このレビューはネタバレを含みます
リメイク版と比べ、ペガたちとの関係性が描かれた場面が少なく、ラストも感動的ではない。また、ギガゾンビとの戦いも呆気ない。パラレル西遊記を見た直後だと、同じような構造なのにこちらではパラレルワールドが生>>続きを読む
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手紙の節々から感じられる愛情が温かく、ホリーとジェリーの出会いにおいては言動のすべてがロマンチックだった。ただ、幸せな友人への葛藤や新たな恋愛への挑戦も描く必要があるのは分かるが、もっと2人の過去に焦>>続きを読む
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エドワード・ノートンの演技力に脱帽する映画。シリアスな展開が続き、小難しい場面も多かったが、法廷のシーンでの弁護士と検事の言葉の掛け合いは見応えがあった。ラストは胸糞を通り越して痛快。アーロンを演じる>>続きを読む
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元嫁が畜生すぎる。ジオラマの世界に入り込むという設定は子供心をくすぐられたし、その後の整合性の取れたSF展開にもワクワクさせられた。しかし、中盤以降の無理にドラマ性を持たせた展開は、設定の良さを全く活>>続きを読む
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冒頭の迫力が凄まじく、映画の中に入り込んだような臨場感だった。戦闘描写だけでなく、一人一人の葛藤や会話劇にも見応えがある。大尉たちが命を懸けて守ったライアンの幸せそうな未来を見て、その犠牲にも意味があ>>続きを読む
ドラえもんで歴史上の実在人物を扱っていること自体が新鮮だった。有名なタイムパラドックスを巧みに活かしていて面白かったが、西遊記の知識があれば、より楽しめたとも感じる。子どもの頃に見ていたら、間違いなく>>続きを読む
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貧乏な白人と金持ちの黒人、性格まで正反対の二人が、旅と音楽を通じて築く友情物語。はじめは黒人差別をしていたトニーが、道中での理不尽な扱いを自分のことのように受け止め、次第に考えを改める過程が良い。最後>>続きを読む
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父は親として、担任は指導者としてあまりに未熟で腹が立った。どこまでが実話なのかは分からないが、細かい部分のリアリティが乏しく、脚本の安っぽさも気になった。でも、爽快感のあるサクセスストーリーは見ていて>>続きを読む
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勘違いしているレネーと周囲とのギャップがすれ違いコントのようで面白かった。自信を持つことはとても大事だし、実際自信をつけてからのレネーはとても魅力的に見えた。ただ、自分らしさを重んじている映画として、>>続きを読む
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前作と比べてエンタメ性も音楽性も物足りなかった。手下たちへの復讐シーンにはそれなりに見応えがあった割に、肝心のビルへの復讐は退屈すぎて拍子抜け。ドラマ性も浅く、終盤にかけて何の映画を見ているのか分から>>続きを読む
冒頭の言葉がラストにはより説得力を増していた。別の世界線への転換が滑らかで、ユニークな演出も多かった。ただ、あまりにスムーズなため、今見ているジュリアがどの世界線のジュリアなのか、混乱することも多々あ>>続きを読む
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現実のネッシーや河童などのUMAを絡めた設定が良く、展開も好みだった。ただ、中盤でどこでもドアが使えない理由は明示してほしかった。また、ドラえもんたちが恐竜人にとって神とされる伏線も、もう少し丁寧に張>>続きを読む
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カタコトの日本語にも字幕をつけてほしかった。エンタメ映画なのでリアリティの無さは許容できるが、外国人が想像する日本感は否めない。タランティーノの選曲センスには毎回脱帽するが、布袋の「Battle Wi>>続きを読む
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「十二人の怒れる男」に日本人の優柔不断さや流されやすさを巧みに織り込んだオマージュ作品。有罪と無罪を二転三転させる展開は面白かったが、論理破綻の衝撃度は本家ほどではなかった。ただ、登場人物のキャラが皆>>続きを読む
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並行して進んでいた複数のストーリーが一つに集約される脚本が見事。また、セリフの端々に垣間見えるワードセンスをはじめ、カメラワーク、音楽、コメディシーンに至るまでが、世界観を際立たせており、ラストも結末>>続きを読む
内気でひとりぼっちだったチャーリーが仲間と出会い、成長していく過程が繊細に描かれ、心情の変化も鮮明に伝わってきた。思春期の少し複雑な人間関係も巧みに表現され、そうした障害を乗り越えた先にある友情が最高>>続きを読む
過去6作と比べて最もドラマ性に優れていると感じた。リメイク版のピッポが可愛くて好きだっただけに、オリジナルキャラクターではなかったと知り、少し残念。それでも、リルルの葛藤を中心に描かれた物語は、とても>>続きを読む
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個人的に、タイムループものはファンタジーの世界観で語られるべきで、理論的に理由をこじつけられると違和感を覚える。それはそうと、アクションはそれなりに見応えがあり、先を読むシーンも爽快感があった。ただ、>>続きを読む
