とにかく派手な作品。
「007は2度死ぬ」のように米ソを対立させる展開などスケールが大きい。
スキー自体は「女王陛下の007」と被るものの、ダイビングまでしているため圧巻の出来。
とにかく見た目にイン>>続きを読む
ツッコミ不在の2時間コント。
グッドナイトのお尻で機械を誤作動させる演出など、伝統芸能はとうとう極みの域に達したと言える。
鏡に撮影機材が映り込んでいるシーンがあったが、これも演出の内なのかと思わせる>>続きを読む
ロジャー・ムーア初の007であるものの、さすが原作者推薦だけあって安定感がある。
初の007のようには見えない。
笑うしかない展開からも、ショーン・コネリーからの継承はうまく言ったといえる。
ボートシ>>続きを読む
これぞ007という安心感のある作品。
前作「女王陛下の007」で悪くないんだけどクセが無かった007から今までのコミカルな作風に戻った今作。
今では放送できないような演出があるのもショーン・コネリーな>>続きを読む
渋い007。
ショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに交代した今作は明らかに路線が変わっている。
007にスケベな感じがあまりなく、中盤には「結婚したい」と吐かすなど、お前誰やとツッコミたくなる>>続きを読む
とうとう伝統芸能の域に達した茶番劇。
莫大な手間とお金をかけた壮大なコントと呼ぶにふさわしい作品。
さすがにここまで大掛かりだとすごいと言える。
日本でしっかりロケを行なっているところは評価したい。>>続きを読む
興行収入の割に大したことのない作品。
インフレ率を考慮するとシリーズ最大のヒット作であるものの、あまり出来は良くない。
もともとツッコミどころが多い作品であり、冒頭から小学生レベルの争いが始まる。>>続きを読む
ショーン・コネリーらしさが増した作品。
ボンドカーが初登場するなどアクションの見どころが増えたものの、「そうはならんやろ」と思わずツッコミたくなるような場面が多い。
また、女の尻を叩くシーンなど今では>>続きを読む
前作よりもスタイリッシュに仕上がった作品。
前作はアクションシーンに盛り上がりが無かったが、今作では緊迫感あるものに仕上がっている。
奇をてらった道具も使っていないので地味になりがちだが、テンポよく進>>続きを読む
シンプルに機長や関係者を礼賛する作品。
事故後の様子がメインになっている。
ただそれだけ。
イーストウッドによるイーストウッドのための作品。
普段のイーストウッドであれば、44マグナム片手にフォードを乗り回している。
しかし、今作のイーストウッドは花を愛でている。
仲間とはスペイン語で笑顔で>>続きを読む
007シリーズの型が既に確立されていることが分かる。
さすがにカビが生えすぎていて今の時代には合わない。
監督が何をしたいかが伝わってこない作品。
題材と絵は悪くないものの、ストーリー自体が単調過ぎた。
細田守に作らせたほうがまだ良かった。
否が応でも「グッド・フェローズ」と比較されてしまう作品。
どちらもジョー・ペシの演技は悪くはないものの、やはりアドリブの「Funny how?」のシーンが強烈過ぎたため、「グッド・フェローズ」に軍配が>>続きを読む
評価程の良さは無い作品。
腸が飛び出しているところや顔面のみ地面に落ちているところなど、死体の描き方が悲惨なところは戦争の生々しさが伝わってくるため評価できる。
一方で戦闘シーン自体はスローを多用し過>>続きを読む
ひたすらスタイリッシュを極めた作品。
戦闘シーンであえて当時のポップスを流す対位法を駆使している。
まるで、80年代の平和ながらもいつ核戦争が起きてもおかしくない状況を醸し出しているかのよう。
特に>>続きを読む
CGの無い当時としては斬新な作品
撮影技術はただただ素晴らしく、今でも観れる作品に仕上がっている。
解説込みで観る前提なので、ストーリーは意味不明。
設定だけならB級であるものの、演出によってまあまあ満足できる仕上がりになった作品。
実録映像が都合良く乱れてしまうところから、おや?これは…と思わせてしまうところは残念。
しかし、異星人や未知の物体を>>続きを読む
