このレビューはネタバレを含みます
彼らが抱く感情自体を理解することはできないのだけれど、正欲を読んだり観たりすると自分の中の人と分かちあえない何かしら別の部分と共鳴してしまい、力のある作品だなあと。
原作が好きで映画を観たが、静かに感>>続きを読む
ちょうど10年ぶりに再見。
静かに感情が入ってきて心に染み入る映画。
奴隷貿易船の船長だった牧師ジョン・ニュートンの贖罪と感謝のアメイジング・グレイス。「見えなかった目も 今は開かれた」がこの映画を見>>続きを読む
血湧き肉躍ると噂のRRR
クライマックスに起こるのかと思っていた出来事がだいたい前半に起こってからのさらにスペクタルをぶち込んだ後半
日頃の疲れを勢いでふっとばして夢中にさせてくれるのが良い
楽しかっ>>続きを読む
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静かな胸苦しさがつづく映画。
原作未読なので、門脇麦さんが東京の上流階級で水原希子さんが田舎から出てきた苦学生なのはイメージが逆に思えていたけれど、だんだんしっくり来てお二人はすごいなと思った。
幸一>>続きを読む
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登場人物全員、人間味がある。主人公は大人にならざるをえなかったとても良い子だけれど葛藤も大きく、家族はもうとても人間なので、近しく感じやすい。(マイルズもなんというか綺麗すぎず良くも悪くも等身大で、ル>>続きを読む
映画館で見ると作画と音楽と勢いが楽しい
きっと自宅より劇場で見るのが格段に良い映画
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前情報なく見たので、最初は元々偽りの生活を送るスパイかと思って見ていたが、中盤正義に駆られてスパイになる一般人かと思わされ、結局本物のスパイ(たぶん)という。
捨て石にしたのか、そこに愛情もあったのか>>続きを読む
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劇中歌がめちゃめちゃかっこいいので、もうそれだけでも2時間半見ていられる。
ラップと出会ってからの主人公のキラキラした目が楽しそうで良い。
師匠のシェールもすごくかっこいい。
ヒロインのサフィナがも>>続きを読む
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必要な人に届かない社会福祉制度。
ひたすら重いけれど、隣人との触れ合いの中に暖かさもあり、けれど救いはなく、静かな作り方がドキュメンタリーのようだった。
働いた末の貧困というのは、日本でも同じになるだ>>続きを読む
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ドナテロの歌とともに映るホームビデオが美しくて幸せで泣きそうになる。ざらついた質感にもその時代背景を感じる。
と同時に、現代でも社会というか一人一人の根底にあるものは、はたしてそこまで変化しているだろ>>続きを読む
終始頭がむずむずする不思議体験。
巡行のところでも巻き戻ってる感覚が残っていて、頭が酔ってくる。
繋がるところはうおぉ…と感動した。瞬きできない。
でも全然理解しきれないのできっと2回目の方が面白いと>>続きを読む
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ち、血みどろすぎる…。
スカーレットヨハンソンの純真さと、ナタリーポートマンの狡猾で優美だけど失墜してからはずたぼろな演技がすごい。
登場人物がだいたいみんな罪深い。でも過程の描写が上手で人間味がある>>続きを読む
主人公を取り巻く環境はしんどいけれど、程よくコメディで楽しい。
エイモンの静かな相棒感がさりげなくて良かった。お兄ちゃんも屈折してるのに、優しくて良い。
さっくり主軸の必要な話だけで作られていた印象。>>続きを読む
トニーとドンそれぞれの沈黙するときの表情が良かった。
ドロレスがかわいい。ドロレスがドンにささやく言葉がチャーミングで好き。
すごく良かった。
話が進むにつれて、2人の印象も流れるように自然に変わっていく。
誰しも罪人であり、弱さを抱えている。
若い日の彼が決断をし、心に嵐が吹いた後の美しい景色とそのシーン最後の顔が印象的。>>続きを読む
ジョージア舞踊とてもかっこいい。
タイトルでダンスシーンを期待していくと、それ以外の要素の比重が高いので、少しがっかりする。人生とともに変化していく舞踊は好き。
性急な恋愛表現はうーん…という感じだっ>>続きを読む
マチルダめちゃくちゃ美しい。レオンは意外とおちゃめ。悪役は圧巻。
マチルダは子どもで現実的には何もなせていないけれど、レオンの心は確かにふれられていくのが好き。
ヨーキーとママがめちゃくちゃチャーミング。
特にヨーキーが心を明るくしてくれる。
ジョジョの感情の変化もとても良かった。
エルサもキャプテンも、みんな魅力的。ヒトラーは監督本人とは知らずに見たので、知>>続きを読む
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最初はくすりと笑える感じで、やってることがだんだん笑えない過激な行いになっていき、夜のチャイムで決定的につきおとされる。
終盤のパーティーで社長が血だらけの家庭教師や使用人には目もくれないあたり、(息>>続きを読む
コメディかと思ってみたらホラーだった。
目が怖すぎる。
「最初はみんな笑ってた」という台詞にぞっとするつくり。
作中歌の歌詞に情があってストレートで好き。
最後まで性差別はキツすぎてつらい。インドは現実こうなのかな…。
でもママンと弟とチンタンがたいへん可愛いので、ハートフルでもある。
主人公は結構感情のままに>>続きを読む
水滴が音楽をつくる映像が素敵。
松岡さんの瞳と鈴鹿さんがイメージぴったりでとても良かった。
春と修羅がとても好き。音楽の素養があれば、さらに楽しいのかな。
ラストシーンの一目でわかる演出が、映像ならで>>続きを読む
アーミル・カーンが登場してからはあっという間。
できなかったことが、少しずつ自分なりにできるようになっていく様は、見ていて嬉しくなる。
子どもの瞳が本当にきらきらしていて、素敵な邦題だなあと。
躍りま>>続きを読む
神を信じられない人や、キリスト教の中で育ったけれど神に疑問がある人の神感を描いている。
おそらく多くの人がそうだから、それが共感を呼んでいるのだと思う。
「沈黙」と表向きのテーマは似ている。
けれど>>続きを読む
ひたすら美女を眺める160分。
パドマーワトの美しさは言わずもがなでしたが、北インドの王妃も美しすぎ事件。
悪役がすごくいい感じに悪。しかし突然キレキレダンスをはじめるのが大好き。
最高に面白かった。
主題歌の歌詞の「きみは鼓動 ぼくは心」の部分が、情が深くて好き。
コミカルですごく笑える一方、銃が当たり前にでてくるあたりにはっとします。
でも重くはなりすぎず、日本とは遠く離れた>>続きを読む
歩とのオリジナルシーンが良かったです。
前編は、原作との少しの違いが気になったりしたのですが、後編は映画としての違いもいいなと楽しみながら見れました。
対局シーンが、誰も彼も見事。
英会話レッスンの中での、白と黒の言葉の扱い方が好きでした。
そして終わり方が良い。
目まぐるしくてきらびやかな色彩が楽しい。
好きなのは、ピアノの独奏シーンと、映画館の登場シーンの静かな画。
逃げてもいいよという言葉が多いこの頃に、逃げないで立ち向かえという強烈なメッセージ。
実際は逃げたほうがよいこともあると思うが、これはこれで説得力があるのは、母自身の強さと人間臭さをしっかり描いている>>続きを読む