように(つまりは目で楽しめる
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

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あぁ、よかった。
ゆっくりこの余韻に浸りたい。

・・・

雪がふり始め、溶けるまでの僅かな時間。
先生がたくやを、たくやがさくらを、さくらが先生を見つめる。
3つの視点がアイスダンスを通じてひとつ
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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

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荷物すり替え追走劇かと思ったらレズでエロなヒッピームービーでした。笑
マット・デイモンの扱いに爆笑。

冬の旅(1985年製作の映画)

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冬のある日、凍死した女性が発見される。

名はモナ。
彼女はなぜこの場所に至ったのか。
旅の道中で出会った人々は彼女のことを良くも悪くも言う。

彼女の歩んだ軌跡を辿る。

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星(2011年製作の映画)

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こちらのハガレンも久々。
一本の物語としての作風もストーリーも好き。

終盤の怒涛の展開に驚き!
映画のキャラも良い。
そしてアルフォンスかっけ。

兄弟の旅にまた会えた喜び!

ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

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突然の旅立ちは友の為であり、
自分の贖罪のため。

周りは勝手に騒ぎ立てるけど、
本当に寄り添ってくれたのはまだ彼が何者でもない時に手を差し伸べてくれた人たち。

歩くことで自分の内側と向き合う。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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あ、この2人ってやっぱ強いんだと実感。
2作目の方が好きかも。

最後はちょっと青春。

ポライト・ソサエティ(2023年製作の映画)

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あー!面白かったー!!

カンフー、スパイ、SF、姉妹愛の大渋滞!笑

痛快!テンション感が最高!
壁ブチ破るほど本気の姉妹喧嘩に度肝抜かれる!!

そしてラスト、
華やかな民族衣装のタッグマッチが
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

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あぁ良かったなぁ。。

成長するたび、
ヨロコビだけでもシンパイだけでも上手く行かない。
それにきっと全てが揃っても先の保証はないもの。

色んな感情を持つ自分を愛せることが素敵だね。


イカリの
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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ケイト・ブランシェットの登場で空気が変わる。

獣人を手懐ける問答が巡りめぐって己に降り掛かる。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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家族を結ぶ鮮やかな赤い色。
ガラス越しに重なる夫婦の顔。
語られる2人の過去。

この再会を導くためのトラヴィスの旅だったのかな。

ピンポン(2002年製作の映画)

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ピンポン!!
スーパーカーが曲やってたのがビックリ!
アツいね!もっと見てたい!!

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

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はるか昔の記憶を探りながら履修。
トムが若くてキラキラしてる...!!(今も素敵だけど)

一作目からいきなり組織の裏切りとかのテーマなんだ。
最新作では組織に入った理由とか語ってたけど、シリーズの
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

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憎しみに囚われた男が救いと善の心を知り、生まれ変わったように生きる。

暮らしは貧しく、自由と救いを求めて赤い旗を掲げる者たち。
己の使命と法の下の責務を果たすべく迫る者。
全ての想いがこの地で交差
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

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猫の対策は総力をあげてやるべき。
先見の明があった。笑

月面着陸をPRの視点で描く、スカヨハ無双の痛快エンタメ!笑

DitO(2024年製作の映画)

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DitO -ディト-
タガログ語で"ここ"という意味。

監督が話していた、
「DitOの中には"DO it"がある。」

"居場所は作るにはやるしかない"
父はボクシングで、
娘は言葉を覚えること
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

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自然と向き合うだけでなく
自分と向き合う暮らしなのかもしれない。

母の姿は近くて遠い。
飄々としながら見えない工夫はたくさんあった。

冬が終わったらまた次の冬に備える。
何度でも季節は巡り続ける
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

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母のでたらめ逸話が好き。
事実を知るのはたいてい都会のスーパー。
胃の中の蛙。
なんと言い得て妙。笑

夏には夏の、秋には秋の暮らしがある。
自然に囲まれ、人にも囲まれ生きている。

でたらめに見え
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

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登場人物の余白を想像しながらゆっくり楽しめた作品。

カメラの画や神楽坂のロケーションが素敵で見ていて飽きない。

ドーナツおいしそ。

ブリーディング・ラブ はじまりの旅(2023年製作の映画)

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面白かったなぁ。
マクレガー親子の共演作!

離れて暮らしていたわだかまりもあれば、
父との楽しかった思い出もある。

旅をしていく中で少しずつわかる旅の目的と行き先。

彼女が選ぶ道、そして扉を開
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ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

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一歩踏み違えれば強制送還、逮捕が待っている世界。

離れ離れの母と息子たち。
送還先の保証は何一つない。

どうか強く生きて。。