tさんの映画レビュー・感想・評価

t

t

映画(507)
ドラマ(11)
アニメ(0)

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.7

純粋無垢な"天然"ファイターが荒くれバーの用心棒として、ナチュラルボーンっぷり見せつけるだけ。

"ロックスター"の首相撲から始まりリアル"GTA"なコナーパイセン。歩き姿だけで金取れるオトコ。

>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

緊急110に左遷されたオフィサーが誘拐の対応。受話器をたよりに解決へ導く。

被害者の震えた声にうなる加害者。現実と真実はニアリーイコール。

コナン君も惑わされるうちはの幻術。嘘から出た実が1番こわ
>>続きを読む

インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

3.3

ヤン亡き後、ラウの出口のないバッドトリップ。ヤンの愚直な善に重ねた自分がトリガー。

チャンポンしすぎた時みたい、ソバーな身には通り過ぎた過去。突き詰めれば無くなる善悪の境。

変わらぬ信念あれば過去
>>続きを読む

インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

3.9

"物事には時機があり因果応報"前作で畳み掛けられた結果の因縁。

若い2人はどっちがどっちだか分かんなくなるし喰われまくり。今作ではバックボーンの確認くらいの位置。

なんか憎めない悪党からいい男に見
>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.9

元は警察学校同期の2人がアンダーカバーし合う。ディパーテッドの元ネタ。

題材の無間地獄に始まり、感じるブディズムにイギリスの残り香。2人の醸し出せる男の色気ってやつの生みの親。

「長寿は無間地獄、
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

死んだ天才数学者の姉のギフテッド娘を育てる叔父からマッドばばあが親権を奪いに。

遺伝より環境因子がどれだけ人格形成に大きな影響を与えるかよくわかる。あのばばあの血など1ミリも感じないメアリーの優しさ
>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

3.3

気づいたら今世に未練を残して死んだ者たちが集う世界に。各々の目的を果たすため最期の悪足掻き。

死後の世界観としてこうだったらいいなって思えるし、こうだと思ってる。皆んなが覚悟して生きてる訳じゃないし
>>続きを読む

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

3.9

無実のウィル弁護士がシステムに嵌められ全て失う。全てを取り返すための敵は監視社会。

作中とリンクしたように20年前の技術でこれ。今はプライバシーなんて死語だな。

裏の裏は表なマフィアより悪どいNS
>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.9

愛妻がいつも隣な喪中の爺さん、カタキを訪ねて三千里。

レイシスト人権撲滅委員会には歓喜なゼヴのヘッドショット。

書き溜めがガイダンスになり辿り着けるスタートラインの無いゴールテープ。

ラストはこ
>>続きを読む

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.6

激シブ浅野忠信が組の金持ち逃げ、ド変態叔父の鎖切った桃尻女と逃避行。

冒頭の車内4人組の会話。原作未読でも絵柄が目に浮かんだ、そんで合ってた。

タランティーノバイブスにシュールな笑いのスパイス。み
>>続きを読む

とおいらいめい(2022年製作の映画)

3.6

地球滅亡目前の世界で異母妹と姉2人の新しい家族作り。田舎町と合わさった閉塞感に3人の距離感なやつ。

全然喋んなくても可愛いってどういうことなん?ラーメン食べてあんな笑顔されたら隕石受け止められそう。
>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.3

娘の高校の用務員させられてる子飼いの殺し屋が実父の敵討ち。仇の娘と共に狙われ校内バトルロワイヤル開幕。

敵討ちまでがピークであの2人組はボーナストラック。前日譚として見たからそれだけでいい。

般若
>>続きを読む

ヒート(1995年製作の映画)

3.9

家庭より仕事なパチーノ刑事と家庭すら持たないミニマリストなデニーロOGの孤独な鬼ごっこ。

緊張感を保つため苦悩を飲み込み孤独との戦いに生きる男達。テレビ壊すの当たり前な奴だけオス。貸せるものと貸せな
>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

韓国ヤクザの跡目争いに参加するアンダーカバー。同情しかない理不尽に揺さぶられるアイデンティティ。

国民性だけあってバイオレンスの描写は日本は足元にも及んでない(褒めてる)。そういう血か兵役の賜物かは
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

自称プロの即席強盗団が崩壊していく様を描いた群像劇。だいたいアンダーカバーの探り合い。

これ何回見ても眠くなるプログラム組み込まれてるんじゃと勘繰る。字幕が意味を成さず英語の理解度に依存すると思う。
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.1

純文学を重んじる黒人作家が、マーケット志向でステレオタイプな黒人像に、サーカスティックな小説を投じる。

セリフひとつひとつに皮肉や意味を見出せてまるで読書してる様。トラッシュトークと喧嘩の境も面白い
>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

夢から醒めないネオに真実の赤か、まやかしの青の2択。ネオこそメシアと信じる求道者達とザイオンを目指した戦い。

真実から目を背けシステムに囚われた今日の敵を明日の友に。それがバビロンと気づいたらすぐに
>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.6

