Urikaさんの映画レビュー・感想・評価

Urika

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エイリアン(1979年製作の映画)

3.5

お恥ずかしながら、エイリアンシリーズ初観賞。
CGでなんでもできてしまう今の映画とは違い、撮影方法や技術班の努力に興味関心がそそられる。また、液晶画面もタッチパネルもLEDもない船内がやけにおしゃれに
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.4

映画館で観たいな〜なんて思っているうちに見逃した作品。

原作が小説だとは知らなかった。確かに本作品は視覚的より心情的に訴える小説的な作品に思えた。とくに主人公2人に関しては直接的な台詞がなくとも、こ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.7

思った以上にチャッキーだった。
突然ミーガンが「Titanium」を歌い出したところは評価する。

自分の作り出した自信作に殺されかけるのってどんな気持ちなのかな。
そして耳ってあんなに伸びるんか?
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13日の金曜日(2009年製作の映画)

3.5

そこまでホラー映画にこだわりがない私にとっては、なかなか楽しめました。
というのも、サム・ウィンチェスター(スーパーナチュラル)の悪魔退治を始める前の青年期という設定を勝手に作って観たから、プロロー
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ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

3.5

何も考えずに観始めるにはもってこい。
タイムマシンネタは粗探しをしがちだが、深く考えなければ素直におもしろい作品。
高校生ママの登場シーンがお気に入り。なんなの、あのバトルロワイヤルのドッヂボール版み
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.0

冒頭30分はなかなか漂流しない。この30分を耐えれば、その後素晴らしい映像が待っている。
これは映画館の大スクリーンで観るべきだった。
全体的に色鮮やかな映像の中、海や空の青と虎のオレンジが際立ってい
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

自然豊かな映像や音楽など好みの映画。カイアの無垢な姿に惹かれる。
ただ、ラストがなかなかホラー。

湿地でただ一人だれも知らないところで生き抜く術を身に着けてきたカイア。その術とは、決して自然やサバイ
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.4

グロ少なめ。やられる人が誰なのかは大体見当がつく。意外性はないに等しい。
ジョナステイラーひとり勝ち映画。

サメ映画の迫りくるヒタヒタ感の恐怖が少ない。
ところどころ既視感ありだが、頭使わなくても楽
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

下ネタで大盛り上がりするどこにでもいるような少年たちが向き合うには、あまりにも残酷な結末だった。
前半はスタンド・バイ・ミーを思わせる青春と探究心でキラキラしているが、終盤はそれらを全部ぶち壊す勢い。
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.9

迷路から出てしまった途端、面白さが半減。
全貌が明らかになりはじめ、登場人物が増えると退屈になっちゃうのは何故だろう。前作の謎が多いところやまとまりの良さが失われてしまった。ただのゾンビ映画みたいな印
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.8

塀に囲われた土地、決められた時間に開閉する唯一の出口、クリーチャーが住む迷路、消された記憶。制限された環境下で謎が謎を呼ぶ。

この制限された環境だからこそ面白かった。話の規模が広がりすぎず、狭すぎず
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

なんだかんだちゃんと観たのは初めて。
最近の出来がよすぎるCGと違って、造り物感がまた良い。

いつまでも廃れることなく老若男女楽しめる作品とは、こういう作品のことなんだろうな。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

うーん。これは、ながら観するべきではなかった。

大半が女性たちのミーティングシーンである。そのため、誰がどういう立場で何を考えそれを言っているのか、そして誰の気持ちがどうのように変化したか。それを考
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.6

ヒューマンドラマのようなSFにしては静かで美しい作品。

ポスターをひと目見てヒューマンドラマ系映画かと思いきや、SFとの記載あり。鑑賞してみたら、なるほど。設定はSFだが、知性に訴えるヒューマンドラ
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ビースト(2022年製作の映画)

3.0

相手が特殊能力のあるモンスターではなく、ただの凶暴なライオンなところがリアルで良い…と思ったが、父ちゃんの屈強さが別次元で現実離れしている。実際に生身であそこまで立ち向かえるのかは謎。娘も娘で1回みた>>続きを読む

ダンサー そして私たちは踊った(2019年製作の映画)

3.9

同性愛の話かと思ったが、それだけではなかった。貧困社会を背景に若者の未来について考えさせられる作品である。希望が見え隠れするのが、またなんとも心が痛む。

主演俳優の素朴な演技がキャラクターにマッチし
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.9

エスターのエピソード0。
1作目はエスター陰湿さが魅力だったが、今作はやることなすことがだいぶ大胆。
子供をターゲットにした狂気極まる1作目のエスターに見慣れてしまった私からすると、攻撃対象が大人の本
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.9

