1981年生まれの私は、当然ながら笠置シヅ子が生で歌唱する姿を観たことはない。けれど、或る「記憶」から、彼女が昭和の時代を代表する唯一無二の歌手であることは知っていた。そしてその特徴的な歌声も、印象強>>続きを読む
年始めからついにDisney+を契約したので、“不可侵領域”だったディズニー傘下のドラマシリーズにも手を出すことにした。まずは同サービスのキラータイトルである「マンダロリアン」のシーズン1を1ヶ月ほど>>続きを読む
基本的にテレビドラマは観ないのだけれど、この「VIVANT」は春先の制作発表の段階から観ようとは思っていた。
映画作品主演級が揃い踏みの豪華キャストと、「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズを>>続きを読む
「らんまん」というドラマタイトルが表す通り、豊潤に咲く花や草の魅力に取りつかれた天真爛漫な主人公を描いたドラマではあったけれど、主人公・牧野万太郎の辿った人生は、必ずしも幸福や幸運のみに彩られたもので>>続きを読む
長崎県の五島列島に行ったことはないけれど、この朝ドラの第一週を観て「ああ、五島列島に行ってみたい」と思ったし、半年後の最終週を観て改めて「ああ、やっぱり五島列島に行ってみたい」とちゃんと感じさせたこの>>続きを読む
結局、「ちむどんどん」とは何だったのか?
最終回からはや2ヶ月、このこびりつくようなモヤモヤは、善し悪しは別にして(いやそれは分かりきっているが)、今年を象徴する一つのトピックスだったと言えよう。>>続きを読む
「100年の物語」とイントロダクションで明示されていた“本当の意味”を、僕はこのドラマの最終盤に至るまで実は理解していなかったのかもしれない。
一口に「100年」と言うのはあまりに簡単だけれど、その年>>続きを読む
2022年のエンタメ初めは、昨年世界的トピックスとなった韓国発のNetflixドラマ。
正月特有の宴会疲れを感じつつも、寝てしまうのは惜しいと感じる2日の深夜から第1話を観始めて、翌日3日の午後一には>>続きを読む
「おかえりモネ」は、不思議な朝ドラだった。
前シーズンの「おちょやん」からの流れで続けて観始めたが、「おちょやん」が昭和の喜劇史を根底に敷きながら一人の女性の烈しく逞しい人生模様を描きぬいていたのに対>>続きを読む
「私はただ、しようと思うことは是非しなくちゃならないと思っているばかりです」
「私には神聖な義務がほかにあります!」
「私自身に対する義務ですよ!」
「何よりも第一に、私は人間です。ちょうどあな>>続きを読む
結婚、夫婦別姓、妊娠、産休、育休、出産、仕事、男女平等、病気、老化、LGBT、そして、コロナ………。
今、この瞬間の、この世界の、生活と、社会と、人生と。
そのすべての“縮図”が、このキュートなラブコ>>続きを読む
話題のNetflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」は、時代を超えて描き出される“天才”の苦悩と葛藤の物語だ。
と、言うと、極めてありきたりなプロットのように聞こえるかもしれない。古今東西、天才と位>>続きを読む
シーズン4のストーリーラインのテーマはズバリ「アンドロイドの叛乱」。
ここにきて、「エージェント・オブ・シールド」は、“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”のスピンオフドラマシリーズである>>続きを読む
「エージェント・オブ・シールド:シーズン3」はシーズン序盤から豪快なストーリーテリングを見せる。
「シーズン2」から継続して描かれる異星人(クリー人)の時代を超えた策略と遺物、そこから生み出された或る>>続きを読む
「エージェント・オブ・シールド:シーズン1」を観終えて、もはや引き返すことはできず「沼」にハマる覚悟を決めた。
その理由は勿論、このドラマシリーズがエンターテイメントとしてシンプルに面白かったからだ。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2020年GW真っ只中の5月末日、コロナ禍で映画に行こうにも行かれず(そもそも新作映画が公開されていない)、自宅で鑑賞可能な未見映画にも何だか食指が動かず、ついに禁断のコンテンツに手を伸ばしてしまった>>続きを読む