しのさんの映画レビュー・感想・評価

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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.8

一足早いクリスマス!笑

季節外れだったけどクリスマスが無邪気に純粋に楽しみになれた一本!

終始楽しいハッピーコメディ映画ですが、最後はなぜかウルッと来てしまいました。

全然期待してなかったけど、
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

とっても見覚えのある雰囲気の映画だなぁと思っていたら、こちらの監督の作品は知らず知らずのうちにかなり見ていた笑

割とさっぱりな心霊エンタメ作品。

極上のホラーというよりは気軽に見れてワクワクさせて
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.7

ひたすらにシュールな映像だけを集めたような不思議な作品。

でもどこか可愛いくて、クスッと笑える魅力がありました。

主演のジョンへダーはすごく味があって好きな俳優さんなのにあんまり他の作品に出ていな
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

ついに見れた往年の名作。

ゴリゴリのホラー映画だと思って身構えていたけど、ハートフルなヒューマンドラマものだった。

ハロウィンの時期にぴったり、
一味違う死者との関わり方。

『死』が身近で亡くな
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喪う(2023年製作の映画)

3.9

Netflix映画としては群を抜いて面白かった。

一人の人間の死の描写をできる限りリアルに近づけてようとしている意志を感じました。

死は終わりではなく、乗り越えるもの。

邦題の「喪う」もとてもテ
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

3.6

あのバッドボーイズが帰ってきた!笑

とはいえ、全シリーズ視聴していますが、期間が空きすぎたからかあんまり覚えていない部分も多く、100パーセントは楽しめなかった印象。

いつものあいつら!よりは、ド
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.7

とってもおバカで爆笑できる最高な良い映画。

見たいものをしっかり見せてくれていて最高に笑えるコメディ良作でした!

観客が期待しているものをしっかり見せられるのも実は難しいと思う。

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.7

年代背景もあってか見ていて心地の良かった一本。

テーマも80年代とは思えないほど今っぽくてなんだか新鮮だった。

そしてメグ・ライアン可愛い。

クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

3.6

前2作と比べると、見せたいものの違いはあるだろうが少しインパクトに欠けた印象。

パニック映画としてみた時、
独特の「音を立ててはいけない」縛りの中の演出のバリエーションをもっと見たかった印象。

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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.8

テンポよく、とても見やすかったラブコメ良作。

今のNASAの知名度の裏には知られざる立役者がいた、、!!

2024は近年で最も世界的に選挙の多い年とのことで、アメリカのトランプ、DSの話題や陰謀論
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裏窓(1954年製作の映画)

3.7

窓から他人の生活を覗き見。

一人称視点で覗き見る人々の生活は現代の感覚でいくと実に70年前の風景、生活感をそのまま覗き見している感覚になり、映画を見ている時とは違った面白さを感じました。

向かいの
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.7

ストレートでわかりやすく、そのままめちゃくちゃアツくなれる絶対に盛り上がれるエンタメ良作!

レスリングという、 日本では少しマイナーなスポーツを題材にしているがその面白さを笑あり、涙ありで表現してく
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.7

「パパのお仕事は嘘つきです」

ジムキャリーによるジムキャリー節光る逸品。

大袈裟に見えた演技も自然と板についていき、終盤はうるっと来てしまいました。

わかりやすいテーマ、王道のストーリーながらジ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

見たことを後悔したくなるほどの鈍重、自分がおかしくなってないか確認したくなるほどの狂気。(褒め言葉)

まさしく純愛の物語。

愛故に拗れ、捻れ、異形のソレになってしまった。

ニーチェは良く表したも
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

あの独特の「間」
あの空間にしか漂わない「空気感」

カラオケの持つ魔法に、第三者の視聴者の視点ながら引き込まれました。

演出力もさることながら、奇想天外な設定からは想像もつかないくらい綺麗に歌と青
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

もはやマドンソクパンチアクションエンタメを一つのジャンルとして確立している。

今回も痛快、爽快
某ヒーローシリーズの役柄の方かと思うほどの人外パワーヒット。

前回が少し重めの話だったことも相まって
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.8

当方、OLではないがアルアルネタに共感、爆笑してしまいました。笑

これが中央値かどうかはさておき、そのように見せる芸が細かい。

ドラマの方は未視聴でしたが見てみたくなりました。笑

締め方もあくま
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.7

夫婦の在り方というより
つがいの在り方と言うべきか。

パートナーと言うものは補完し合う側面もあるけれど往々にして妥協する部分も必ずある。

それを残酷と捉えるか、そういうものと従うか、はたまた必要な
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.7

