藤井陸さんの映画レビュー・感想・評価

藤井陸

藤井陸

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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

サブリミナルによる不気味さと
男の汚れた欲望が入り混じっていた。
それが映像や衣装の綺麗さも相まって
奇妙な作品でした。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.6

1人でいるということの孤独さ、その寂しさ。
他人の生活を覗き見ているはずなのに、かけ離れた生活であるのに、身近に感じるのはなぜだろうか。
没頭して見入ってしまいました。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

これからは佐々木を胸の中に生きていがなければいけない気がします。俺の中の佐々木が「やりたいことやれよ」と問いかけます。そんな青春がかつてあったことを思いだしました。最高だ。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

Dr.レクターの圧倒的存在感。ジュディとレクターの距離感に終始ハラハラさせられ、緊張感のある映画でした。レクターの目、目線を忘れられない

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.3

テーマがすごくシンプル。故に圧巻のラスト。これだけ気持ちよく終わるラストシーンは久しぶりな気がします。最後だけは少し報われた。

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.8

ショーン・コネリーがめちゃくちゃかっこいい。戦闘シーンだったり迫力ある画がやっぱりいいね。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

Trust me. Everything gonna be fine.とエンドクレジット前から始まる「Where is my mind?」を聞くだけでも価値がある。やはり映画史に残るラスト。

羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.8

 アイデアというか着想がいいなと感じた。
風船と性、動物と人間、普段の生活の中にある関係なさそうな何かしらが繋がって見えた。 
 普段知り得ないチベットのリアルな生活を覗き見れたのもよかった。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

疾走感があるのに深い層に行くほど時の流れはゆっくりになっていく。
不思議な感覚に陥る映画でした。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

毎日何かしなくちゃと囚われていましたが
何もせずとも幸せであること、
毎日が刺激的ではないことを受け止めることができるようになりました。
このことは私にとっては本当に衝撃的なことなのです。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

これまで西川美和作品は絶対に「ゆれる」が一番いいと思っていましたが、それに相当するおもしろさでした。

 まずタイトルがずるい。そしてタイトルの出し方がずるい。あのラストシーン(正真正銘一番最後)でふ
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.8

若い人こそ見る映画だと思う。故郷を想いました。

会場に行った際自分以外全員高齢者の方でしたが、何気ないシーンで自分には分からない笑いが起きていて、ほっこりしました。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

すごく綺麗なブラックコメディ

子供の純粋さの視点で描かれているから戦争映画なのに全く嫌悪感がない。

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

5.0

自粛期間中MyFrenchFilmFestivalにて、たまたま見ましたが、あのホテルを忘れられません。なんだろう。不思議な魅力

アメリ(2001年製作の映画)

4.2

これぞフランス映画。洗練された美の中に人の感情が入り込んでマーブル模様みたい

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

5.0

好きすぎてどうレビューを書くか迷いましたが、子供時代に戻り楽観的に考えれば「大人は夜に楽しいことをしていていいな」とあの感覚を取り戻しました。明け方みたいに綺麗さの中にも焦りみたいなものが見えて、それ>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

キキが旅立つ時にラジオをつけ、ルージュの伝言が流れるシーン。あれだけで飯3杯いけますね。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

言うまでもなく最高の映画。
あの時代に憧れを抱きダンスを踊りたくなる。
一方、シリアスでありクリミナルである雰囲気や、時系列の変化が飽きさせず最後までワクワクさせる。

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

4.2

自分の拠り所がどこにあるのか
自分自身がなんなのか再確認できる映画だった。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.4

人が成長することを噛み砕いて噛み砕いて。
自分にも通ずるところがどこか必ずあると思う。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.2

青春の時間が戻らないあの感じが、刹那的なあの早さが本当に染みます。

死体を探すとか、きっと途中からそこじゃなくて、成長していくところに涙が出ます。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

どちらも鑑賞しだが白黒版が特に良かった。
あの「匂い」という部分を特に強く感じることができ、アジアの湿っぽい感じがよく伝わった。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

音楽カメラワークどこをとっても恐怖の煽り方が素晴らしい。
誰しも起こりうる可能性と人間の中に眠る狂気を凄まじいほど感じた。

中でも僕は、精神状態がリンクするような描写(バーのシーン等)が特に好きです
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.8

この映画が60年台に存在していることにまず感動。現代、それ以降の未来の映画と言っても誰も疑わないくらい。
3部作になっているのも飽きずに見ることができ、それぞれの構成もすごかった。

キューブリックを
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

怖さの煽り方とかが、あまりこなかったという印象。これで2作目が出たっていうのが結構驚くくらいの感じでした。

ただペニーワイズの顔はいい

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

サイコホラーが好きなら、この映画は大好きか全然好きではないに分かれると思います。

僕は大好きで、まだ若い少女の精神状態が、様々な狂気によって揺れ動く様がとても良いです。

アリアスターが好きなら見て
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