sさんの映画レビュー・感想・評価

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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

結婚生活に悩むふたりが、慣れない地で出逢ったからこそ通じるものがあったのだろう。

等身大の日本の文化を訝しみながらも、監督の敬意が伝わってきた

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.5

休みなく働き,タイ料理を食べ,車でラジオを聴く、を繰り返す日々を送っていた不器用で優しいフーシ。
シェヴンと出逢って、生きることに対して積極的になれたと思う。
ルーティンから外れると悲しいこともたくさ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

食事に誘われて断るとき、「知るべきわたしは舞台の上にしか存在しない」ってかっこいい。

後肢が折れているオーストラリアンシェパードの子犬を、オーストラリアンラブラドゥードゥルと言っていて、今後の重要犬
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零落(2023年製作の映画)

3.0

「自由は手段であって、目的であってはならない」って、ほんとうにそのとおりだなって思う。自由を求めだしたら、きっとそれは自由に縛られてしまうだけ。

こんなにリアルで人間くさいひとたちを描けるの、さすが
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

子どもの頃は、家族と学校が自分のすべてであって。
大人になったら車ですぐに行けてしまうようなところでも、子どもにとってのそれは大冒険。
なんだって出来るのが大人なのに、大冒険出来なくなってしまいがちな
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.5

「生きるための努力」が恥とされていた時代に生きた強いひとのお話し。
宮部に救われたひと達によって、松乃が守られ、そうやって宮部の意思が生きていく。

この映画のメッセージをいちばん近くで受け取ったうえ
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.0

同性愛者に対して偏見を持ったりするのってとても動物的な考え方だなと思う。
こういった作品が、いろんなひとたちの「自分らしくいられる世の中」を創っていってくれてるんだろうなあ。

エディとアンバーが初め
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スピード(1994年製作の映画)

4.0

人質の脚を撃ったり、スピードを落とすと爆破する爆弾を仕掛けられたりと、某アニメの映画はここからインスピレーションされてそう。
キアヌのかっこよさがえぐい。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

お茶目なパパと、素直なママと、わんぱくな兄。
オーディションのシーンが泣ける。

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.5

どうしてもエドワードはベラを「怪物」にしたくないんだろうな。
今後のオオカミや別の一族たちとの絡みが興味深い。
矛盾するところもあったので、原作も読んでみようと思う。

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.5

頭の回転が速くて人間の身体の仕組みを熟知していれば喧嘩も強くなるのか。笑
意外にミステリーというよりアクションシーンが多かった。

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウィズリー大佐は、悪役として描かれているけれど、自分の信念を貫いたという意味で、立派だとおもう。
自分の種の存続を死守したいと思うのは、どんな生物でもきっとおなじ。

うっかり最初にこの作品から観てし
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.0

特に人間は、守るものがあるからこそ強く生きていけるのかもしれない。

自然の美しさと恐さが綺麗に描かれていて、すき。

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

4.0

みんな大なり小なりの悩みを抱えている中で、「死」「時間」「愛」とどう向き合っていくか。

原題「collateral beauty」(映画中の台詞でいう「幸せのおまけ」)のとおり、どんな状況の中にもき
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

もはや当然のように女性がひとりでも生きていける今の世の中は、ジョーみたいなひとたちが強いパワーで抗ってくれたからこそ存在するんだろうなと感じる。

セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.0

ドラマから観たほうがよかったかも。
いくつになっても繋がっていられる友人って貴重だなと思えるお話し。

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.0

幸せって、ただ楽しい嬉しいっていう正の感情だけでなく、悲しい怖いっていう負の感情も入り混じって成立するものなのかも。

ジャンレノ素敵。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

浅野いにおワールド。
どんな世界線でもおんたんと門出は また仲良しの「絶対」になれる。
ふたりのかけあいが微笑ましい。

そして、ひろしが1番かっこよくて好きすぎる。

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

浅野いにおさんの物語に出てくる人たちは、みんな人間らしくて、現実と同じ温度なのが良い。
キャスティングも挿入歌もしっかりイメージ通りだった。

どんな些細なことでも、海辺に「期待していたもの」が見つか
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでみようと思った。
私は、この先 科学が進歩しても未来は知らないままでよいかなあ

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもテンポが良かった。
効率よく人を殺せるようにと自分が開発したもので、息子を亡くしてしまったラルフは何を思ったか。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

歴史や宗教と絵画は、密接に関係しているのだということに改めて気付かされる作品。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

蛍の雌が光るのは、雄を誘き寄せるときと捕食するとき。
そこに罪悪感なんて無くて生きるためには当然のこと。
「野生生物」と「ヒト」の違いを考えさせられる物語。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

目の前のちょっとした選択の積み重ねで、未来は築かれていっていて。
自分の選択が間違っているかどうかなんて、ずっと先になってみないとわからないから、きっと後悔しないだなんて無理だろうけれど。
遡って答え
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.0

マルコが好きすぎてぴょんぴょんしちゃう、猫みたいなニキータが可愛い。

アンヌパリローの髪型が毎回変わるのにも注目したい。リュックベッソンらしさ。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

Everybody wants to be us.
そんな気持ちで、誇りを持てる仕事をしたい。そんな気持ちでいるからこそ、良いものが生み出せるのだと感じた。

ファッションには興味がないというスタンス
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.5

どんなに賢くても、子どもに愛を注げないリタと
知的に障害があったとしても、ルーシーと愛し合えているサム。

そんな愛に溢れた人間であれば、サポートしてくれる仲間もきっといる。

育児放棄をするヒトもい
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.5

Blessed are the forgetful: for they get the better even of their blunders.

そうかもしれないけれど、
思い出したくもないよう
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

1.0

自分勝手な女優に翻弄されるミーハーな庶民の恋愛物語。
アナを好きになるまでのストーリーがあったら 好ましく思ったかもしれない。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.5

エンゾは いつも海からやってきて、海に帰って行った。「海は俺のもの」
プールの中でシャンパンを飲むシーンが好き。

物語の中の ジャックマイヨールは、陸に上がる理由を見つけることは出来なかったのか。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

ストーリー展開がテンポ良く、みなまで言わないセンスの良さ。ファビアンが可愛い。
改めて細部までじっくり鑑賞したい。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

ストーリー展開は想像しうる感じで、終盤のエリオの父の言葉が この物語の伝えたいところなのだと感じた。
なによりも 描きかたが美しい。改めてゆっくり味わいたいと思う詩的な演出。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

映画制作に無知な人が観たら退屈になりそうなテーマなのに、ダレることなるたのしく観れた。
映画の見方が変わった。

「ただひとつ、残ったものを手放さないために、諦めないために、切る」
大事なものを見誤ら
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