esさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

以前住んだことのある押上〜浅草周辺エリアが舞台で親近感。
何か起きそうで起きない(起こってるかもしれないけどどうなったかの描写がない)けど、もどかしさもない、不思議な感覚を味わえる。
生き急ぐのをやめ
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.0

どこまでも透き通った眼差しと、後期のドラッギーな音楽、相反する要素が限りなく強固にそして脆くバランスを保っていたんだなと。
映画として悲観的にせずにあくまでも爽やかに仕上げてくれていたのが、残ったメン
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

前半退屈だなあと感じたけど、後半一気に伏線(伏線ってほどでもないけど)回収たたみかけ会話コントがまるで喜劇。
熱量のコントロールがすごい監督だ。
関西弁は優勝。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.7

彼と姉と妹と3人でのぎこちない会話が狭いアパートの1室を宇宙空間と化していて引き込まれた。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

邦画を見ることはほとんどないのだけれど、この監督はロメールっぽいと聞いて視聴。
哲学的なこれ見よがしな会話がないのが物足りないのと、変なファンタジー要素が個人的にうーんって感じも。
ただそれを除けば低
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.0

ヤンヤンが着てるミッキーTとかポケモンリュックとか、そういうとこが本当リアルなんだよなーと。
人間模様、様々な葛藤、台北ワンダーランド。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

分かりみしかない。
比較的優等生街道を辿ってきた自分はこういう世界に憧れるし、全てが真逆すぎて新鮮で楽しいんだよね。
お兄ちゃんジョック的な見た目なのにインディー音楽に傾倒してるギャップが良いのと街歩
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

ティモシーシャラメがどんどん落ちぶれてく感じが堪らなくセクシー
そして毎回色んな洒落たボーダーのラガーシャツ着てて、全部欲しくなる
最後のダニエルジョンストン含めて選曲が良い

マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.7

作品に流れる空気感が暖かくて、より最後の切ないシーンがびっくりだけど、そこも含めて日常と言える感じ。
子供たちおしゃれなファッションにしようとしてないはずなのに、今の自分の観点からするとめちゃくちゃお
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

前半が和む展開だったから、あれ全然怖くないやつだったっけ?と思ったら後半たたみかけられて、ノンストップでエンディング迎えた。
半地下の家族よりも、地下の家族(夫婦)の方が狂ってる。半地下家族は貧しさ意
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

元祖大規模テラスハウス。
その中の住人の一人だけが、出演していることを知らない、という設定。
案外感動のストーリーなのと、the90sアメリカ的なファッション、テンポの良い展開。おすすめ出来る映画。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

原作の若草物語を知らないので、苦手な時系列ぐちゃぐちゃ系のストーリーについて行くのが必死だった、、
ただ内容は、途中から登場人物の顔と名前や関係性やキャラクターが見えてくるにつれて、成長記録と女性の自
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.7

無いのは分かっていたけど、どこかで淡いキラキラした少女性のある描写を期待してひまっていた自分がいて、やっぱり無かった笑
雰囲気自体は悪くなかったけど、もっとアンニュイで不透明で確実性の無い映画が好きだ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

淡々としたあの感じ。

ティモヒーシャラメを初めてかっこいいと思った。あれは惚れるわ…

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

ジャケットからして勝手に、あの頃ペニーレインと、的な明るいティーン映画を想像してたら、良い意味でかなり裏切られた作品。

カメラワークとか描写とか、デビッドリンチとヒッチコックを掛け合わせたような、ぞ
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

先輩に勧められてみたけど、やっぱり自分にはアクションはあまり向いていない…

(2005年製作の映画)

3.7

初めて韓国映画を見た。主人公の女の子の可愛さに釣られて見たけど、イノセンスと官能のバランスと演技力が素晴らしい。
話はロリコン爺さんと少女のなんとも言えない関係を描いた風景画のように思えるが、後半から
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.5

ちょっと長い。メンヘラ強すぎて昔の彼女を思い出す。
無駄に胸を出すシーンが多いけど、きれいな形をしているので何回も見てしまう。

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

ぞくぞくする感じ。サスペンス食わず嫌いだったのにヒッチコック面白すぎるよ…
世界観めっちゃ狭いのに、仕掛けや伏線が細部まで行き渡ってる。
まるで小さな穴をのぞいて、そこの中に住む住民が繰り広げるアンジ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

Homecomingsのライブとの企画で観た。音楽と映画がリンクしました。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

ウェスアンダーソン気になってはいるけど、自分にあんまり合わないのかなあ。時系列が若干難しくて、すっと話が入ってこないのは自分の理解力が足りないからだと少し落ちこんだ笑
でも解説読んですっきりした。
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.6

映画の映像美と音楽が、ありがちな繊細で脆い青春ムービーを引き立てている。エルファニングは元気な役より、影がある役の方がしっくりくるなあ。
最後は結構切ない。ショートムービー感は否めない。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

夫婦喧嘩のリアルさはこの役者ならではの演技力で圧倒された。最後かすかな未来への光が見える余韻がとても良い。

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