Streamさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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青春神話(1992年製作の映画)

4.0

リー・カンションが若い、、そして音楽もカットも多くて私のイメージしていたツァイ・ミンリャン監督とはかなり遠い映画だった。けど、このリー・カンションに監督は惚れこんだのがよくわかる気がする。

2人の男
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ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)

3.0

アメリカの知らない土地、現実が見えた気がした。
謎めいたRiver Phoenixにぴったりの役だと感じた。

君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.5

ストーリーや主役の女性の演技があまり好きになれなかったけど、歌やレスリーチャンかっこよし。

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.0

ジョウ・シュンの綺麗さには圧倒される、、服装も素敵。
女を探し続ける男とただ女を待ち続ける男がいる。
全ては待ち続ける男が作った物語なのか。
雨をよく降らせているところがとても良かった。

好男好女(1995年製作の映画)

4.5

台湾の歴史も知らず、監督の意図も知らず内容は半分も理解していないけど、時代によってみせる色の違いや服装などの演出がとてもよかった。
特に現代シーンの主人公が魅力的だった。

藍宇(ランユー) 情熱の嵐(2001年製作の映画)

3.8

映像はとても良く、想い合う気持ちもすごく伝わってきたけど、
年上の男の身勝手さはつまらないものだった。

一途がいいものなのか、恋多きの方がいいものなのか。

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.8

台湾の街並みがとてもよかった。
山や村の生活、人との関係などの小さな世界がそこにあった。
暖かいけどしきたりや、家族の目が近すぎる生活。

主人公の男の子が一途に幼馴染みの彼女を思う気持ちに、とてもき
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吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)

4.0

話の内容はあまり理解できなかったけど、笑った。
侍、百姓などの生活スタイルがとても見所だった。
少し大げさだとおもったけれど、結局どの時代も男は考えていることが同じだなと感じた作品。

楽日(2003年製作の映画)

4.5

映画を観ているお客さんたちがとても面白かった。
映画館ならではの他人の出す音や、空席がたくさんあるのに隣に座ってきたりとか、まわりが気になってしょうがないところはみんな共感できる。

男性トイレでみん
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迷子(2003年製作の映画)

4.0

日常生活で人が覗けない所。見ない所。
そういうところを描くのはツァイ・ミンリャンに似ていた。
台湾の町や人柄をすごく前面に出している映画だと感じた。

よその孫とよそのおじいちゃん。組み合わせがとても
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

街並み、自然、建物全てがきれいだった。

2人の気持ちが行動から想像できて、とてもよかった。
素直だけど、自分自身で気持ちをコントロールしようしてもがいている姿、相手の気持ちを確かめる行為、共感する所
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.8

主人公の女性の気持ちが痛いほど伝わる。
彼は自分しかみえていない。他人を想っているようで一番近くにいる人の気持ちにはとても鈍感だと感じた。
そういう人は最近とても多いと思う。

サングラスやメガネがと
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

5.0

最初から最後まで映像に釘付けになる。
私もエマに一目惚れした。
視線、笑顔、怒りの表情、全てが魅力的。

アデルの飾らない髪型や、欲望のまま、自分の心の安定を求めてする行動がとてもよかった。

郊遊 ピクニック(2013年製作の映画)

4.0

人間の生活、様子、みんながしていることなのに誰もみないものなどを撮ってしまうところが、とても良い。

1つのシーンがとっても長い。こんなに長く、俳優の表情や行動をカットせずにやってのけるものを知らなか
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ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

4.8

感動した。
The band のライブ場面が見たことなかったので、メンバーも初めて知った。

最高にかっこいい。
自分のスタイルを持ちながら、みんなで息を合わせているのが伝わってくる。

やっぱりt
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早春(1970年製作の映画)

4.0

一言おもしろい。
異常なストーカー行為はあまり好きになれなかったけど、
妊娠のポスターの顔を抜き取って遊んだり、
アイスクリームに香水まかれたり、
ペンキのおじさんが真っ赤に壁を塗っていたり、
プール
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

登場人物が多くて、名前も難しく理解が大変だったけれど、衣装や髪型がとても良かった。
歌も好き。

西瓜(2005年製作の映画)

5.0

過激的なシーンがたくさんあって、美しく描くというよりそのままの姿を流しているのが良かった。

ミュージカル場面がとても面白くて全部笑った。
今まで観たミュージカル映画の中で一番好き。

スイカ、水、セ
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黒い眼のオペラ(2006年製作の映画)

