シノブレドさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

シノブレド

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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.4

東西冷戦、ベルリンの壁を挟んでの諜報工作が炸裂!
なんといっても主役のシャーリーズ・セロンが抜群に素晴らしい!
こんなかっこのいい女はそういない。
一体誰がどの国が本当の黒幕なのか最後まで解らない。い
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復讐者のメロディ(2018年製作の映画)

3.5

淡々としたノワール作品。
どこかレオンを思い出させるストーリー。
特にこれといった見せ場も無いままに終始する。
でも、こういった日常こそが本当の?日常な人々もいるんだね。

ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

3.4

フランス製作のブラジルが舞台の映画。
復讐モノにしては話が飛躍し過ぎているものの、ブラジルの悪政に対する国民の怒りがダイレクトに表現されている。
逆にこの映画は政権側の製作で、これを見させることによっ
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キャビン(2011年製作の映画)

4.3

ここまでハチャメチャななホラーも無いね!
物語に起承転結があるとすればこの映画はずっと転転転転!笑
よくある寂れたキャビンで13日の金曜日をリスペクトした暗いホラー作品かと思ったけれど、ところがどっこ
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.1

ご存知ジェイソンステイサムがド派手にドンパチやらかす映画です。
話の内容は他愛のないものですが、ステイサムのファンなら大喜びする事は間違いないですね。
自殺しようとしていたホームレスが突如としてスーパ
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ザ・キッチン(2019年製作の映画)

4.1

メリッサマッカーシーがコメディでは無いシリアスな悪役を演じている。
お笑いは皆無で年齢を感じさせる凄みのあるヒール役。
70年代の設定が効いている。
男3人が主人公だったら面白くなかったと思う。
見応
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ディレイルド 脱線(2018年製作の映画)

3.3

B級スリラーと言ってしまえばそれまでだし、ツッコミどころも多々あるにしても最後までハラハラしながら楽しめます。
これも無限ループ系の感はあるね。
主演の女優さんがシェリーにしか見えなかった。

ブラッドショット(2020年製作の映画)

4.3

ヴィンディーゼル主演。
彼のワイルドスピードシリーズは一本しか見ていないが、どうも個人的に馴染めないなぁと思っていたのだがこの作品で好きになった。
いつものごとく何の予備知識も無いままに鑑賞。
冒頭の
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ゲットバック(2012年製作の映画)

3.9

にくいねぇ〜ニコラスケイジ!
悪党だけどいい親父。
リーアムニーソンの96時間をもうひと捻り効かせてあったね。
途中、フレンチコネクションやターミネーターをオマージュしてあったり、自身の主演したワイル
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フェイク・マザー(2017年製作の映画)

3.7

親子の絆とは何か、
これを再確認出来る映画です。
時代が早ければシャロンストーンが演じていたに違いないと思いますねぇ。

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.9

兎に角素晴らしい日本を代表するエンターテイメント作品!
円熟の三船敏郎、仲代達矢の共演。
前作の用心棒の続編に位置しているが主人公以外は新たな設定。
剣術が凄いの一言。どこにも隙がない。
三船敏郎のオ
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

4.1

スタイリッシュホラーの傑作!
壮大なるかくれんぼのサスペンススリラー!
日本のかくれんぼとはルールが違うけどね。
初め、「レディオアノット」ってカタカナで見た時に、「女かそれともそうじゃないのか」って
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.8

素晴らしい!
もしも瓦礫の山から黄金が出たら⁉︎
そこから発想される物語は無限にあるだろうがこの作品を越える脚本はまず出ないだろう。
躍動感も素晴らしく、三船敏郎の鬼気迫るアクションの迫力、手放しで刀
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.5

スティーブンキングの有名作をリメイク。
初代の映画も観ましたが筋書きを忘れていたので二度楽しめました。
でも、ラストはこんなのだったかなぁ〜?
まぁ、怖い映画には間違いありません。

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.5

かなり前の若き日のジョニーデップ主演。
スティーブンキングものなので、カメラワークがドキドキするのは流石ですね。
この映画の脚本は後に多々模倣されているのも映画界に与えた功績と云えると思います。

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.4

とにかく弓矢が凄い!
ある意味見せ場はそこだけ。
内容よりも描写に重点が置かれているが、そこは黒澤明、只者ではない。
もちろん三船敏郎も只者ではあるわけが無い。

THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.9

潜入捜査官モノのクライムサスペンス。
主役は記憶にまだ薄い俳優さんですが、なかなか良かった。
クライヴオーウェンはひと癖ある役どころは鉄板。
ラストにひと捻り効かせてあるところがミソ。
それにしてもア
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赤ひげ(1965年製作の映画)

5.0

この映画は本当に素晴らしい!
円熟の境地の三船敏郎、初々しい加山雄三、ついにチョイ役になってしまった志村喬、今回も山崎努は素晴らしかった。
養生所を舞台にオムニバス形式で何本かの話が進んでいく様式の確
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.8

