Tetsuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

ビル・マーレイの演技が素晴らしい。作品の題材からものすごくコメディーなものになりがちだが、どこかシリアスな彼の表情とBGMで、面白いけどおしゃれでもある作品になっている。
ゴーストバスターズのロゴがか
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.8

イングリッシュ・ロマンティック・コメディー。
よくあるストーリーだが、抜群の容姿のヒュー・グラント、ぽっちゃりしたレネー・ゼルウィガー、誠実だが容姿の微妙なコリン・ファースと特徴的なキャストが面白い。
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

5.0

期待をさらに上回る最高の映画。
他人からはちょっと変わった家族に観られるだろうが、何も包み隠さず本音で語り合えるこんな家族がとても羨ましくなる。
周囲の評価や世間体とかいろんな事が気になって仕方ない時
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

4.0

徹底的に準備された大統領略奪計画とそれを防ぐシークレットサービスのストーリー。
各々の視点から何度もリプレイされることで、事件の展開と計画の真相が明らかになっていく。
綿密に練られた計画と同様に
作品
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

今こうして映画を観ている時間も
食事をしている時間も
友達と遊んでいる時間も
だらけている時間も
無意識のうちに流れていく一秒一秒すべてが自分で選択した結果だと気づかされるとともに
選択できる自由に感
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

5.0

ストーリーの伏線から回収するまでの展開が秀逸。
何度観ても素晴らしいと思える映画。
過去の出来事を一つ変える事によって、現在に様々な変化が起こるバタフライ・エフェクト。
映画のように過去を変えられない
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大脱走(1963年製作の映画)

4.0

音楽がほんとうに素晴らしい。
シリアスなこの題材を明るくユーモラスに彩っている。
収容所での生活もそれほど厳しく描かれていなく、
トンネルを掘って脱走するシーンでは観ていて心からワクワクする。
子供か
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

得るものは何ひとつない。
失うだけの戦い。
生き残ったとしても
それは多くの犠牲のうえで助かった命。その犠牲の代わりに得た命ではなく、失わなかった命。
映像は圧倒的なリアリティーで、
他の映画では助か
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マジェスティック(2001年製作の映画)

4.0

観終わったあと心に残る作品。
周囲の期待にできるだけ答えようとしている姿が印象的。
犠牲者がいのちをかけて守ろうとした自由を問う聴聞会での演説は、アデルに出会えたからこそ。
またローソンという小さな街
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

ラスト30分の緊迫感はさすが。
作戦の成功に会議的だった彼が
空港で現地の言葉でロケハンだと説明するシーンは心に残る。
どこまでが事実かは不明だが、国際協力の最も具体的な事案だと思う。
ただカメラワー
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.0

誰かに助けられたら、誰か3人を助けて次に渡すペイフォワード。
誰でも考えるような些細なアイデアでも実際に行動してみると、
今までの自分や、周囲との関係で達成できずに諦めてしまうケースが多いことに気づか
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.9

外見は名声高いスターだが
中身はからっぽの男の物語。
からっぽの生活をタバコや酒、女に埋めてもらおうとするが、さらに傷が深くなるだけ。
唯一の救いは娘の存在。
外見や周りからの視線ばかり気になってしま
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シュガー&スパイス 風味絶佳(2006年製作の映画)

4.2

雰囲気が最高にすき。
あんなアメリカかぶれのおばあちゃんがいたら幸せだろうなぁ。
ストーリーに共感できない人もいると思うけど、実際に現実ではよくあることだと思う。
シュガー&スパイスが大切。
また福生
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

5.0

何度観ても観たくなる特別な映画。日本の独特の文化を描いたのではなく、誰もがほぼ強制的に異世界に放り込まれた時に感じる孤独を演出したものだと思う。
何かに満たされることなく孤独なスカーレット・ヨハンソン
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.9

あるサイトで「アメリとスタンド・バイ・ミーを足したような作品」と評価があったが、その通りだった。スタンド・バイ・ミーのあのワクワクした感じとアメリのおしゃれかつ滑稽な要素が綺麗に混ざり合い不思議で独特>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.3

何度観てもかっこいい映画。
これをみてジョージ・クルーニーを好きにならない人はいないと思う。ストーリー・キャスト・音楽すべてが美しい。
感情を露わにするわけではないのに、喜びや悔しさが伝わってくる演出
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.3

たいせつなものが何か分からなくなった時、
またはそのことにさえ気がつかずに今の生活があたりまえになってしまった時に観るべき作品。
人生はいつでもやり直せるし、新しいことだって始められる。
そうするかし
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.2

ジョン・ナッシュと彼の妻の悩みと苦しみを描いた作品。病気には詳しくないが誰もがなり得る可能性があり、自覚するに至るまでも多くの努力と周囲の支えが必要だと感じた。いつかナッシュ均衡について学んでみたい。

