玄人向けの映画な気がする。私には良さが分からなかった。まず導入が長く、内容も分かりづらい。吊橋のシーンなど、個々の場面は見応えがあるものもあったが、全体のストーリーとしてはあまり面白くない。終盤もどこ>>続きを読む
某バラエティ番組を彷彿とさせるテーマソングやスチームパンク風の世界観はとても好みだったが、ストーリーに面白みはなく、ラストも締まりが悪い。造語の多さもやや煩雑。アトール内の描写は想像以上にユニバそのま>>続きを読む
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彗星の衝突が発表された直後に、呑気で他人事のような人々が映し出されたため緊張感が削がれた。また、物語に一貫性がない点も気にはなったが、命を顧みない何人もの英雄たちの姿が描かれていたからこそ、ラストの演>>続きを読む
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主人公の短気さとクレアの情緒不安定さにはイライラしたが、その後のロマンスは良かった。軽くネタバレを喰らっていたため、展開はある程度読めたものの、主役の演技力も相まって山場の衝撃は凄かった。ラストも真相>>続きを読む
10年ほど前の作品たちに比べて、近年のドラえもんは深い意味合いが込められてるように感じ、もはや子供向けではない気がする。タイトル回収と大終盤の演奏はとても良かった。ただ、事あるごとに「ファーレ」という>>続きを読む
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挿入歌の選曲がとても良く、どれもシーンを際立たせていた。はじめは壁を作っていたウィルと心を通わせる過程は良かったが、パトリックとの関係が曖昧だったため、ずっとモヤモヤしていた。ラストは構成も手紙の内容>>続きを読む
何度も障害にぶつかりながらも己の信念を貫き、勝利を掴むサクセスストーリーは見ていて爽快。サッカー好きとして、ペレの名前の由来や、ブラジル独自のプレースタイルの起源を知れたのも良かった。ただ、予想通りの>>続きを読む
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マキシムの人柄も虫人間の能力もビジュアルもあまり魅力的に感じない。メガミニオンについても同様で、もっと能力を存分に活かして活躍する場面を見たかった。ラストの歴代のヴィラン達が再登場するシーンはとても粋>>続きを読む
スタントマンという設定を上手く活かした展開や、数々の名作映画を登場させる脚本は良かったが「テルマ&ルイーズ」のネタバレだけは個人的に最悪だった。アクションもそれなりには見応えがあったが大半は単に派手に>>続きを読む
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リメイク版と比べ、ペガたちとの関係性が描かれた場面が少なく、ラストも感動的ではない。また、ギガゾンビとの戦いも呆気ない。パラレル西遊記を見た直後だと、同じような構造なのにこちらではパラレルワールドが生>>続きを読む
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手紙の節々から感じられる愛情が温かく、ホリーとジェリーの出会いにおいては言動のすべてがロマンチックだった。ただ、幸せな友人への葛藤や新たな恋愛への挑戦も描く必要があるのは分かるが、もっと2人の過去に焦>>続きを読む
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エドワード・ノートンの演技力に脱帽する映画。シリアスな展開が続き、小難しい場面も多かったが、法廷のシーンでの弁護士と検事の言葉の掛け合いは見応えがあった。ラストは胸糞を通り越して痛快。アーロンを演じる>>続きを読む
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元嫁が畜生すぎる。ジオラマの世界に入り込むという設定は子供心をくすぐられたし、その後の整合性の取れたSF展開にもワクワクさせられた。しかし、中盤以降の無理にドラマ性を持たせた展開は、設定の良さを全く活>>続きを読む
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冒頭の迫力が凄まじく、映画の中に入り込んだような臨場感だった。戦闘描写だけでなく、一人一人の葛藤や会話劇にも見応えがある。大尉たちが命を懸けて守ったライアンの幸せそうな未来を見て、その犠牲にも意味があ>>続きを読む
ドラえもんで歴史上の実在人物を扱っていること自体が新鮮だった。有名なタイムパラドックスを巧みに活かしていて面白かったが、西遊記の知識があれば、より楽しめたとも感じる。子どもの頃に見ていたら、間違いなく>>続きを読む
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貧乏な白人と金持ちの黒人、性格まで正反対の二人が、旅と音楽を通じて築く友情物語。はじめは黒人差別をしていたトニーが、道中での理不尽な扱いを自分のことのように受け止め、次第に考えを改める過程が良い。最後>>続きを読む
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父は親として、担任は指導者としてあまりに未熟で腹が立った。どこまでが実話なのかは分からないが、細かい部分のリアリティが乏しく、脚本の安っぽさも気になった。でも、爽快感のあるサクセスストーリーは見ていて>>続きを読む
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勘違いしているレネーと周囲とのギャップがすれ違いコントのようで面白かった。自信を持つことはとても大事だし、実際自信をつけてからのレネーはとても魅力的に見えた。ただ、自分らしさを重んじている映画として、>>続きを読む