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なにより部長のキャラクターが魅力的で、セリフの端々に性格の良さが滲み、シチュエーションとのギャップが最高に面白かった。ただ、ドラマ性を持たせるには内容がやや浅く、コメディ路線を最後まで貫いた方が、序盤>>続きを読む
映像美が際立ち、パリの夜景がとても美しかった。機械仕掛けの歯車などが子供心をくすぐる一方、内容は思っていたよりも子ども向けではなく、特に演出に関しては芸術性が溢れており、細部までこだわりが感じられた。>>続きを読む
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設定が日常に巧く織り込まれており、新感覚の世界観がとても面白かった。ただ、ギャングの死など要所のシーンでは緊張感が足りず、アクションやロマンス要素も冗長に感じた。設定が秀逸なだけに、もう少し練られた展>>続きを読む
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オープニングの有名映画のパロディを含め、脚本はリメイク版より良いと感じた。ただし、パピのビジュアルに魅力が乏しい。のび太たちが無双する展開は宇宙開拓史の下位互換で、大きくなるタイミングもご都合主義に思>>続きを読む
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日常の中の小さなきっかけから、あれだけ展開を広げられる脚本は見事。制約がある中で知恵を振り絞りピンチを切り抜ける工夫も面白い。ラストは単なる復讐なら良いのだが、クロエの心の奥底にも母と同じ考え方が芽生>>続きを読む
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脱獄犯と人質という関係性だった2人が、旅を通じて本物の親子のような絆を築いていく過程が良い。ただ、中盤は似たような展開が繰り返され、やや単調。ラストもスナイパーを殴る場面と冒頭シーンとの繋がりは良かっ>>続きを読む
はじめの魔法使いのチェスならぬ、ネズミたちのチェスはとてもかわいらしかった。ピンチの場面では動物たちの力を活用して乗り切る展開もワクワクさせられた。だが、脚本は見栄えを重視した子供だましのようで、ディ>>続きを読む
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なぜか皆からヘイトを向けられていたネイサンが、科学者として一番まともだったように思う。ケイレブがAIに恋愛感情を抱く展開は倫理的に気持ち悪く、エヴァのロボット三原則に反する非人道的な裏切りは、胸糞も悪>>続きを読む
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リメイク版を視聴済なので、ある程度のシナリオは知っていたが、伏線を回収するのは改めて見ても面白かった。設定の科学と魔法の扱いが入れ替わった世界線も良かったが、ファンタジーが強すぎるとも感じた。のび太と>>続きを読む
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堅物刑事のシュワちゃんが幼稚園に潜入するという設定にまず惹かれた。幼稚園が舞台だが、テーマはなかなか重く、終盤は単調なサスペンス展開が続き少し退屈だった。はじめこそ頼りなく足手まといだったフィービーが>>続きを読む
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はじめの方の次元との相棒感が最高で、銭形警部と結託する展開も良かった。その分、五右衛門の出番が少なかったので、そこは残念。改めてテーマソングがおしゃれだなと感じた。終わり方も綺麗にまとめられており、と>>続きを読む
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ありがちな設定にありがちな展開だったが面白かった。主人公と考え方が似ていたため感情移入もしやすく、お金持ちなのに謙虚、なのにいざとなれば大金で物事を解決する様が爽快だった。リサと電車で別れた後の展開を>>続きを読む
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とんちの効いたシュールなお笑いが面白く、息子が登場する時の演出は素晴らしいと感じた。息子を不安にさせないための優しい嘘と、成長してから気づく父の優しさがとても切ない。ただ、収監所に入ってからは似たよう>>続きを読む
まず燃堂役のケツアゴの再現性が高かった。メタ的な演出や台詞は、寒いものが多かったものの、燃堂のケツアゴだけは良かった。主役の山崎賢人は、ややコスプレ感が否めないが、橋本環奈やムロツヨシ、佐藤二郎、ケツ>>続きを読む
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主人公の正義か家族かの葛藤を主軸に、息を吐かせない展開がハラハラして面白かった。終わり方も必要最低限だけを写し、あとは視聴者のそれぞれの想像に任せる感じが良かった。ただ、どんでん返し的なもうひと展開を>>続きを読む
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駄菓子屋のおっちゃんが大好き。終盤、絶対に警察側が正しいことを言っているはずなのに、というやるせない気持ちになり、家族という形に、血の繋がりは関係ないんだと思わされた。ただ、家系図がややこしすぎて、解>>続きを読む
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まず曲が良い。お金がないという縛りを逆手に取るスタンスと未完成の音楽が徐々に出来上がる過程はとても良かった。「音楽は魔法だ。平凡な風景が意味のあるものに変わる。」という言葉には感銘を受けた。ただ、スト>>続きを読む
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海洋恐怖症ということもあり、序盤からそこはかとなく不安感を抱いていた。ラストの戦いは盛り上がりに欠け、あっさり終わった印象。所謂のび太の対人物であるエルとの関係性が薄く、別れの瞬間にこれといった感情が>>続きを読む