この邦題はねえわな。原題のカイマーノ(イタリア語でワニ)=ベルルスコーニ。昔イタリア映画祭でかかった際には『カイマーノ』だったのに。
演出が平凡…。アラムとヌニークの父親が亡くなるシーンなどは凡庸とすら言える。日本で一般上映されていないのもむべなるかな。観たのは2008年のイタリア映画祭、かなり前なので今観たらどう感じるかは分からな>>続きを読む
タヴィアーニ兄弟の長編デビュー作。後年の彼らの温和な作品しか知らない人はこの殺伐とした刺々しさに驚くだろう。政治の季節まっただ中の初期衝動が画面からヒシヒシ伝わってくる。ゴダールの『気狂いピエロ』がざ>>続きを読む
確か2001年のフィルムセンター「イタリア映画大回顧」で観た。しょっぱなの(確か)ダンスホールのシーンからあまりの良さにたまげた。観る機会があれば逃すな!