Xionglongshuさんの映画レビュー・感想・評価

Xionglongshu

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映画(174)
ドラマ(6)

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.0

周冬雨の圧倒的魅力。物語は恋愛映画なんだけど、現代中国の感じを知れてよかった。北京を離れると広がる圧倒的国土の大きさが、さらりと回想の中に埋め込まれていて、その中国大陸の表現がよかった。それは日本には>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.3

内容はさっぱりであるが、映像が美しすぎることは確かだ。
廃墟の屋根のないカテドラルに村の模型のようなものが同化している、水浸しになった廃墟、プラザの大階段にバラバラとこっちを見て立っている群衆(ソーシ
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イルマーレ(2001年製作の映画)

4.3

かなり前に相当好きだった映画。
猟奇的な彼女とはちがったチョンジヒョンが最高に美しい。
あの海辺の家を久しぶりに見たい

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

カウリスマキ作品は1,2年前ぐらいに見た過去のない男に次いで二作目。
淡々と進んでいくのは同じ。みんな感情が表にあまり出ずに物語は進んでいくけど、これが本来の人間だという気がする。映画やドラマは感情表
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ボーダレス ぼくの船の国境線/ゼロ地帯の子どもたち(2014年製作の映画)

4.0

多くを語らないし、結末もどうだったかこちら側に委ねられてるんだけど、心の片隅にずっと残るような映画。
最初の30分くらいほとんどセリフなくて、少年が廃船の中でひたすら生活している、船全体に金属板の音が
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別離(2011年製作の映画)

4.2

ずっとめちゃくちゃ重い…
音楽もほぼなくて、ずっと緊張感であふれている。イランの社会問題を詰め込んで、みんなギリギリのところでなんとか毎日生きてるのは、普遍的な現代の姿という感じがする。

最後の最後
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聴説/Hear Me(2009年製作の映画)

3.7

台湾青春映画はやはりそれにしかない空気がある。
ミシェルチェンやっぱ可愛い。
両親役すごい台湾のおばちゃんおじちゃん感があって最高です。

ほとんど手話+中国語字幕で、見るの結構大変だった。

サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

4.3

青山真治の北九州三部作は、数年前に『ユリイカ』を見て以来。
なーんかどっぷりとした映画でよかった。
誰かを探しているのに、その人に会ったら何話せばいいかわからない、という人たちがいっぱい出てくる。確定
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.6

台湾の青春映画が無性に見たくなり。
ミシェル・チェンがめちゃくちゃ可愛い。
90年代くらいの台湾の若者の雰囲気を知るにもいいかも。
夜中のベランダで英語の勉強してて、向かいのベランダのおじさんから怒ら
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

まずこんな壮大な映画を撮ろうとしたベルトルッチ監督の挑戦に感動する。そして中国共産党協力のもとで紫禁城を数週間貸切で撮影、という、もうそれだけで出来事として歴史に残るべきものなんだけど、それがしっかり>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.2

リアリティのダンスよりさらに直接的。過去の自分に映画の中で語りかけるホドロフスキー。父を許せなかったことへの後悔。
真っ赤な奴らとドクロ達のカーニバル、なぜか全員顔を伏せ寝ているバー、生活の中の黒子、
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.3

初のチリ映画、初のホドロフスキー。ガルシアマルケス的な世界観を求めてこの映画にたどり着いたけど、かなり近くて満足。
現実と想像、動物や性的マイノリティ、障害者、権力者、宗教、迷信、呪術、暴力、差別、す
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

こういう映画も悪くないなと思った。
なにか強いメッセージを伝えてくるわけじゃないけど、その世界があって、何かが起こって、解決したり、人が死んだり。あまり構えず見られたのが心地よかったのかもしれない。
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東京物語(1953年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい。
日本人の「優しさの欠如」のはじまりを見た気がした。近代化が進み子供達は東京に出て行って、親を邪魔者扱いするようになる。その中で唯一優しい紀子は戦争で死んだ息子の妻、つまり他人である。他人
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良いじゃないか……
淡々とした生活の中に人間外の者たちがスッと入り込んでくる不思議さ、それを自然と受け入れる人間たち。
タイの死生観は知らないけど、死をこうやって見せられたのは初めての経験
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