みさんの映画レビュー・感想・評価

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数に溺れて(1988年製作の映画)

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100以上は数えても数えなくても同じ。

命が終わる度、どんどんカウントが進んでゆく。終わりと花火と水が印象的な美しい作品だった。


星の数を100まで数える綺麗な少女は結果として1番死の数が少ない
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Winter boy(2022年製作の映画)

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失うことによって新しく生まれた不安やぶり返してくるかつてからあった不安を、若さゆえに性欲だったり自傷だったりに変換してしまって、でもそれは周りの人に助けて欲しくて彼が出したSOSだったのかな〜とも思っ>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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もとより実写映画化には寛容な方だと思うけど、これは本当に面白かった。
山崎賢人が杉元佐一に見えてくる不思議。
お芝居って凄い。

エンドロールの途中に動物に危害は加えていませんの表記があったのも良かっ
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

蛇風の映画オリジナルのシーンがすごく良かった。
原作でも終盤までほとんどスポットライトの当たらないキャラに見せ場を与えてもらえるのは本当にありがたい。
これだけでも見に行く価値がある。
特典の恋霞メイ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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目覚めたいなら眠れ


舞台俳優は吟遊詩人で〜
みたいなセリフも好きだったのに覚えていられなかった。
観客が分からないかも?となって来るあたりで俳優も分からなくなる。
演劇の表と裏、私たちがいるのは客
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

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プリキュアってサイコー!

始まりから終わりまでずっとかっこよくて可愛くて懐かしくて泣いていた。
オールスターズだと思って見に行くと好きなキャラクターによっては物足りなさを感じるかもしれないけど、私は
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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リアルじゃないのがどうした

愛するものを助けようとしてる
それがリアルじゃないなら俺には分からない


面白かった!!
嫌なドキドキハラハラを感じなくて好みだったな。
バディが良い奴すぎて大好きにな
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フライトプラン(2005年製作の映画)

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ハラハラドキドキ映画

終始緊張しながら観てた、狂っているのは誰?
狭くて外に出られない閉鎖的な空間で味方がいないのはとてもしんどいだろうなと思った。

エンディングに人間の気持ち悪さを感じて嫌だった
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

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血の色はみんな同じなのに


ベルファストという土地に惹かれて鑑賞。
こんなに親身になって、どんな時でも味方でいてくれる先生たちがいるのは幸せな事だと思う。

子供たちにとっては約50年前は昔のこと
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エゴイスト(2023年製作の映画)

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まだ帰らないで




誰も不幸じゃないしかといって誰も特別幸せにならない話。

エゴイストなのは主人公だけなのかそれとも.......と疑いながら鑑賞。
前半はセックスシーンの多さにちょっと驚いた、
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

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私が欲しいのは愛か死よ






想像していたよりずっと切ない話だった。
命の奪い合いはハラハラドキドキして少し疲れる。
レオンはずっと優しいしマチルダはとっても聡明で可愛い。

初めこそマチルダを
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

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謝らないで私は幸せだわ
All you need is love




引くほど涙が出た、なんかずっと泣いてたんじゃないかな。
このパパだから、こんな風に育ったって素敵な考え方だなあと。

現実では
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スティング(1973年製作の映画)

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分け前は?
いらんよ、どうせスッちまう


細かく話が分けられていて見やすいし簡潔でとっても面白かった。
とっても易しい叙述トリックの応酬。
騙したつもりが騙されている様が痛快だったな。

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

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普通って基準ないよ

こうでなきゃってのはないよ


普通や当たり前を覆すお話。
モノクロ映画の世界が徐々に色付いて、当たり前だった事が当たり前じゃなくなって そして新たな普通が生まれる。
物事が大き
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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エンディング勝手にスキップすんなって
スタッフへの敬意が足りない、敬意が



日常系ほのぼの殺し屋(存在しない日本語)
気だるげな感じとアクションのハードさのギャップが気持ちいい。
生きるか死ぬかっ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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現実だけがリアルだから




近い未来、世界はこんなふうになるかもしれないのかな〜と思いながら鑑賞。
終始ドキドキして面白かった。
このゲームを愛してリスペクトを持っていたからこそ解けるゲームばかり
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ザスーラ(2005年製作の映画)