元日に鑑賞するにふさわしい大作だった。
邸宅のなかのリビングでのワンシュチュエーションはヒッチコックをも寄せ付けないスリリングさ。
ロケのシーンは当時の日本の最下層の貧民窟の堕落さを映し、米軍基地周辺
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

大晦日、観るにふさわしい女子会映画でした。
どんちゃん騒ぎのぼったくりバーの話。
内容は全く無し。
実話としてもそれがどうしたの話で、そんなのどこの地元でもよくある話。
それよりもバブリーな時代を思い
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.6

年末休みに観るにふさわしい映画だった。
10歳のジョジョがとってもキュートな少年。
とても演技とは思えないリアルさにレオンのナタリーポートマンを思い出した。
戦争の悲劇から初恋をした少年がひとつ大人に
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KIN/キン(2018年製作の映画)

4.1

タイムスリップしてケネディ大統領の暗殺を未然に防ぐというアメリカドラマ、112263の主人公イケメン好青年役のジェームスフランコがしばらくら見ないうちにこんなヒールな悪役になっていた事に驚いた!
それ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

この映画のマーゴットロビーが観たくて前作に引き続き2本連続鑑賞。
疲れるかなぁと思ったけどあっという間にラストシーン。
いや〜かなり修練を積んで撮影に挑んだのが感じられて素晴らしかった。
途中モンロー
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

マーゴットロビーが観たくてシリーズ一作目となる本作を鑑賞。
マーベルとは違うDCコミック系ながらもよく出来ていた。
ただ、ジョーカーが出てきたところで否応もなく在りし日のヒースレジャーを思い出して気持
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羅生門(1950年製作の映画)

3.5

一つの事件に対する異なる幾つもの証言。
このオムニバス様式を初めて産んだ黒澤映画は凄い。
芥川龍之介の原作に脚色が加筆されているそうだが、羅生門の土砂降りのワンシュチュエーションの舞台でももう一つのド
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

アルゼンチンの極彩色の映像が美しくて最後まで観入ってしまった。
この映画の主人公、とびきりの美男子は美女をも超えるのかもしれないね。
しかもどんなにヤバイ状況にあっても全く動じない精神状態は天性のもの
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

4.1

最近、日本でも実際に自殺志願者を襲う暗い事件があったよね。
この映画も似たようなストーリーではある。
いや、そればかりか暗殺者や殺し屋なんかも出てきて何人も死んでいくのに、なぜなんだろうこのほのぼのと
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ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦(2020年製作の映画)

3.7

お国が違えば悪事で捕まったとしても刑期も違うんだな。
南国はわりと楽な感じ。
実際の話なので説得力はあるね。
これと似通った映画も何本か作られて観たような気がする。
リスクの多い一攫千金。
それすら挑
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.7

根深い映画。
南と北のドラマだが、背景が実際の金大中政権の誕生秘話と繋がっている実話ベースの脚色。
スリリングな展開に最後まで緊張感が持続する。
それにしても北の将軍様そっくりな俳優さんはどこから見つ
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.6

ソウシリーズのタッチで描かれている脱出モノのスリラー映画。
そんなに都合よく事は運ばないけれど、都合良く進まないと映画にならないねぇ。
非日常をたっぷり堪能できます。
あまり残酷ではないので、この手の
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ロックアップ(1989年製作の映画)

4.2

昔テレビ放映で見た気がする少し古い映画だけれど忘れていたのでもう一度鑑賞。
スタローンが初々しい若者でとても素敵だった。
最近の映画で70年代や80年代が舞台の映画が再設定されているけれどこうしたリア
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スパロークリーク 野良犬たちの長い夜(2018年製作の映画)

3.6

ワンシュチュエーションもの。
タランティーノのレザボア・ドッグスを彷彿とさせる。
しかしながらテロリストの犯人をあぶり出すという設定が甘い。
あまり感情移入できなかったのはそのせいだろう。
もっとギラ
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ジェイコブス・ラダー(2019年製作の映画)

3.4

これはリメイク作品の方なのかな?
なんの予備知識も無いままに観たけれど、
アメリカ軍の帰還兵の苦悩が描かれていて、今もなおその傷は癒えない現実との葛藤。
根深い社会問題だと思う。
ドラッグは必要か否か
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ビューティフル・カップル 復讐の心理(2018年製作の映画)

1.0

なんだこれ?
終始ザワつく感覚にイライラがつのる。
もどかしい感じが最後まで続く。
ラストで当人はハッピーエンドのつもりでもこの後どうなるのか。
日本もそうだけどドイツの人々の感覚もここまでヘタレにな
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

文句なし‼️
何にも言うことなし!
実に生き生きとした生そのものがここにある。
三船敏郎の若々しさが炸裂し、志村喬の渋さが光る。
日本映画の金字塔ここにあり!
それにしても長い!
途中に休憩が入るのは
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エージェント:カーター 暴走特急(2020年製作の映画)

2.8

一口にB級と言えばそれまでだろうが、細かく見ていくと良く出来た作品であると思う。
最後のエンドロールでメイキングや監督に対するオマージュが語られているのが微笑ましい。
監督に対しての追悼なのか、復帰の
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