とらさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

とら

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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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日本の同族経営企業でも見られるようなお家騒動。暗愚なドラ息子を誘惑する欲深い女をレディーガガが演じる。しょうもない連中ばかりが登場する中で唯一輝くのはドミニコ。メイキング映像がみんなマスク姿。あと調べ>>続きを読む

オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

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机と文書で作動していく官僚機構(ビュロークラシイ)が丁寧に描かれてる。保身に走って組織内部でうまく立ち回るか、それとも自分の価値基準を貫いて弾かれるか、という話。あと紙挟みが洒落てる。

日本の夜と霧(1960年製作の映画)

3.6

六全協前後の世代と60年安保世代が延々と議論し、隠されていた本音が暴露されていく。各人が歩み寄るような場面も見られるも、結局、指導者・中山の党派的で無反省で傲慢な演説でラスト。観るものを暗澹たる気持ち>>続きを読む

百年と希望(2022年製作の映画)

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この種の運動はやっぱり自分から遠いところにあるなあと実感。

家族(1970年製作の映画)

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長崎から北海道まで鉄道で旅するロードムービー。描かれるのは1970年の汚れた日本。沖縄は登場せず、大阪では万博をやっていて、北海道へは船で渡る時代。好きなのはその青函連絡船の場面。子の客死を受け入れら>>続きを読む

私のはなし 部落のはなし(2022年製作の映画)

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安直な感想を持たせない、丁寧なドキュメンタリー。老若男女様々な人たちが登場し、それぞれの視点で同和問題が語られる。自分が共感したのは運動に携わる人たちの饒舌な語りではなく、「アソコで犬猫をひいたらめっ>>続きを読む

赤ひげ(1965年製作の映画)

3.7

人間の不幸に向き合う医師「赤ひげ」と、そこに不本意ながらやってきた新人医師の保本が、患者や家族と織りなす出来事を描いたヒューマニズム映画。端役にも有名俳優がたくさん出てくる。

虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

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冒頭のエノケンを見て2回目と気づく。
弁慶役の大河内傳次郎が素晴らしい。冨樫役の藤田進ははっとするようなイケメン。

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

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国連の理想と現実に触れることができるサスペンス。モダンな国連本部ビルがカッコいい。

太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年製作の映画)

3.9

逃げるだけの話が、素晴らしい映画に仕上がってる。
キスカ島の浜で正装で整列し来ない艦隊を待ち続ける守備隊。何度目かの失望の後、突然霧の中から船影があらわれて、喇叭の音で味方と気づくシーンとかもう、すご
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