ミサホさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ミサホ

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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

なんという皮肉…。無邪気な子どもの好奇心と儚い友情が切ない、とても悲しい物語でした。

重たい映画なんだけど、ところどころ、ヘッセの小説のような風景もあって、それとの対比が印象的。

それにしてもヴェ
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.5

小さい頃に観て、ビビった…記憶が。
ということで再鑑賞。

昔、観た時は衝撃を受けたけれど、やはり記憶なんて当てにならないなと思った。あれー、こんなんやったっけ〜?の連続で、逆に初見の感じで観られまし
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ある会社員(2012年製作の映画)

3.5

なかなか面白い作品だった。
ソ・ジソプってかっこいいんですね。車中アクションも迫力があったよね。韓国の会社って意外と若いうちから主任やら課長やらの役職がつく印象。

ソ・ジソプが惚れる女性は、そんなに
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ふしだらな女(1927年製作の映画)

3.4

がんばってモノクロ作品、二連チャン!しかもサイレント映画。

ヒッチコックはまだまだこれから観ていこうと思っていて、これは少しハードル高いかなと思いつつ鑑賞。

いやいや60分という短さもあるけれど、
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夜の人々(1948年製作の映画)

3.5

ずいぶんとモノクロ作品に慣れてまいりました。ニコラスレイ監督は知らなくて、掘り出しDVDを探しに行って見つけた。

キーチー役の女優さんが綺麗だし、可愛かったなあ。
あまり恋愛を知らない二人だけど、あ
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大統領の理髪師(2004年製作の映画)

3.8

ソン・ガンホ、いいですね〜。

奥さん役のムン・ソリ(だんだん平野美宇ちゃんに見えてくる)を盗み見するシーンとか、後ろにいるオ・ダルスに気づいてビックリするシーンとか、自分で髪を切るシーンとか、ふんば
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ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(1976年製作の映画)

3.3

有名な暴走族ブラックエンペラーの新宿支部に密着したドキュメンタリー。
興味はなかったのに、なんとなく観ていたら面白くなってきちゃった。モノクロの映像と音楽がとてもかっこ良かった。

警察との小競り合い
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

-

少し前に観たけれど、なんだかあまり面白くなくて、ジェレミーレナーが出てきたあとに観るのを断念してしまった。
アカデミー賞取っているんだよねぇ。気持ちにも余裕がある時にまた観てみよう。

イテウォン殺人事件(2009年製作の映画)

3.5

稲川淳二似の検事が2人の殺人事件の容疑者に翻弄される実話を基にしたお話。

最後は、2人のどちらもが犯人とも取れる感じの終わり方だったけれど、今ではこの事件、解決してるそう。

チャン・グンソクはドレ
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.3

音楽にもご注目!的な作品という触れ込みから満を持して鑑賞。

ところがどっこい。何か起こりそうな音楽が流れるけど何も起こらないというシーンがところどころあって、ちょこちょこ肩透かしを食らってました。あ
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メビウス(2013年製作の映画)

3.2

元凶は父親か。母の狂気がその元凶を生んだのか。向井理似の息子は巻き込まれてしまったね。

息子が父親の愛人の店での事件で捕まったときの心情は、『愛を読む人』のケイト・ウィンスレットの裁判のシーンでのそ
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タイピスト!(2012年製作の映画)

4.0

可愛くてとても楽しい時間でした。

ロマン・デュリスは相変わらずキュートだし、デボラ・フランソワもそこまで美人ではないし、大柄なんだけど、すごく可愛かったなぁ。

展開はなんとなく読めたし、ベタっちゃ
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フレンジー(1972年製作の映画)

3.7

なかなか面白かったです。
おもちゃのような金髪の友人の男にえらい目に遭わされる話。

主人公も主人公で、近しい人が事件に巻き込まれても、自分のことばっかりだったし、情とかないんかい!という感じでした。
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受取人不明(2001年製作の映画)

3.6

鬱屈とした映画だったけれど、引き込まれた。それぞれ、助けたり、助けられたり、想い合ったり、友人だったり、家族だったりするけど、ベクトルが全然違う方向に向いていて噛み合わない。

そんな中でもチャングク
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出国 造られた工作員(2018年製作の映画)

3.7

知っている役者さんは出ていなかったけど、面白そうだと思ってDVDを買って鑑賞。地に足が着いたリアルなスパイ映画といった感じ。北と南、そして西と東が入り乱れての攻防戦は見応えがあった。やっぱり、あの時代>>続きを読む

ある戦慄(1967年製作の映画)

3.7

昔に一度観て、再鑑賞。一度目も嫌ぁ〜な気持ちになったのを覚えている。

ジョー役の役者さんのなんというか不穏な感じは秀逸。あんな人たちとは遭遇したくない。なぁ〜んにも起こらないフツーの日常がいい。しか
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陸軍中野学校(1966年製作の映画)

