Rokuさんの映画レビュー・感想・評価

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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ファレリーらしさ(下品だけどキレのあるギャグ)を押し殺して頑張って真面目に撮った作品という感じ。マイナス点はないけどスカッともしない。ツアー最後の黒人向けレストランでの演奏はもっと弾けて良かったと思う>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

こういう撮り方をセミドキュメンタリーと言うんだな。役作りの延長として街に出て市民やネオナチとアドリブメインの議論を交わしている。ドイツの批評家の間では、作品としての文学的な価値というより、これによって>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.7

前向きに生きたくなるね。ジムキャリーが原田泰造に見えてくる。ヒロインのズーイーデシャネル、初めて見たけどすごくキュート。変なライブの変な歌詞がツボだったんだけど、アレが無理な視聴者も多そうと思ったり。

Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.5

どこまでも公務員の地位にしがみつこうとする。自分もこのぐらいたくましくありたい。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

非常に評価が難しい作品。登場人物誰も幸せにならないし結末はよくあるAIに乗っ取られるパターン。さらに種明しでは、どこまでも合理的であるはずのステムがどう考えても不合理な目的を持ってて全く釈然としない。>>続きを読む

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

3.6

鋤田氏という人物はおろかボウイのヒーローズのジャケを撮ったのが日本人だというのさえ寡聞にして今日まで知らなかった。たくさんの“殿堂”たちが当時を振り返る、その顔ぶれはあまりに豪華。回想インタビューで1>>続きを読む

リーマン・ブラザーズ 最後の4日間(2009年製作の映画)

3.6

まさに破綻までの4日間のみを取り上げたドラマ。短くまとめられてる点は評価するけど、その前後の市場全体の混乱や各銀行の立場の説明に時間をかけて欲しかった。石造りの連銀建物内で世界の先端を行く投資銀行家達>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

マミーやわたしはロランスと比べるとイカれた感じや華美さはなかったけど、でもその分、気楽に観れた。ドランの人間の映し方は本当に美しい。自分としては女性ももっと出して欲しかった。それにしてもこのオカン役の>>続きを読む

光のノスタルジア(2010年製作の映画)

3.8

トミーゲレロのAtacamaが好きで、その砂漠がテーマだと言うので観てみた。限られた時間の中で何を観て何を読むかはけっこう重要だと感じるこの頃だけど観てよかった。

ハーフ(2013年製作の映画)

4.0

メキシコハーフの子がインターナショナルスクールに転校するとき、同じ経験を持つ子に印象を尋ねると「日本語を話す子の方が信頼できる」と言っていた(理由は語られなかった)。信頼=価値観が均一で安心するからか>>続きを読む

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.5

私達に出来ることはフェアトレードモノやフェアな企業を選ぶということか。
フェアトレードモノは概して高いが、それが生産者の生活水準から逆算した適正価格だとすると、マージンには差がない(通常品に不当なマー
>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

アイヌ民族を日本人が撮ったとして、こうゆう描き方は出来んだろうな。観る人の潜在的な差別意識を揺さぶられる作品なのでは。差別される側が別の差別対象を探すというのはよくあるが、矛先が自分のルーツに向くとい>>続きを読む

MERU/メルー(2014年製作の映画)

3.9

『フリーソロ 』で映像ディレクターとしてのジミーチンを知ったけどクライマーとしても一流だったのね。