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「安心して
いつか草花が育ち、あなたを覆うわ」
我の押し付け合い
言葉の押し付け合い
馴れ合い、陰湿で醜悪、衝突と拒絶
一方的な告解と祈りの要求
一方的な布教と表面的な宣教
互いに歩み寄らず、強>>続きを読む
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意図的に時系列をズラしつつ「謎」を付与し、惹きつけるカット
二転三転しながらも観客を置いていかないよう練られた構成
追跡・随伴・従者・以下等々、タイトルの多様な意味合いを巧妙に盛り込んだストーリー>>続きを読む
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最悪な「ボーイミーツガール」
主人公はとうに少年期(ボーイ)を過ぎた小説家
執筆に行き詰まりを感じ、現実を直視出来ずにいる。
替え玉があろうが羽目を外し切れず、
罪の意識を捨てきることも出来ない。>>続きを読む
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発散と収縮
臨界と均衡
歓喜と悲哀
信頼と背信
仮面と真意
轟々と静寂
破滅と制御
「劫火」に魅せられた瞬間、
遅れて響く壊滅的な轟音。
トリニティ実験において、
「幸運にも」熱核暴走は不発に終わ>>続きを読む
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滅茶苦茶面白かった…
PART1ありきとはいえ、
PART1の「退屈さ」は何だったんだ…?
と思わずにはいられなかった。
前作は要素を詰め込み過ぎなことと、
各々の繋がりが不明瞭で、
「ビジュは良い>>続きを読む
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「解剖学」というタイトルと内容が噛み合ってない。
理詰めでもミステリーでもなく、
ひたすら感情的。
結局推定無罪で、
殺人の有無は定かにならない。
最終的に陪審員の判断とはいえ、
ストーリー的には息>>続きを読む
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社会学者・小室直樹先生曰く、
「社会が悪くなると人が輝く」
同じ意志を持つもの同士が連携し、
競争的・共栄的関係を築く。
個人で抗うのではなく、
「我々」、コミュニティとして、道を切り開く。
株の>>続きを読む
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滅茶苦茶・支離滅裂なようで、
随所に緻密さ・繊細さが光る
悪趣味の快作。
理不尽で不条理
あまりの想定外の連続に全く飽きないで圧倒される。
その中で自然とボーに共感できる作りが素晴らしい。
悪夢を>>続きを読む
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映像美は結構だが、
謎の装置や設定が大量に出てきて、
詳細な解説や回答が無いまま物語が進行し続けるのは、見てて少し疲れた。
「SFってそういうもの」という話ではなく、
原作小説ありきの映画化故、
意>>続きを読む
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捻くれた見方なのは承知だが、
「でも、これ美貌ありきだよな…」
という思いが拭えなかった。
「時代の偏見から解き放たれ」
というのも、
開けっぴろげに同衾の話をひけらかすばかりで、
何かを変えたわけ>>続きを読む
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僕が漫画原作の映像化・映画化に期待するものとして、
ビジュアルと音がある。
原作を補完しつつ再現することで、改めて原作の良さを再確認し、相乗効果が生まれる。
原作有っての映画の魅力。
映画で引き立つ原>>続きを読む
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オームもマンタも不憫が過ぎるて…
やらかしてきた事考えて採算取るため、とはいえキャラが被っとる…
やるならやり切って欲しかった。
オームは引き続き兄の尻拭いを只管し続ける参謀になるとか。
顔が良い>>続きを読む
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終盤の「アクロバティックマウント」が滅茶苦茶良かった。
よ、容赦ねぇ…
あんな勝ち誇り方するとは思わなかったし、
これだけでも見て良かったと思えるし、
岡田麿里はどんだけ脳を壊したいんだと思うし、>>続きを読む
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「この世界には、たくさんの世界がある。
つながっているように見えても、つながっていない世界がある…」
平山にとって「完璧な日常」は既に出来上がっている。
他者との触れ合いで(良くも悪くも)揺らぐこ>>続きを読む
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見終わったあと、
無性にサッカーがしたくなる映画。
只管「壁当て」してやりたくなる映画。
明日から仕事だってのにどんな気分で始めりゃええんや…
と思うのに、
トキちゃんに恥じないよう励まざるを得ない>>続きを読む
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「心臓より先に脳が壊れてしまった全ての人に捧ぐ」
重度の認知症により気付いたときには全て手遅れになっていた妻。
愛人に見放され、執筆途中の遺作も妻に無残にも棄てられて死んでいった夫。
幼い頃に精神科>>続きを読む
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署名がタイトルの時点で、
「本人の自筆(?)を使うセンス…!」
と思ってたら、
離婚調停時のサインか!