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子供でもたまに大人になるべき時がある


面白かったけど個人的にはジュマンジの方がワクワクして好きだったかな。
宇宙飛行士さんには色んな意味でびっくりした。

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

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年を取るのは天の贈り物だ

お別れじゃないずっと一緒だ

あんな友達をもてて幸せだよ


おじいちゃーん!!!!!ってなりながらずっと見ていた(笑)
女の子たちの勇敢さと男の子たちのうじうじした感じが
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

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現実じゃ命(ライフ)は1つだ それが人生ってものだよ
命の恩人の名前だよ




続編を作るにあたってその手があったかと驚いた。
ボードゲームで遊んでもらえないからとテレビゲームに進化できるもんなんだ
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

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面白かった!SFコメディ!

作品としては古いからCGのクオリティの荒さや、チープさも怖さが中和されるというかそういう意味で良いように働いているふうに思う。


落ちているゲームは拾っちゃだめ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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A son for a son.



面白いのに長く感じるなと思ったらシンプルに3時間越えの超大作だった。

4人の子供達と生きていくのには難しすぎる生い立ちで、苦しい描写が多かったけど相変わらずと
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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未来嫌いです、ろくな事ないです


ヨーロッパ企画、というのを知っているからかもしれないけど演劇色が強いように感じた作品。
でも映像作品じゃなきゃなし得ない演出ですごく面白かった。
iPhoneで長回
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アバター(2009年製作の映画)

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I see you




どことなくもののけ姫っぽい感じ
あの星に生きる出てくる命全部が自由で魅力的だった。
そして映像がとても綺麗。
2009年の作品であれなら続編はどうなってるんだろう?絶対大き
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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生きてるんだ、楽しまないと




何となく主人公の本質を理解しきれていない気がしてモヤモヤしたんだけど、実話を元にしていると知って理解しきれなくて良かったのかもしれないと思った。

結局カルリートス
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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感情を無視することはあまりに惜しい




エリオのご両親の愛がとても深い
切ない最後だけれどエリオはとても恵まれていて幸せなんだと思う

誰かじゃなく彼だったから
列車が発車したのを追いかけることも
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the Memory Lane(2022年製作の映画)

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フィクションにしたいような現実


終わり方やキャンパスを自分たちの写真で飾り付けていく様はファンタジーに近いものを感じるんですが、そこから感じる 出来るはずだったことが出来なくなってしまったことへの
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MAHOROBA(2021年製作の映画)

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わんちゃんみたいな亀がかわいい



どうやっても上手く幸せになれない、報われない男性の幸せな(そうな)死というイメージ

画面の比率が変わったり、泳いでいる男性の腕が枠を飛び出すような表現が特に好き
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幽霊がいる家(2022年製作の映画)

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たった12分の間にあっ、と思う瞬間が何度も何度もある、今度こそ今度こそという気持ちで見ました。

いい芝居の定義として『演技に嘘がないこと』とあげられる事が多いがそれを上手く使った演出構成だった。
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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

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映画というより長編MV

パステルカラーで可愛いけれどずっと高熱を出してる時の夢を見ているようだった。

ほのかにダークでファンタジーで強かさがある。
みんな違ってみんな可愛くて、不安な気持ちになる
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

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人はこうも幸せになれないものなのか。

もとより結婚願望はないけれど、結婚したから幸せみたいな安直なものじゃないよなと改めて思わされる作品。
優しい言葉には全てと言っていいほど裏があった。

自分の息
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

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みんな奇跡よ



オンネリとアンネリ、大きくなったね!

大人になってしまった私にはミンナピンナも憎めなくて.......だから彼女も新しい価値観に出会って生きやすそうになっていて安心した。
それ
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

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小さきものに乾杯!



オンネリとアンネリ、育ってる🥲💓
今の季節にピッタリなプティクリスマスのお話。

素直でいい人しか出てこないので安心して観られる。
いいシリーズ。

白い犬だったはずのガード
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

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出来事には必ず理由があるわ



斜に構えた見方をしてしまうので前半はお隣さんは悪い人なんじゃないか、アイスクリーム屋さんは怖い人なんじゃないか、と身構えて閉まっていたけれど
フィンランドの児童文学を
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