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前作と比べてエンタメ性も音楽性も物足りなかった。手下たちへの復讐シーンにはそれなりに見応えがあった割に、肝心のビルへの復讐は退屈すぎて拍子抜け。ドラマ性も浅く、終盤にかけて何の映画を見ているのか分から>>続きを読む
冒頭の言葉がラストにはより説得力を増していた。別の世界線への転換が滑らかで、ユニークな演出も多かった。ただ、あまりにスムーズなため、今見ているジュリアがどの世界線のジュリアなのか、混乱することも多々あ>>続きを読む
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現実のネッシーや河童などのUMAを絡めた設定が良く、展開も好みだった。ただ、中盤でどこでもドアが使えない理由は明示してほしかった。また、ドラえもんたちが恐竜人にとって神とされる伏線も、もう少し丁寧に張>>続きを読む
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カタコトの日本語にも字幕をつけてほしかった。エンタメ映画なのでリアリティの無さは許容できるが、外国人が想像する日本感は否めない。タランティーノの選曲センスには毎回脱帽するが、布袋の「Battle Wi>>続きを読む
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「十二人の怒れる男」に日本人の優柔不断さや流されやすさを巧みに織り込んだオマージュ作品。有罪と無罪を二転三転させる展開は面白かったが、論理破綻の衝撃度は本家ほどではなかった。ただ、登場人物のキャラが皆>>続きを読む
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並行して進んでいた複数のストーリーが一つに集約される脚本が見事。また、セリフの端々に垣間見えるワードセンスをはじめ、カメラワーク、音楽、コメディシーンに至るまでが、世界観を際立たせており、ラストも結末>>続きを読む
内気でひとりぼっちだったチャーリーが仲間と出会い、成長していく過程が繊細に描かれ、心情の変化も鮮明に伝わってきた。思春期の少し複雑な人間関係も巧みに表現され、そうした障害を乗り越えた先にある友情が最高>>続きを読む
過去6作と比べて最もドラマ性に優れていると感じた。リメイク版のピッポが可愛くて好きだっただけに、オリジナルキャラクターではなかったと知り、少し残念。それでも、リルルの葛藤を中心に描かれた物語は、とても>>続きを読む
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個人的に、タイムループものはファンタジーの世界観で語られるべきで、変に理屈をこじつけられると逆に違和感を覚える。それはそうと、アクションはそれなりに見応えがあり、先を読むシーンも爽快感があった。ただ、>>続きを読む
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なにより部長のキャラクターが魅力的で、セリフの端々に性格の良さが滲み、シチュエーションとのギャップが最高に面白かった。ただ、ドラマ性を持たせるには内容がやや浅く、コメディ路線を最後まで貫いた方が、序盤>>続きを読む
映像美が際立ち、パリの夜景がとても美しかった。機械仕掛けの歯車などが子供心をくすぐる一方、内容は思っていたよりも子ども向けではなく、特に演出に関しては芸術性が溢れており、細部までこだわりが感じられた。>>続きを読む
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設定が日常に巧く織り込まれており、新感覚の世界観がとても面白かった。ただ、ギャングの死など要所のシーンでは緊張感が足りず、アクションやロマンス要素も冗長に感じた。設定が秀逸なだけに、もう少し練られた展>>続きを読む
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オープニングの有名映画のパロディを含め、脚本はリメイク版より良いと感じた。ただし、パピのビジュアルに魅力が乏しい。のび太たちが無双する展開は宇宙開拓史の下位互換で、大きくなるタイミングもご都合主義に思>>続きを読む
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日常の中の小さなきっかけから、あれだけ展開を広げられる脚本は見事。制約がある中で知恵を振り絞りピンチを切り抜ける工夫も面白い。ラストは単なる復讐なら良いのだが、クロエの心の奥底にも母と同じ考え方が芽生>>続きを読む
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脱獄犯と人質という関係性だった2人が、旅を通じて本物の親子のような絆を築いていく過程が良い。ただ、中盤は似たような展開が繰り返され、やや単調。ラストもスナイパーを殴る場面と冒頭シーンとの繋がりは良かっ>>続きを読む
はじめの魔法使いのチェスならぬ、ネズミたちのチェスはとてもかわいらしかった。ピンチの場面では動物たちの力を活用して乗り切る展開もワクワクさせられた。だが、脚本は見栄えを重視した子供だましのようで、ディ>>続きを読む
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なぜか皆からヘイトを向けられていたネイサンが、科学者として一番まともだったように思う。ケイレブがAIに恋愛感情を抱く展開は倫理的に気持ち悪く、エヴァのロボット三原則に反する非人道的な裏切りは、胸糞も悪>>続きを読む
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リメイク版を視聴済なので、ある程度のシナリオは知っていたが、伏線を回収するのは改めて見ても面白かった。設定の科学と魔法の扱いが入れ替わった世界線も良かったが、ファンタジーが強すぎるとも感じた。のび太と>>続きを読む