この映画は似た者夫婦の共依存がメインで、
政略とか戦略とかは最悪二の次でも良いんだ!とこのタイ>>続きを読む
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「裁判の最後、後悔したことは?と問われたソフィーはこう答えました」
「ウイニー」
死体が出ない完全犯罪。
ウイニーのペースメーカーさえ無ければ捕まらなかったと言わんばかりの台詞。
奥さんが終始サイコ>>続きを読む
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200分
途中、全く見飽きることが無いのは流石スコセッシ監督…!
丁寧で真摯な作り。
長尺だからこその説得力。
前提知識が乏しくても微妙なニュアンスを細かいディティールから感じ取れる。
実在の人物>>続きを読む
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生きて、抗え。
「生きて帰ってこい、って言ってたじゃないか…」
「この国は変わらねぇな。変えられねぇのか」
「この国は命を粗末にし過ぎた。民間主導のこの作戦は死者無しを誇りたい」
曇らせが持て囃さ>>続きを読む
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筋トレシーンで始まり、
「今回のキアヌは何か違う…?」
と思わせ、
併せて「4作続いたこのシリーズも流石にマンネリになるんじゃ…」という一抹の不安を吹き飛ばすアクションとカメラ
(俯瞰カメラのファイア>>続きを読む
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会えて光栄だMr.ウィック
あなたと戦えて嬉しいよ
このシリーズの根幹を表してる凄くいい台詞。
トンチキバトルも当然見どころだけれど、
こういう節々で互いのリスペクトが感じられる世界観がやっぱり好き>>続きを読む
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自明な答をわざわざ間延びさせ、
煽りに煽った上でわざとらしく披露する。
退屈で冗長な「コメディ風」を嘲笑する。
趣味嗜好が一致した瞬間、
手のひら返しする点もチープさが見えて良い。
でもニッチな好み>>続きを読む
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「犠牲の伴う平和なぞあるものか!」
正義の存在しない世界で、
悪の美学を謳う王子。
重力を無効化する石や爆発物を動力とする乗り物など
説明不足で、推測できる要素なものの詰めが甘く感じる所が多々あっ>>続きを読む
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「こんなんじゃ話が中途半端すぎる…結末がないもの…」
というメタ発言・展開から始まり、
トリアーがやりたい放題やって、
トンデモ展開を繰り広げる快作。
全く反省してないじゃん(歓喜)!
見たいものを>>続きを読む
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IIで謎を残しつつ一段落するもんだと勝手に思ってたから、
「ここで終わるの!?」
「ここから20年以上待たされたの!?」
と衝撃だった。
それでも前作に続いて
個性的なキャラクターと奇想天外なストー>>続きを読む
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「この国はは奴隷解放を受け入れる土台が出来ていなかった。
それは70年前も今も変わらない。
おそらく100年後も変わらないだろう」
「貴方の言動は奴隷制度の肯定だわ!」
「そんな俺たちを生んだのはお>>続きを読む
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戸田奈津子との戦い。
最初に字幕担当を紹介するってあんまり見ない気がする。
そのお陰で冒頭から覚悟は決まるんだが、
「覚悟が必要な字幕」は普通ノイズなんだよな…
(MAVERICKでは監修が居たか>>続きを読む
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3作目にしてテンプレが出来つつある。
そしてテンプレの使い方が上手い。
あと読心術+ハンサムスマイルは中々怖いことがわかった
「マナカだよ、マナカ湖」
シリーズの遷移を知ってるから、教官になってた>>続きを読む
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「今度バカンスに出るときは行き先を連絡するように」
「…教えたらバカンスにならないだろ」
雰囲気もイーサンのキャラも前作と全然違わない?
と思ったら、監督が違うのかー
前作はスマートで洗練された仕事>>続きを読む
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……前々から思ってたのだが、
この作品、撮りたいシーンありきで、
ストーリーとかキャラがブレることに対して無頓着過ぎる節が無い?
御年81歳のハリソン・フォードがインディを演じてるのだから、
大団円>>続きを読む
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「…そんな代物を破れると思ってるのか?」
「破ってみせる」
このシーンでの、自信満々のトムの顔がすっごい印象的
今見ても全然、滅茶苦茶面白いな…
ビックリドッキリスパイグッズが楽しい。
メガネ型カ>>続きを読む
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愛の証明のための不貞
鐘のない教会は中身のない教義の暗喩
冒頭、多分4章まであまり没頭できなかった。
というのも個人的な理由で、ベスのヒステリックな演技が見るのが辛くなるほど「上手かった」からだ。>>続きを読む