映画らしい映画。
ここ最近の映画と比べると、3時間は長い。そして、ここぞというところでの壮大なBGM。
まさに“映画”である。

甘く切ないラブストーリーというより、終活が醍醐味であるように感じた。
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アウェアネス -超能力覚醒-(2023年製作の映画)

2.4

はりきりすぎた結果、まとまり悪くなっちゃったのか?
突如現れた実父、育ての父の謎、おぼろげな母の記憶、この娘は幻影なのか?誰が敵で誰が味方か?徐々に明らかになる出生の秘密…んでもって能力覚醒させちゃえ
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.3

ハル・ベリーが綺麗。やっぱり強い女っていいわよね。

終盤近くまでなかなかのドキワク具合。ラストへの期待が高まる。だが、なんだろう。いざラストを迎えると物足りなさを感じた。それまでのピリつく緊張感のわ
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.7

意外性皆無のベタ中のベタのラブストーリー。設定も大統領ジュニアと王子って…お花畑物語すぎる!
中途半端に現実味があるものより、完全なるファンタジー設定だからこそ安心して観れる。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.9

思いのほか混沌としていた。ゴジラとキング・コングが戦うシンプルなストーリーかと思いきや、登場人物が多くゴチャついている。しかもキャラ濃いめが揃ってるから、メインキャラが掴みにくい。なんか、小栗旬っぽい>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

2.9

ただただトム・ヒドルストンの"かっこいい"が1人勝ちな映画。(吹替版はダサダサでしたが)
手榴弾片手に「じゃあな」のおっさんもかっこよかったけど後味悪い。

良かった点は、終戦後の兵士の心理が裏テーマ
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キング・コング(2005年製作の映画)

2.9

キング・コングが出てくるまでが長い。
これはタイタニックか?パイレーツ・オブ・カリビアンか?ジュマンジ2か?戦場のピアニストか!?と思った頃にやっと登場する。

みんなからの冴えない嫌われ者が、美しい
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.6

どうして自然災害パニック映画は、みんなして家族関係こじらせているんだ。

タイムカプセル用のビデオ撮影から始まり、ビデオ撮影取り直しで終わる。壮大な映像だけでなく、ストーリーにもまとまりがあって面白か
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同級生(1998年製作の映画)

4.2

主人公よりもイケメン陽キャ優等生が同性愛への目覚めに悩むパターン。結論、主人公スティーブンも“1人で”悩むでいたわけだが、ある程度自身の人生を割り切っているようだ。近所の公衆トイレでのお楽しみは、なか>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.6

ゴシックなホラー映画。王道ゴースト系かと思いきや、血生臭さが強かった。

1番恐ろしいのは、亡霊ではなく女の嫉妬心だったという…。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.5

中盤と終盤の「俺達がついてるぜ」に目頭が熱くなった。

その後、監房仲間が自由を得られたのが、つい数年前であることが衝撃だった。
弱者を作らないと強くなれず、敵を作らないと平和を保てないような人間が、
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.5

わざわざ続編を作らなくてもよかったのでは?

ストーリーのまとまりの良さやキャラクターのバランスなど前作の方が上だった。
新たな展開ではあるが、前作を観ていないと「?」な部分がちらほら。前作に続きデイ
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

THE★USAな宇宙人侵略ストーリーだが、「和平」という第2のテーマがある。
戦争が続く人類世界。宇宙人という共通の敵が現れたことで、各国が結束して人類の勝利を勝ち取り、戦争が起こることなく平和が続い
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.5

本当はビアジオが主人公な映画。

友達と秘密基地を作るなんて、高校生にしては幼稚過ぎないか?と思ったが、高校生なんて中身はこんなもん。自立したいという大人心と、秘密基地で遊びまくる子供心のアンマッチさ
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リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

3.8

ラストの黒板の日付に鳥肌が立った。そこなのか。

作品紹介内の「衝撃の結末」の文字に、“どうせ喧嘩別れの末にどちらかに死の病が発覚し、奇跡の生還を遂げる”とかそんな程度かと思っていました、ごめんなさい
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

2.6

エンディングのメイキングのほうが本編より面白い。

強く美しいはずの主役アンジーがまさか霞んでしまうとは。え、主役はアンジーでいいんだよね?と思ってしまうくらい、たくましい妊婦アリソン。
予告で観たイ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

人が技術と進化にうぬぼれた結果。
脱走シーンはなかなか狂ってて好き。
女に造られたからには、全力で女を武器に欲求を満たす。人間よりも人間らしい。なんとも皮肉な結末。

A24は評価が分かれますな。
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ハンナ(2011年製作の映画)

2.7

スピーディーなアクション満載。ほんとに満載。ちょっと多すぎるくらい。
音楽爆音で躍動感がすごい。
結果、感情が置いてけぼりのまま、気がづいたら終わってた。

金髪美少女が飛んだり跳ねたりするのを観るた
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