4.0

買ったのに、まだ観ていないDVDの中から、96分という短さを優先して鑑賞。陸軍中野学校自体は柳広司の本なんかで興味はあったけれど、モノクロが苦手というのもあって、これはそんなに期待していなかった。>>続きを読む

ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.6

コレを観て「息もできない」を観た時の感覚を思い出したなぁ…と思っていたら、似ている作品で出てきて、そうだよねと思いました。マイグマさんがトンガっていて、ドラマで観る彼とは全然違う感じで新鮮だった。最後>>続きを読む

MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.7

イビョンホンはああいう胡散臭い悪役も憎たらしく、かっこよく演じますね。最初、ストーリーになかなかついていけず、アワアワしていたけれど、最後まで楽しめた。ラストもありがちだけど良かった。

チャングン役
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.8

なかなかヘビーなお話。
キリスト教の国ではそういうことを矯正項目に入れている施設はフツーにありそう。神とやらを盾に他人をコントロールすることはよくあることね。その人たちもそれが正しいと思ってるのだから
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.2

苦手なファンタジーものに挑戦したけど…。やっぱり…な結果に。物語は良かったけれど、アメリカの映画館だったらその度に笑いが起きそうなロビンウィリアムズのコテコテの笑いが苦手💦アマンダプラマーの雰囲気はジ>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.3

昔に観た記憶がうっすらある。監督がデビッドリンチであることに今更ながらに気付いた。アンソニーホプキンスも出ていたとは。でも、実際に彼を好奇な目で見ないかって言われたら、見ないとは言えない。びっくりする>>続きを読む

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.5

15年以上前に観て、その時は途中でやめたか寝てしまったかで最後まで観ていなかった作品。

先日、「復讐者に憐れみを」を観て、とても良かったので、今度はクムジャさんを再鑑賞。なんでだろう、また寝てしまっ
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

4.0

DVDを手に入れて、ようやく観られたこの作品。あっという間の2時間だった。この邦題は秀逸ですね。

個人的には『オールドボーイ』よりこっちが好きだなぁ。ペ・ドゥナはもちろん、シン・ハギュンの演技も素晴
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

ずいぶん前に観た。
あの時はまだアン・ハサウェイに慣れていなくて、こういう役はどうなんだろ…と思っていた。

ところが、観ていくうちに、「アン、この役はまったくアンタしかいないよ!」と思うくらいハマっ
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JSA(2000年製作の映画)

4.0

いやぁ、良い作品でした。

15年以上前、韓国映画にハマっていろいろ観始めたのに、あまりにみんながシュリとこの作品のことを言うもんだから、逆に観ていなかった…。

観ておけばよかったとも思うけど、今だ
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極秘捜査(2015年製作の映画)

3.3

最後のテロップで実話と知った。韓国って祈祷師とか占い師とかにフツーに頼るのかな。例えば、受験なんかでもそうなんだろうか。つくづく興味深い国だなと思う。手柄を2人それぞれが譲って、なんかいい2人だった。>>続きを読む

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.8

観待ちDVDでようやく観た。重いテーマだったけれど、メリルストリープの透き通るような美しさとスティンゴの純粋さが印象的。2022年に観て、この映画でファイザー製薬の名前を聞くとは!数年前に観ていたら、>>続きを読む

夜霧のマンハッタン(1986年製作の映画)

2.9

デブラ・ウィンガーの魅力で最後まで観られた。決してつまらなくはないけど、ロマンスも入れたいし、サスペンス色も出したいし、法廷劇も見せたいし…で、あんまり印象には残らないかな。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

面白かったはずなのに内容のほとんどを忘れてしまっていた。少し前にDVDを買って再鑑賞。うーん…怖い!でも面白かった。マスコミによる印象操作も恐ろしい。世論も簡単に流されちゃう。

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.0

これだけの役者を揃えておきながら…、うーん…期待はずれ感が否めない。

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

女性をとても美しく描いた映画。可愛いテレーズとかっこよくて美しいキャロル。ふたりにはそれぞれの存在こそが存在意義なのね。

【再鑑賞後、少し味付けします】

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.8

面白かった。
ソルギョングはいい役者さんですね。潜入捜査ものは往々にして、バレやしないか、ヒヤヒヤするものだけど、これはそれがあんまりなかったなぁ…

【再鑑賞後、少し味付けします】

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.7

静かな映画。イスラエルとドイツの微妙な関係性が垣間見える。しかし、黒い森のケーキは最高に美味しそう💕🌈

ともしび(2017年製作の映画)

3.3

行間…ですね。
ともしびは消えゆく希望か、それとも残された希望か。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.9

2021年の終わり頃に観ましたが、あれから、約1年後、Part2が公開されるということで、再鑑賞に至りました。

内容をすっかり忘れているかな…と思っていたけれど、いやいや、なんのなんの!きっちりうっ
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