rさんの映画レビュー・感想・評価

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星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.0

ただ何か漠然としたもののために歩いてみたくなる映画

それぞれの目的のもと同じ旅先へ歩む人たちをみて、なんだかこんな仲間もいいなと思ったり

しあわせのパン(2011年製作の映画)

4.0

人生いろんな時代や苦しみを経ておとなになっていくけど、無理して笑わなくていい場所に辿り着けたらそれがいちばんよね

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.7

You can’t wake up if you don’t fall asleep

フィクションが、救いようもないと思っていた現実を蘇らせてくれることもある

紛れもない嘘の世界に希望を見出した人
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

熱中できることを見つけたら、たとえ手放したとしてもいつかきっとそこへ、かえってくるんだろうなあ

オープニングからharuka nakamuraの迫力がすごすぎて、話が入ってこない場面がありました。困
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.3

繰り返して欲しいなあって思うくらいがちょうど良い

戻らない時間、足りないくらいが心地よい

時々、私は考える(2023年製作の映画)

4.3

アストリアという街の美しさに息を呑みながら、端っこの人たちのことを思う

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.5

人生の深いところをちらちらと見せておいて、なんじゃそりゃー!って笑いでかっさらっていく。その連続。5つの物語。

観た後に人生が少し愛おしく思える映画って、こんな映画だよなあ

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.3

歴史は繰り返すけれど
今はいくらでも作り上げられる

笑って泣いて気持ちの良いものがたり

南極料理人(2009年製作の映画)

4.7

食事中食事するのやめなさい
エビフライのシーン
ラーメンと唐揚げの涙

久々に映画で声出して笑った

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

静かな再生の物語

心が死んでも人は愛を忘れない
字幕にワンコって出ててふふッと笑える

ワンコ登場してからが最高

関心領域(2023年製作の映画)

-

映画館という環境をこれほど恐ろしいと思ったことはない

自分たちがいるのも、塀のこちら側

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.3

いつの日にか子供の頃の自分はいなくなってしまって、時の進みだけが加速していく
最後に童心に戻ることができてよかったと思うと同時に、どうして人は忘れてしまうのだろうとかんがえると、悲しい

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

すごく大きい世界の流れには身を任せるしかない

悪は存在しないってタイトル
悪は”ヒト”からのみ勝手に生まれ出るものじゃないですか?

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.2

ノーランの原型的な作品
正直あまり期待してなかったけどしっかり良い作品だった
28歳でよくこんなの撮れるな…

エンドロールの短さとノーラン家の活躍に笑った

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

ひとつの概念を映画で表してみました!というのは伝わるんだけど、なんだかな
もっとトラウマ側にぶっとんで欲しかった

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

ポテトとパスタが食べたくなる映画です
気持ち悪すぎて途中笑えてきた
俯瞰視点がなにかおぞましいものの存在を彷彿とさせる撮り方

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

これを今日本で観ているんだということを劇中に何度か意識しては、スクリーンから観た周囲の人たちはどう思っているのか気になってしまった

広島と長崎の描写が全くないのはさすがに意図的だと思うけど、それには
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.8

ヨハンヨハンソンを視覚と聴覚で楽しむ映画って感じ
子供の頃、深夜に観てからあれはなんだったんだ…とずっと記憶に残り続けているような映画ってコメント残してる人がいて、あぁまさにそれだなと

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

途中、ストーリーラインなんてどうでも良いな?と思えるくらい、全てにワクワクし続ける、ドゥニヴィルヌーヴのSFに求めるすべて

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

気づいてから息を呑んだ

腕の包帯も、ベランダも、海も
カーペットを選ぶ眼差しも
光に満ちた日々は実は闇の裏返しで、ソフィー目線でみていたと思ったら最後の最後でお父さんに一気に感情移入してしまった
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

自分が狂ってるのか世界が狂ってるのか最近わからないなと思うことがよくあるけど世界はきちんと狂ってるよということをベラという1人の人間の成長を通じて教えてくれる

エマストーン、末恐ろしい

正欲(2023年製作の映画)

4.3

この世にあってはいけない感情なんてない
言葉という入れ物にはまらないもの

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

命を与えて奪うことほど残酷なことなんてないかもしれないけど、与えられた僅かな時間は、ただ噛み締めるしかないよなあ

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

-

夢と現実の境もなにもかもどうでも良くなるほど強いショックを受けた日の夜に見る夢みたいな2時間

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

自分の世界に連れ戻してくれる

木でこんなに泣く映画ない

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.3

それはいやだいやだエンディングにならなくて安心したけどなんとも言えない切なさ
楽曲、めちゃくちゃ良い

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

現実とコメディのコントラストが逆にしんどい作品だった