香港でトップボーラーのホーwith弟分のマークに実弟のキット。男臭い友情&兄弟愛を東映バイブス全開で。

運命に抗わないとゲトーは抜け出せない。同じ環境で育っても分からないことを普通の人が分かるはずも
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.9

1955年に取り残されたマーティがドクのいる1885年に。RRLの世界観から現在に帰りたいが恋しちゃったじーさん。

近未来からいきなり斬り捨て御免の時代へ。なんでどの国でもこの時代は茶色いん。

>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.3

前作の続きから、未来の微調整のため2015年へ。ビフのせいで現在が歪曲され正史戻すためまた1955年に。

当時の21世紀観だいたい当たっててびっくり。車は現行のプリウスにクラウン。10年の差は軍事が
>>続きを読む

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

2.9

子供の頃みんなくらったであろうあれのリメイク。内容はだいたい一緒っぽい。

大人になるって嫌だね、ポケモンすら見入ることできない体に。海の質感とか映像技術すごい。

父親が誰かからジャイアンしてきた初
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.1

台湾でコリアンマフィアに埋め込まれた薬が破裂しミュウツーに。10%しか使われない脳が覚醒するとどうなるか。

ガンギマリの目うますぎ、なんか食ってるやろ。この人だからギリ見てられた。

siriやアレ
>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.7

元対テロ部隊で暗殺のプロだった酒浸りが旧友の計らいでメヒコにて子守の仕事。友情芽生えた頃に誘拐されピタの命が。

自警団がカルテル化するようにおまわりもド反社な国。もし喧嘩できないカルテルなんていたら
>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

悪党を追ってシチリアに辿り着いたロベルトさん。好きな街に寄生するガンなファミリーを名医の如く執刀開始。

日本的な関係性の人々に綺麗すぎる街並み。カフェにあんな店員までいたらそりゃ安住の地。

善悪は
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

セダンに乗る先読み信頼度99%の男がウーバーにジョブチェン。親友失い昔のチームメイトと。

ヒーローにつきものの犠牲は痛みを知る者達が集うため。痛みを経ても分からないのはモブキャラ止まり。

ヤングボ
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

元CIA現ホームセンターの店員がロシアンマフィアに激おこで正義の鉄鎚。

タマキンで窒息死はおそロシアすぎ。商品に手出すやつは三下。

助けではなく許可を求めに行きマーダーライセンス入手。ホムセンでカ
>>続きを読む

インフィニティ:無限を旅する(2022年製作の映画)

3.8

物理学者、数学者、哲学者らが無限について論じる。宇宙、量子力学に繋がる気づきを求めて。

小5で歩みを止めたド文系には前提知識が無さすぎて脳がオーバーヒート。思考実験やグラフィックでの可視化が助かる。
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

米ファッション誌のボスビッチの左腕になった新卒のアン。醜いアヒルの子的な扱いを捲りながらプライベートとの葛藤。

隠しきれないオーラすぎて最初の貶されまくりが解せなすぎる。豚に真珠より白鳥に布切れ。
>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.8

イヤミな良純が出張先で昨日のループに。同僚のPを落とすために獅子奮迅。

パージ見てみんなどんな悪いことするか考えるだけで楽しく話してた。フィルも最初はそう。

カイドウばりに死にたがったり手に職つけ
>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

使徒襲来した近未来でトム少佐が最前線に。無間地獄で学び続け戦場の女神と共に前進。

ラスボス前にセーブしてクリアするまでリセット。プレイヤーのスキルだけひたすら磨かれるもラストチャンス。

こっちでも
>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.2

銀行強盗ボコって謹慎中の2人の椅子取りに殺し屋兄弟来襲。前作よりギャグパート多め。

タイフォンのバラクラバいーなー、被り方おかしいけど。事件に巻き込まれ体質は相変わらず。

まひろあの映画出てたの知
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

反則レベルにかわいい2人の殺し屋が共同生活。表のバイト強制で社不ぶりを見せつけながら殺しまくり。

かわいい子にユーモアのセンスはシモヘイヘにモシンナガン。デザートのくだりでピザ窯に頭突っ込むか迷った
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

仕事に追われまくる最悪の1週間がまさかの無限ループ。気づいたら同僚から伝言ゲームで抜け出すのに試行錯誤。

実際同僚に言われても信じるわけがない話を信じさせてく過程だけでも面白い。嫌な気持ちになること
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.9

妹オーシャンが獄中で練り上げたルパン案件を女8人で遂行。サブミッションでスニッチ野郎ハメ返す。

アンがバカ可愛いけど舐めたらあかん。リアーナはスプリフハッカー。全員キャラ立ちしてて好き。

失敗のド
>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.7

おばはん姉妹の神がジェラってご立腹。やりたい放題を止めるシャザムブラザーズ。

末妹のアンだけ天使よりの神。敵だけど中身も綺麗。あの能力に既視感。

甘党のユニコーンにスキットルズでなつき度上げて覚醒
>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.6

純粋な心を持つ里子の少年がミニダンブルドアから能力授かり、vs捻くれたスーパーヴィラン。

14歳にしては子供すぎてもどかしすぎ、足悪い兄弟のが勇者思考。里親ファミリーみんないい人。

ギャグ線低めの
>>続きを読む

>|