夜明けの街で(2011年製作の映画)

3.0

原作と違って深田恭子の演技に謎めいた感じがない。そのために最後までただの不倫映画になってしまっている。
でも浮気するやつは馬鹿だと思っていたという岸谷五朗が、どうしようもできない時もあると言うように、
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.3

ヴィトの誕生会でのマイケルの入隊の告白にフレドだけが理解するシーンが涙腺を誘う。生き方を変えることのできないマイケルが悩み苦しみ、孤独になっていくストーリー。
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの演
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三銃士(1993年製作の映画)

3.6

初めての三銃士。
ディズニー映画ということで良くも悪くも誰もが観やすい作品に仕上がっている。ストーリーがやや一辺倒だが、愛情・友情・絆、すべてを感じられる。「24」のキーファー・サザーランドが新鮮。

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.3

ハイジャックされたかもしれない。
というまだ緊張感のない序盤の管制室での会話から、ワシントンを守るため戦闘機での撃墜の許可をとる緊迫したシーンまでとてもリアルに再現されていたと思う。
アメリカでさえ情
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

観終わったあとに何となく心があたたかくなる。ここまで本音で言い合える親友がいることがうらやましく、幸せって何なのか考えさせられた。
たくさんの奇跡が起こるけど、どれも観ていて嬉しくなるものばかり。
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ユーロトリップ(2004年製作の映画)

3.8

面白かったーーーーー。
バカでふざけてるだけに見えるけど、こんな経験は若い時にしかできないし、もしできたなら一生の宝物になると思う。観終わった後うらやましくなる。日本で上映されなかったのは惜しいけど、
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.6

親って、家族って、何なんだろうと考えさせられる。
いつまでもカオルと一緒にはいられないと思いながらも、それでも大切に育てる永作博美の姿がとても切ない。
また子供時代の思い出はいつまでたっても忘れるはで
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.8

ジェイソン・ステイサムのクールな演技とフランスの舞台がおしゃれな雰囲気を醸し出している。運び屋に専業していた男が一人の女の出現で、トラブルに巻き込まれてしまう。ラストのスピード感あるアクションは必見。

カオス(2005年製作の映画)

3.4

ラストばかりが気になってしまう作品。そのせいもあり中盤がだらだらと展開されてしまう。犯人は予想できなかった意外な人物ではあるが、期待以上まではいかない。しかしこの作品はここからもうひとつサプライズがあ>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.6

映画館で観たらみんなの笑い声がきっと聞こえてきそうな作品。
ジョークもエッジが効いていて、観ているこっちがそこまで言っていいのかと思うほど。友情と愛情はどっちかに偏りすぎてもうまくいかないので、バラン
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.8

水上からチェックインするホテルがとてもおしゃれ。美しく綺麗なベネチアとキャストを楽しむ映画。そう割り切れば観る価値はあるだろう。
途中から展開が読めてしまい、覆されることもなくエンドロールが流れてしま
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ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

3.6

ザ・ラブコメ!
ほとんど最初からラストの展開が分かってしまうが、それでも観ていて面白い。アシュトンとキャメロンがみているうちにお似合いに見えてきてなんだか応援したくなる。楽しく笑いたい時に観るべき映画
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ソウ(2004年製作の映画)

4.1

なんといってもラストが衝撃!
ジグゾウは一番近くで鑑賞する。
見ていられないようなシーンも多かったが、窮地に立たされた時の人間の本質的な部分の描写がとても上手く、自分がここにいたらとつい考えてしまう。

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

3.2

ついにともだちの正体が明かされる。
第3章までひっぱられたともだちの正体には賛否あると思うが、オチとしてはもうそうする他なかったと思う。
少年時代の記憶など曖昧で簡単にすりかえられてしまうとともに、そ
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

2.8

やはり漫画の場合、実写化できる原作とできない原作ははっきりしていると思う。それでも実写化して予想以上のものになる可能性もあるかもしれないが、20世紀少年の世界観はやはり漫画独自のものだったと改めて感じ>>続きを読む

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.2

原作を読んだのが昔だったので忘れていることもあり、ストーリーは楽しめた。キャストも豪華で、何が起こるか分からないどこか不気味な演出はすごい。しかし、漫画が原作だからなのか決定的に緊迫感が足りなく感じた>>続きを読む

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.5

原作ファンだから素直にストーリーは楽しめた。でも、漫画の中のキャラクターを自分の中で固定してしまっているので、仕方がないけれど実写になると台詞などに違和感が出てしまった。
でもシリーズで続くので、次の
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.6

「なんて言うかさ〜、悪くないよねこの世界も。」ラストシーンのこの台詞に、この映画で伝えたい想いが全て込められている。
この映画を見た後で街に出れば、
今まで自分の視界に入ってこなかったやさしさがきっと
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