もう、20年前以上前なのが信じられない。。。
色褪せないかっこよさ。
世界一のラッパーの前日譚というだけで上がる。

作品の魅せ方としても、ドラマ中心で抑えて抑えて、溜めて溜めてからの、、、本番。
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.8

序盤の絶妙なズームカットと間は某オフィスを彷彿とさせました。笑

史実であるにもか変わらずそんなコメディ調からは想像もつかせない繁栄と没落。

よくある企業サクセスストーリーだったけど、当時の通信市場
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.8

『テニスとは関係性』

究極のテニス体験。
それもそんじょそこらのヤツじゃあない。

テニスのCGも素晴らしかったけど、
主題はそこじゃなくテニスの真髄。

確かに何時間も赤の他人と一対一で鎬を削り合
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

『解剖学』とはなんともピッタリな邦題をつけてくれたものだと思った今作。

一つの「原因不明の落下」からその家族がまさに解剖されていくかの如く丸裸にされていきつつ「真実」が解剖されていく。

その先に真
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アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

3.6

あのフランスのヒャッハーな奴らが帰ってきた!笑

くだらないが通り越して3周くらい回って呆れ笑いできるのはコイツらだけ!

某国際大会で散々言われているけど、
見方を変えれば細かいことを気にしないこと
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デッドプール2のおとぎばなし(2018年製作の映画)

3.8

最新作の興奮冷めやらぬうちに見返したくなり視聴。

デップーの破天荒そのままに元の筋書きは変えず某池に落ちて出てきたような綺麗なデップーが見れた今作。

正直、元が"ちょっぴり"お下品でグロシーン多め
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.9

期待通り、デッドプールの言う通り観客としてみたいものが見れました!笑

昔懐かしオマージュから最新の時事ネタまで!さすがは救世主様。
キレキレなメタ発言のオンパレードは「今」見るからこそ面白い。旬の野
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

初見、CGかぁ、、と思ってしまった自分に後悔するほどCGアニメーションがハマっていた今作。

試合の空気感、緊張感、実写の映画にある良さとアニメの躍動感、超現実感のいいとこどり。

原作未視聴で見ても
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.7

最近マイブームのウディアレン作品。

いつものウディ節が見られて最高。

どっちとも取れない感情のグレーな部分の表現をセリフ、画面でのグラデーションで表現しているのがコミカルでありつつも素晴らしかった
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貴公子(2023年製作の映画)

3.9

本格アクションエンタメ✖️韓国マフィア

韓国映画独特のいつもの血生臭さもありつつ割とヒーロー映画のようなさっぱり感もあってとても見やすかった一本。

冒頭の韓国マフィア映画お決まりの拷問シーンから軽
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

冒頭のダイナーの日常のワンシーンからは想像もできない怒涛の展開。

行けるとこまで行く、突き抜けるとは正にこのこと、、、!


この白人男性至上の社会に反旗を翻す。
91年公開というのがまた、、

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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.8

まるで推理小説を読んでいるかのような美しい脚本。

セリフにも描写にも何一つ無駄がなかったと思えた。
他愛のないジョーク、余ってしまった小銭にさえ。

見る人を選ぶかもだけど個人的にはとてもとても楽し
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

3.8

本日カジュアル2本目!笑

最高にバカで笑えた一本。

ちゃんとおバカでコメディに振り切っているのにしっかりとした伏線回収と筋の通ったストーリー展開は流石は韓国映画お手のもの。

個人的には細かい北朝
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.6

久々のカジュアルエンタメ。

王道の父と子の物語にSFのテイストを入れた今作。

安心して見られるストーリー展開ながら、ロボ✖️格闘技ならではの重厚なアクションシーンは見応えがありました。

公開当初
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

黒澤明『七人の侍』予習済みで視聴。

最高にリスペクト感じる崇高な7人のガンマンと痺れるアクション。

ジャンプの少年漫画を読んでいるときのようなワクワク感が今作にもありました。

個人的にはやっぱり
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.6

試みは良かったと感じたロードムービーなロマンス。

ロマンス風ロードムービーだったか。
少しどっちつかずな印象で感情移入が難しかったが、とりあえず若かりしジュードロウはかっこよかった。

ブルーベリー
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ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

3.8

フライヤーの色味で完全によくある甘酸っぱいアレを想像していました。

序盤のニューヨークの光の部分から少しずつ影を落としてゆき、その先を描いてくれた正当な社会派。

重たいテーマながら、古典的な映像表
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