分断されたものを繋ぐものとしてのスポーツ。過剰な演出がない分、その素晴らしさがよく伝わってくる。見たのは2回目だけど、すごくよかった。
バットマンは闇落ちしそうな金持ちの御曹子がコスプレして戦ってるという感じが気に入ってる。三部作の中ではこれが一番好きかな。
最初はインド映画特有のノリを楽しみつつ観ていたのだが、最後は完全に引き込まれたわけで。続編も観なくては。
全編に渡ってアクションが散りばめてあり退屈しない。が、その分最後の戦闘がちょっと淡白に感じたかも。
グレート・ウォールとこの作品を観てジン・ティエンのファンになった。
あの兄弟が活躍したのはテンション上がった。ただ面白かったけど、少々やり過ぎの感も。
次作はストリートを舞台にした原点回帰的なものだと嬉しい。
このレビューはネタバレを含みます
まず怪物が語る物語部分のアニメパートが美しかった。それから主人公を演じるも少年も魅力的だった。だから物語に没入することができた。
怪物とはなんだったのか。(少年の)お祖父さんを見ようといって古いキン>>続きを読む
ユーロミッションの設定の多くをそのまま受け継いでいるので、説明的場面や伏線みたいなものは最小限。よりアクションてんこ盛り状態に。
ジェイソン・ステイサムの死なない殺し屋は嵌まり役(冒頭のシーンはちょっ>>続きを読む
夢に魅入られた主人公の栄光と没落。結末の着地点は善良なものと怖さが同居しているように思った。
第二次大戦下のノルウェーが舞台。タイトルから想像するほど派手派手しいものではなかったが、実在のレジスタンスの英雄をモデルにした話でなかなか興味深かった。
地を覆い尽くすモンスター。数で勝負、みたいなところはいかにも中国が舞台のお話という感じでいいと思う。
豪華なスタッフなのにB級感が拭えないところも好感。サクッと楽しめる。
戦車、輸送機。たっぷりと尺をとったクライマックスに満足。
ジゼル、ハンの2人が好きだった僕にとってはちょっとさみしくもあるけど。
観た人からタランティーノが脚本を書いた「トゥルー・ロマンス」を想起したという感想を聞いていたが、確かに。
共通するのは、繋がれている宿命の鎖を引きちぎり、自由を獲得すべく戦うカップルの物語という点。僕>>続きを読む
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設定こそ近未来だが、そこには普遍的な物語があったように思う。
夢を叶えたヴィンセントを乗せた宇宙船のバックファイアと「旅に出る」と言っていたジェロームが身を投じた炎。二人が最後一つになったことを暗示し>>続きを読む
3部作の真ん中ということで次作に向けての展開を多く残してあっさり目で終わるのかと思ったら内容ギッシリでお腹いっぱい。途中、2回くらい「え、ここで終わりじゃないの!?」と思った。このボリュームを必然とみ>>続きを読む
「能力は金持ち」という他のヒーローに比べれば凡庸といえるバットマン役にベン・アフレックというのはハマり役。
顔見世興行的映画なのでキャラが魅力的かどうかが映画の生命線になると思うが、フラッシュとワンダ>>続きを読む
学期終わりの学校帰りのバスというワン・シチュエーションで描かれるドラマ。道中、学生たちが降車するにつれ登場人物が減り、物語が収斂していく様にその設定はよく活かされてる。
ただ雑多なトピックが広げられた>>続きを読む
オコナー監督の「ウォーリアー」はここ数年で観た映画でもお気に入りの一本だ。
この同監督のよく出来たアクション映画にも同じ構図が見てとれる。家族、兄弟の絆。だから終盤は分かってても、込み上げてくるものが>>続きを読む
戦う女性が主役なのはエイリアン・シリーズらしいと思った。設定はモダンにアップデートされてるけど、どこかクラシカルなSFのムードを感じる映画。
劇中に出てくる宇宙船の名前が「プロメテウス 」神話の中で神>>続きを読む
段ボール細工の小道具、コマ撮りアニメの多用、次第に区別がつかなくなる現実と夢の混濁。ファンタジー仕立てのラブロマンス。
渾然一体となる分、余計に夢と現実の裂け目に覗く闇は怖いし、切ない。ゴンドリー監督>>続きを読む
すずさん達の日々の生活の遠景にすぎなかった「戦争」。それが徐々に近づいてきて牙を剥く。戦争の悲惨さが充分に伝わる作品であるが、それだけに留まらない良さがある。劇中に出てきた人達を皆愛おしくなるような、>>続きを読む
例えば故郷で待つ家族や恋人、劇中で語られる戦争の大義や残酷さ、救出作戦を指揮する作戦司令部、この手の映画で描かれがちなものはバッサリと省かれている。ドイツ兵の姿でさえも。
登場人物のバックグラウンドも>>続きを読む
宿命を背負ったダイアナの冒険と覚醒。それをオーソドックスに描いている。
ガル・ガドット演じるワンダーウーマンは強く、美しかった。
彼女がDCの救世主になるのかも。
ドニー・イェンは決してハンサムというわけではないのに、やはり格好いい。
伝説の武術の達人イップ・マンだから仕方ないにしても強すぎた。ラスボスはもっと手強い方が盛り上がったのに、と思った。
サム・ライミ版が青春成長映画なら、こちらは青春満喫映画といった感。
MJ役のゼンデイヤがすごくキュートだった。彼女を含め、これからシリーズがどう展開していくか非常に楽しみ。
このレビューはネタバレを含みます
監督の初期作「秒速5センチメートル」のそれとよく似た終幕。でも結果は真逆だ。ハッピーエンドといってよい。
ただ、それは観客におもねった訳ではないと思う。
千年前の隕石の衝突の悲劇を繰り返さないために綿>>続きを読む
スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン。この配役に助けられてる部分はあるかもしれない。
特にモーガン・フリーマンに解説されると、ぶっ飛んだ設定、展開も「そんなものかな」と妙に納得してしまう。>>続きを読む
ファースト・ガンダムの前日譚で安彦良和が総監督をしているのが嬉しい。
見所も多く、楽しめるけど、あくまでかつてのファン向けなのも確か。
エグザイルは好きじゃないし、突っ込みどころが多いどころか、いろいろと酷いとさえ思える。
ただ僕は不思議なことにこの映画、嫌いじゃない。ほんと不思議だけど。
前二作に比べるとちょっと落ちる出来かも。
ジェームス・フランコがよかった。
電車での攻防のところがよかった。ちょっと涙出た。
サム・ライミ版三部作のなかではこれがベストだと思う。
トビー・マグワイアが役に上手くハマっていたと思う。ウィレム・デフォーも。
スパイダーマンの映画は初めて観たけど、青春モノの側面もかなり強くて予想以上に楽しめた。
政治的なコメディ、風刺に留まらないよさがあった。話の進行につれ、悪夢が現実を侵食していくような感じは現在の世界を覆うムードとシンクロしているようにも。
老女が表した激しい怒り、あの場面が一番心に刺さっ>>続きを読む