WAKAMIYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

圧倒的な構成力
気づいてる観客と
気づいてない登場人物
揺さぶられてしまって共犯者気分

(ハル)(1996年製作の映画)

4.7

こうあってほしいという
コミュニケーションそのもの!
ふかっちゃんが、愛おしい!

思い出に生きようとするには
深く傷つき過ぎていたのかも
シャッターを切る暴力的な音が印象的

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

高倉健のレイチャールズ良かった
魚市場でうどん食べるシーン最高
どれくらいエキゾチックに映ってるのかが気になった

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.2

無声映画を通して
姿勢、身振り、表情が持つ説得力を
再認識することができた

すでに陳腐化された設定だったけど
この作品が100年近く前にひな形を
用意したわけだから当然だった

頭と手を仲介する心、
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街の野獣(1950年製作の映画)

4.0

追いかけられる人を
追いかけられた人が撮ってる

バスキア(1996年製作の映画)

3.7

ボウイがウォーホルとして登場して面白かった

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.3

名曲

ちゃっかり始めにブラインドを映す

神話成分てんこもり

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.4

戯画でも苦しいな
はっぴいえんどが流れて良かった
観てる最中、イギリスに行った友人から知らせが来て何かよくわからない感情になった

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

化粧品広告みたいなシーンとエピローグの独白が良かった

ボーンだろうがエッグシェルだろうがオフホワイトだろうが同じ副社長
強烈なヤッピー風刺

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.8

冒頭を書き直すところから
すでにネッチョリしてた

源氏物語くらいウェットだった

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

擬似親子ロードムービー
子供側がませていて、親側がロクデナシだとなお良いな

・子供を相手するエピソードには狸寝入りが欠かせない
・「時そば」さながらの金のちょろまかし
・物質主義の権化みたいなヤな女
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

斎藤環が分裂症的って言ってた意味がわからんでもない

それから(1985年製作の映画)

3.8

漱石作品を映像化するとこんな風になるんですね
100年以上も前の小説なのにリアリティがそんなに失われてなくてすごい
笠さんの登場も驚いた

それにしても平岡はつまらん男だったな

ゲーム(1997年製作の映画)

4.5

手の込んだ仕掛けなのか、何かしらの陰謀なのか、それとも単なるパラノイアなのか

誰も全貌を知らないまま巻き込まれていく感じ、カフカ・ピンチョン的世界観だ!

兄弟の物語として『ソニーのブルース』を踏ま
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アルベール・カミュ(2010年製作の映画)

3.2

映像がチープで残念だった

ほとんど潔癖なくらいの正義漢なのにやたらと好色なんだよなー
不条理!反抗!愛!

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

双子の麒麟
ダンブルドアとグリンデルバルト、プロフェッサーXとマグニートーみたいなの好き

普通の人が存分に活躍するのいいな

ヒックス先生めっちゃ強くてカッコよかった

飾窓の女(1944年製作の映画)

3.8

「つまらんことから面倒は起きる」のセリフのまんまだった

巻き込まれ系 
冒険心のない堅物中年
妖艶な女性
専門職のお友達と夜な夜な酒タバコ

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.3

アンナの振る舞いが目に余る
何がそんなに駆り立てるんや

自分のために犠牲を払ったカレーニンのことは決して許すことができないんですかね

幸せな家族は皆同じだが不幸な家族はそれぞれ自分たちだけの不幸を
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.1

みんな名優で笑う
「カメラを止めるな!」より酷いグチャグチャ具合で、あーあーあーってなる

謎の男役の渡辺謙がツボ