esさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

4.3

みんなの距離感とかシュールなシーンとか適当な服とかロメールっぽくて良い。日本の映画見たの久しぶりだけど日本の映画じゃないみたい。監督自身が海辺のポーリーヌオマージュって言ってて納得。

7月の物語(2017年製作の映画)

4.3

フランス人にありがち痴話喧嘩。面白い。とびきりの美女ではなく、本当にその辺にいそうな女の子が主役なのが良い。

女っ気なし(2011年製作の映画)

4.5

久しぶりにものすごくハマった映画!ようやく自分が求めるエリックロメール感を持つ映画監督が出てきて嬉しい。プロローグからの繋がりとか、劇中に散りばめられた小ネタとか、クスッと笑ってしまう要素沢山。最後は>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.6

マックデマルコ先生の存在感。主人公の彼の切なくも、瞬き少なく目力のある視線が印象的。ストーリーはそこまで引き込まれず。

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

ルーティーンは美しくかっこいい。
ルーティーンに少しばかりのスパイスが加わると、あるいは加えると、さらに美しくかっこよくなるんだなと改めて思った映画。
あと2回観たらもっと良さが分かるかも。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

気づいたらエンディングを迎えてたという初めての経験。寝てたわけではなく。
自分も、復讐され騙されていた側に入り込んでいた。

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.1

裏窓で衝撃を受けてからの、ヒッチコック 作品2作目に。
最初から最後までハラハラドキドキさせるストーリーは今回も健在で、少しばかり恋愛要素が入っているのも醍醐味。
昔ながらのチープな演出が、見てて逆に
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裏窓(1954年製作の映画)

4.4

サスペンスとかホラーとか苦手で敬遠してたけど、初めてヒッチコックの映画を見た。ユーモアの効いた序盤から始まり、事件が起こる中盤からまんまと引き込まれ、後半のスリルある展開には居ても立っても居られず。久>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

自分の好きな映画監督の好きな要素を全部詰め込んだかのような映画でした。
トーキングヘッズが好きだとアート気取りの軟弱野郎と言ってぶん殴られたり、子宮頚がんの検査報告でルーリードのよれたTシャツを着てい
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

ライトに観れる映画。主人公のファッションがウッディアレンらしい、個人的な好きなファッションなので日常のアイデアの参考になりそう。内容自体は至って普通というか、そんなのあり得る?って話だけど、世界観と相>>続きを読む

コレクションする女(1967年製作の映画)

3.8

途中寝てしまったけど、それもまた良いと思える映画。だってみんなフランスの田舎の別荘でダラダラ過ごしてるだけの話だから。こっちだってダラダラ過ごすよ。

グッバイ・ファーストラブ(2010年製作の映画)

4.4

ミアハンセンラブがロメールの後継者と言われるのも少し分かる。淡く儚い十代特有の心情が、瑞々しく、かつ一瞬で崩れてしまうような脆さをもって描かれる。建築の女学生という設定も無機質感を伝えるのにもってこい>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

冒頭の高速道路でのミュージカルシーンが何回見ても良いくらい引き込まれる。ミュージカル苦手だけど、普通に楽しめた。久しぶりに完成度の高い映画を見た気がします。

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.6

登場人物が多すぎて、ちょっとわけ分からなくなる時があった。
酒は飲むけどタバコ吸ってるシーンはなくて、これがフランス映画だったらみんな吸いまくってるんだろうなとか、そんな違いを感じた。
個人的には青春
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.6

アメリカンジョークが下品だけどウィットが効いてて面白かった。
あるよね、10代のこんな時期。

スラッカー(1991年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャケットのサングラスをかけた少年、出番少なすぎ&女だったんかい!笑 のような印象を全編に抱く、不思議とまた見たくなる映画。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

エマとアデルの対比がリアリティーを持って描写され、淡く儚げな映像美と上手く調和している。

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.5

こんな最高な映画久しぶりに観た。いちいち可愛いアンナカリーナの表情と仕草、真剣なまでのシュールの挿入、1分間の沈黙を含む劇中音楽の使い方。全てが絶妙なバランスで成り立ってると思ったら、上映後のトークシ>>続きを読む

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.1

少女が湖で泳ぐシーン、弟が純粋であるがゆえアボリジニの少年と積極的にコミニュケーションを図る点など、良かった。虫や動物のどアップが自分は苦手。