監督の「俺がもう少し若けりゃペネロペ・クルスとこうやってセックスしたのに」感が伝わってくる映画。
このレビューはネタバレを含みます
細田守作品としては近年の中ではまあまあな良作。
設定は「サマー・ウォーズ」で、内容は「美女と野獣」だった。
「サマー・ウォーズ」同様、"U"と"As"などの作中用語の解説は非常にスムーズで分かりやすか>>続きを読む
スローモーションには力を入れている作品。
ドラマではなく映画である以上はアクションを強めにすることは理解できるものの、謎解きは申し訳程度にしかない。
名乗らなければシャーロック・ホームズとは分からない>>続きを読む
子どもが泣くアニメ。
奇妙な世界観であるもののストーリーはシンプルなので理解しやすい。
1人の人間が知恵を獲得したことで種の生存につながる。
ストーリーがシンプルなので様々な解釈ができそう。
古さは否>>続きを読む
どこか中毒性のある作品。
セックスや暴力は人間の本能。
山高帽を被りクラシックが好きな人間による残虐な行為は、相反しているようで奇妙な姿だった。
一方で、本能を封じ込めた姿も不自然だった。
作中では蛇>>続きを読む
人間の愛を描いた作品。
彫刻のような美しい男同士がセックスする。
桃やゲロキスのシーンは普通に観れば引いてしまうような場面ではあるものの、どれも愛のあるセックスの延長と考えれば納得がいく。
強く感動させられないものの良く作り込まれた秀作。
セリフの少ない長回しや音楽をあまり使わないところなどの日常感の演出から、リチャード・リンクレイター作品に近いものを感じた。
サシャが公園で倒れるシーン>>続きを読む
よく作ったなと言いたくなる作品。
生気の感じられない街と少女、不安を掻き立てるような魚の影。
セリフや説明が全く無いのでいくらでも解釈できる雰囲気映画。
面白いとかつまらないとか評価できるものではない>>続きを読む
「プライドと偏見」同様、別の監督が作ったらもっと良い映画になっただろうと思わせてしまう作品。
ストーリーや役者は良いものの、いまいち気持ちが乗れない。
ブライオニーの偽証は嫉妬からくるものと思うのだが>>続きを読む
全ての管理職が見るべき作品。
映画冒頭で、戦闘シーンは実際に第二次世界大戦でアメリカとドイツで撮られた映像を使用している旨が観客に知らされる。
この前置きのためリアリティある戦争映画を想定していたもの>>続きを読む
前作よりもB級感が増した作品。
基本的に何でもありの世界なので、深く突っ込むのはナンセンスだとは理解しつつも、これで良いのかと感じてしまう。
「何も考えずに観れる」のような評価コメントがあるが、要する>>続きを読む
良くできているわけではないもののエンタメとしてはそれなりに観れる作品。
ジェシー・アイゼンバーグの演技に期待していたものの、思いの外出番が少なかった。
それ以上にアイラ・フィッシャーは存在価値がほとん>>続きを読む
長回しのお手本のような作品。
作品全体をワンカットで撮っているかのように撮影していて、「バードマン」や「1917」のようにリアリティを生んでいる。
前半は冗長な感じは否めないものの、背景の変化やロープ>>続きを読む
面白くしようとしていない作品。
登場人物の感情に起伏が感じられず、謎の間が非常に多い。
まるでツッコミが絶滅してボケが飽和した世界かのよう。
通常、アニメや映画で面白いシーンは面白くしようと作り出して>>続きを読む
主役のソン・ガンホのキャラが良い映画。
序盤はコメディ要素を混ぜつつ明るい現実を描いてる。
中盤から内戦状態の非現実世界に入り、温度差が凄まじい。
情報封鎖されていた当時の光州市を再現しているかのよう>>続きを読む
典型的な父娘のストーリー。
イーストウッドにしては癖が無さすぎると思ったら、久々に監督をしてなかったそうだ。
映画自体はものすごい悪いわけではないものの、イーストウッドが出てるだけでひねくれた映画への>>続きを読む
劇場公開版は大人になったトトがあまり描かれていなかった。
今作では大人になってからのトトとエレナの時間を描いている。
劇場公開版は映画の素晴らしさに気付かされる傑作。
オリジナル版はトトの物語。
母親>>続きを読む