結婚生活に悩むふたりが、慣れない地で出逢ったからこそ通じるものがあったのだろう。
等身大の日本の文化を訝しみながらも、監督の敬意が伝わってきた
休みなく働き,タイ料理を食べ,車でラジオを聴く、を繰り返す日々を送っていた不器用で優しいフーシ。
シェヴンと出逢って、生きることに対して積極的になれたと思う。
ルーティンから外れると悲しいこともたくさ>>続きを読む
食事に誘われて断るとき、「知るべきわたしは舞台の上にしか存在しない」ってかっこいい。
後肢が折れているオーストラリアンシェパードの子犬を、オーストラリアンラブラドゥードゥルと言っていて、今後の重要犬>>続きを読む
「自由は手段であって、目的であってはならない」って、ほんとうにそのとおりだなって思う。自由を求めだしたら、きっとそれは自由に縛られてしまうだけ。
こんなにリアルで人間くさいひとたちを描けるの、さすが>>続きを読む
子どもの頃は、家族と学校が自分のすべてであって。
大人になったら車ですぐに行けてしまうようなところでも、子どもにとってのそれは大冒険。
なんだって出来るのが大人なのに、大冒険出来なくなってしまいがちな>>続きを読む
「生きるための努力」が恥とされていた時代に生きた強いひとのお話し。
宮部に救われたひと達によって、松乃が守られ、そうやって宮部の意思が生きていく。
この映画のメッセージをいちばん近くで受け取ったうえ>>続きを読む
同性愛者に対して偏見を持ったりするのってとても動物的な考え方だなと思う。
こういった作品が、いろんなひとたちの「自分らしくいられる世の中」を創っていってくれてるんだろうなあ。
エディとアンバーが初め>>続きを読む
人質の脚を撃ったり、スピードを落とすと爆破する爆弾を仕掛けられたりと、某アニメの映画はここからインスピレーションされてそう。
キアヌのかっこよさがえぐい。
お茶目なパパと、素直なママと、わんぱくな兄。
オーディションのシーンが泣ける。
どうしてもエドワードはベラを「怪物」にしたくないんだろうな。
今後のオオカミや別の一族たちとの絡みが興味深い。
矛盾するところもあったので、原作も読んでみようと思う。
頭の回転が速くて人間の身体の仕組みを熟知していれば喧嘩も強くなるのか。笑
意外にミステリーというよりアクションシーンが多かった。
このレビューはネタバレを含みます
ウィズリー大佐は、悪役として描かれているけれど、自分の信念を貫いたという意味で、立派だとおもう。
自分の種の存続を死守したいと思うのは、どんな生物でもきっとおなじ。
うっかり最初にこの作品から観てし>>続きを読む
特に人間は、守るものがあるからこそ強く生きていけるのかもしれない。
自然の美しさと恐さが綺麗に描かれていて、すき。
みんな大なり小なりの悩みを抱えている中で、「死」「時間」「愛」とどう向き合っていくか。
原題「collateral beauty」(映画中の台詞でいう「幸せのおまけ」)のとおり、どんな状況の中にもき>>続きを読む
もはや当然のように女性がひとりでも生きていける今の世の中は、ジョーみたいなひとたちが強いパワーで抗ってくれたからこそ存在するんだろうなと感じる。
ドラマから観たほうがよかったかも。
いくつになっても繋がっていられる友人って貴重だなと思えるお話し。
幸せって、ただ楽しい嬉しいっていう正の感情だけでなく、悲しい怖いっていう負の感情も入り混じって成立するものなのかも。
ジャンレノ素敵。
浅野いにおワールド。
どんな世界線でもおんたんと門出は また仲良しの「絶対」になれる。
ふたりのかけあいが微笑ましい。
そして、ひろしが1番かっこよくて好きすぎる。
浅野いにおさんの物語に出てくる人たちは、みんな人間らしくて、現実と同じ温度なのが良い。
キャスティングも挿入歌もしっかりイメージ通りだった。
どんな些細なことでも、海辺に「期待していたもの」が見つか>>続きを読む
歴史や宗教と絵画は、密接に関係しているのだということに改めて気付かされる作品。
蛍の雌が光るのは、雄を誘き寄せるときと捕食するとき。
そこに罪悪感なんて無くて生きるためには当然のこと。
「野生生物」と「ヒト」の違いを考えさせられる物語。
目の前のちょっとした選択の積み重ねで、未来は築かれていっていて。
自分の選択が間違っているかどうかなんて、ずっと先になってみないとわからないから、きっと後悔しないだなんて無理だろうけれど。
遡って答え>>続きを読む
マルコが好きすぎてぴょんぴょんしちゃう、猫みたいなニキータが可愛い。
アンヌパリローの髪型が毎回変わるのにも注目したい。リュックベッソンらしさ。
Everybody wants to be us.
そんな気持ちで、誇りを持てる仕事をしたい。そんな気持ちでいるからこそ、良いものが生み出せるのだと感じた。
ファッションには興味がないというスタンス>>続きを読む
どんなに賢くても、子どもに愛を注げないリタと
知的に障害があったとしても、ルーシーと愛し合えているサム。
そんな愛に溢れた人間であれば、サポートしてくれる仲間もきっといる。
育児放棄をするヒトもい>>続きを読む
Blessed are the forgetful: for they get the better even of their blunders.
そうかもしれないけれど、
思い出したくもないよう>>続きを読む
自分勝手な女優に翻弄されるミーハーな庶民の恋愛物語。
アナを好きになるまでのストーリーがあったら 好ましく思ったかもしれない。
エンゾは いつも海からやってきて、海に帰って行った。「海は俺のもの」
プールの中でシャンパンを飲むシーンが好き。
物語の中の ジャックマイヨールは、陸に上がる理由を見つけることは出来なかったのか。>>続きを読む
ストーリー展開がテンポ良く、みなまで言わないセンスの良さ。ファビアンが可愛い。
改めて細部までじっくり鑑賞したい。
ストーリー展開は想像しうる感じで、終盤のエリオの父の言葉が この物語の伝えたいところなのだと感じた。
なによりも 描きかたが美しい。改めてゆっくり味わいたいと思う詩的な演出。
映画制作に無知な人が観たら退屈になりそうなテーマなのに、ダレることなるたのしく観れた。
映画の見方が変わった。
「ただひとつ、残ったものを手放さないために、諦めないために、切る」
大事なものを見誤ら>>続きを読む