4.0

最初から最後までなんなんだこの映画ーって思いながら観ていた。
主人公の男は一言も話さず、そんな彼に惹かれていく周りの人間たち。
会話がほぼない。

マレーシアの夜の街で布団を運ぶこと、作りかけのビルの
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.0

青春映画代表作品と言えるぐらい青春を突っ走っていた。

主人公の男の子と女の子2人の自転車で競争している場面など、ついほほえんでしまう。
女の子モン・クーロウの気持ちに共感していた。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.0

目を塞いでしまうシーンがいくつかあったけれど、ジェニファー・ローレンスの美しさと表情から目が離せなかった。

推手(1991年製作の映画)

3.5

お父さんの悲しそうな、なんとも言えない目元がぐっときた。

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.5

こんなにもリアルに性的な場面をみせる映画は初めて。
ストーリーは第二次世界大戦中の中国が舞台になり、香港や上海に住む人々の背景が描かれている。
しかし、トニー・レオンとタン・ウェンのお互いを見つめる表
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

5.0

フルーツ・チャン監督の舞台挨拶と後日、再び観に行った。
同じ映画を2度映画館で観ることはほとんどないので、それほどこの映画に魅了されたと実感した。

印象に残ったことがいくつかあって、一つは主人公チャ
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.0

出演者が多くて話の内容を理解するのが大変だった。
もう一度観たい。

自分の話を全くしない家族。
壁を形だけの家族なのかもしれない。
他人が考えていることなんてわからない。知ろうとしても近づけない。知
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愛、アムール(2012年製作の映画)

4.5

HAPPY END鑑賞前に観ておいた方がいいと勧められて観たが、ジョルジュとアンヌの老夫婦の演技に圧倒された。
2人とも80歳過ぎていて、何よりアンヌの片麻痺を患った役はかなり大変である。精神的機能
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.8

原作の漫画家がすごく好きで、映画化したらどんな風に表現されるのだろうと期待と不安があったが、期待通りの作品になっていた。キャスト全員が漫画のキャラクターと合っていて驚き。

「自分は死んでいる。石とか
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.8

キャスト全員かっこよくて、建造物のセットがすごかった。
カンフーとはなんなのか、日本との時代背景など勉強になる映画だった。
女性が着ている衣装が美しい。

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.0

レスリーチャンをはじめとするキャスト全員のかっこよさと、街並みがぐっとくる。
色合いが本当に良くて、目が離せなくなる。
豪華なキャストだけど、カットされている部分が多々あって悲しい。
けれど、世界観が
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愛の神、エロス(2004年製作の映画)

4.0

ウォンカーウァイ監督の「若き仕立て屋の恋」を観たくて借りた。
やはりチャンチェンの演技がとてもよかった。
あの欲望に身を任せているところがぐっとくる。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

出てくるキャスト全員、個性的な人物ばかりであった。
この映画の内容に関しては何も言葉が出てこない。
観終わったあとは思考が停止しているような気分だった。
多分理由は、主人公の小四の気持ちだけが最後まで
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.5

観ているとどんどん映画にのみこまれていきそうだった。
男の子の撮る写真と、ハーフの女の子の表情が印象的。
一本のいたずら電話で壊れていく夫婦という設定だが、元々うまくいっていなかったのが奥さんを見てい
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光陰的故事(1982年製作の映画)

4.0

短編ストーリー。
一人一人の表情が豊かで観ていて感情移入しそうなほど。
女の子が大学生の男の子に恋をするお話がよかった。

KOKORO(2016年製作の映画)

4.5

愛と生と死について描かれている映画はよくあるかもしれないが、この作品はとても深かった。言葉が少なく、一人一人の行動や表情から何かを感じがとることができる。
「生きるって息を吸って息を吐くことだ」当たり
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イザベラ(2006年製作の映画)

4.8

ポルトガルから中国へ返還直前のマカオを舞台にした、人々の生き方のお話。
主人公の女の子と男の関係性や過ごし方がとてもおもしろい。
街並みやカメラの写し方も好き。また観たくなる映画だった。

ラヴソング(1996年製作の映画)

4.0

2人が出会ってからいつも一緒に過ごしている部分のストーリーがとても面白かった。
後半はよくありがちなラブストーリーという印象であまり刺激を受けなかったのが残念。