くろかわさんの映画レビュー・感想・評価

くろかわ

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卒業白書(1983年製作の映画)

3.2

すいすい見てしまった
フォントのピンクとか、夜の景色のコントラストが綺麗

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

名作中の名作だけども中弛みが気になった
あと、音楽使いまわしすぎて若干飽きた

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

オープニングに入るまでの引き込み方が完璧すぎてドキドキした
滑らかに運転できる人はセクシーだね

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.5

設定が雑すぎてめちゃくちゃ笑えるるし、中弛みしないから見入る
ちょっと引きで撮影してるところがまたツボ

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

ムーンライトのタイトルだけに光の表現にかなり力を入れているように感じた
母のイメージの赤や尊敬する人の青だったり、人のイメージと空間のイメージの色をかなり綿密に同化させてるんだなぁと感じた。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.8

もどかしさという表現は最近の映画監督の中でかなり秀でて上手いと思う

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

4.2

グザヴィエドラン監督の作品は苦手だが、この作品はとても良かった
こんなにいい映画グザヴィエドランが撮ったのか?!って思ったら全く違う人が監督していて思わず笑った
1つの事件に向かって色々な時間軸が動く
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

2.0

一作目のキレには勝てない
編集の切れ味と音楽のポップさに反してダラダラ生きるおじさん達の姿が過去の中でしか生きられない様子と重なって見えた
表現は悪くないと思うけど、作品として見るとうーん…

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

2.0

直球の下ネタがそこまで合わず?というか、話の流れがありがちすぎ+中弛みを感じてあんまり馴染めなかった
所々の小ネタは笑えるんだけど、、この手の娯楽作品は勢いがないとつい真顔でみてしまう…

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

すずさんの声が声優ののんと非常に合ってて、健気で朗らかな姿が可愛らしい
コトリンゴの歌声も穏やかな野草の風景と相まって、何も悲しいシーンではないのに不思議と涙がこぼれた

劇場は、単館映画らしくなく(
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.0

演出と音楽と衣装、全てが計算されつくしている美しい映画

不愉快極まりないセリフやシーンもかなり多用されていますが、過剰な伏線も意味あってのことかなと
丁寧にレンブラントの絵画のように組まれたカメラワ
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.5

相米監督といえば、のよく練られた長回しのシーンや映像の癖(いい意味で)はかなり見応えがあった
それでも、それ以前に子供達の声が煩しすぎて…思春期の無茶苦茶な感じはわかるんたけど、クローズアップのシーン
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.0

ジャッキーチェンの体当たりなアクションほんとやばい、、生きるか死ぬかの瀬戸際の演技がギャグになるって天才にしか出来ない技

元気出ない時とか観るとめちゃくちゃ笑えるし、観終わった後いつの間にかテーマソ
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クローズ・アップ(1990年製作の映画)

5.0

キアロスタミ追悼上映にて鑑賞

どう徳を積んだらこんな映画が撮れるのか
キアロスタミのような人になりたい

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

息子の受験勉強を通して滑稽な人間模様が描かれた作品

登場人物からの視点が少なく、メタ的な視点からのシーンが多いのでまるで芝居を観ているよう。見世物になっていることに気づかない、ずれた日常をあの横並び
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セッション(2014年製作の映画)

3.0

見終わったあとの爽快感!

ストイックで肩に力入りまくった人が好きなので、鬼教師は嫌に感じなかった。
ただ主人公が成長できているかと言うとなかなか疑問、音楽性にしろ恋愛にしろ自己満足ばかりで他との調和
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

1.5

高校生のズル休みしたある日の話
ホームアローンを監督したジョン・ヒューズだけあって、コミカルな装置のシーンがテンポいい
話的にはありきたりなコメディなので、印象は薄いかな…

80年代のアメリカのティ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.5

好きなことに対して実直に打ち込める素晴らしさよ

様々なスクールカーストにおける人物の研究が良くされていて、役者の自然な演技が良い
クラスメイトの視点が移り変わったり、テロップの出し方、様々なところに
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害虫(2002年製作の映画)

3.0

若かりし頃の宮崎あおいの無防備さが可愛らしくもあり不安にさせる
男性からは好まれそうで、女性には一番嫌われそうなキャラクターだが、そこが今作の魅力なのかな。
たまのパーカッションである石川さんとの無邪
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.5

初めて押井守作品を鑑賞
押井作品が気になっていたものの気後れして後回しにしていたけど、うる星やつらテイストで観念的なことを言い切っているので初見でも非常に観やすかった。
といっても全く原作のうる星やつ
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ワカラナイ(2009年製作の映画)

3.5

フィルムのブルーがかった質感が美しい、まるで80年代の映画のよう
それでありながら現代日本の田舎にある一般的な風景をみせる映像が観ていて心地よい

炭水化物だけを食べて少ない生活費の中で飢えを凌ぐ少年
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.0

草臥れ疲れた母親のヒステリーな姿が恐ろしい。刺されながらも生めかしいセリフとその表情にかなりゾッとさせられる
全体的に女性から感じる厭らしい母性とヒステリックなセリフが気持ち悪いが、そこがこの映画の醍
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九月の冗談クラブバンド(1982年製作の映画)

1.5

80年代のヤンキーの服装の参考資料として鑑賞
面白そうなタイトルの割に、テンポ悪しそこまで見応えはないかな…

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.5

校内暴力が絶えなかった(らしい)80年代の様子、こうしてみると今とあんまり変わらない。
思春期の明るいんだか暗いんだかわからない躁鬱な感情が、閉鎖された学校の中で爆発する姿が可愛い。
過激な映像の中で
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サード(1978年製作の映画)

3.5

atg映画はじめて鑑賞。
少年の眼差しが熱いね

音楽ブチッと切って次のシーンいくのテンポ良い
青臭い短歌を少年に言わせるシーンが多く出てくるけど、その辺は寺山修司みが濃いです。鬱屈としてるな〜

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