まのんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

4.3

淡々と静かに進む物語。自分の世界を持つ早熟な少女と虚ろな顔をした母親。プールに飾られている幸せそうな夫婦の写真から、彼女が黒人男性と結婚したことを知る。愛があるように見えてどこか冷めた印象の形だけの家>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

みんな大好きジョージクルーニー×ジュリアロバーツの名コンビが最高でした〜!2人の掛け合いが面白かった!エンドロールまで面白くって2人の仲の良さが微笑ましい!!
バリ島での結婚式の雰囲気がよかったな〜。
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.4

嫌な言い方すると見事に期待を裏切ってくれました!泣
実話ベースは好みなことが多いんだけどな…とっ散らかってるのか?いや、とっ散らかってはないのかもしれないけど…個人的にはあんまり楽しくなかったです。情
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.1

ネトフリ映画で久々に気に入った。濃密。あっという間に時間が過ぎた。

これはまさにエディの新境地では…??いろんな役を演じてるけど、どの作品でも穏やかで真面目で優しくて品が良いエディ。その良さを活かし
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.8

母親としての役割に追われる変わり映えのしない毎日を一瞬にして変えた世界を知るフォトグラファー。出会い方も、4日間であそこまで互いに惹かれ合うのも、情熱的で素敵だったけど、序盤はどうしても大人2人の恋愛>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.3

シーズーがかわいい!犬?クマ?の帽子を被ったサムロックウェルもかわいい!!!サムロックウェル好きな人は観てもいいと思う!掴みどころがなくてアホっぽいキャラが見事に似合ってるし、ビリーとマーティ2人の不>>続きを読む

クイック&デッド(1995年製作の映画)

3.5

普段西部劇は全く観ないので、早撃ちってそういうことか…と理解するところからスタート。
女性のガンマンがひとりもいない、ガチガチの男社会。部屋が欲しいと声をかければ姿も見ずに声だけで娼婦と判断され。名前
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Devotion 小川紳介と生きた人々(2000年製作の映画)

-

嫌悪感と気持ち悪さしか感じなかった。

同じ志を持った人たちが力を合わせて集団で頑張っていくのって美しい姿だと思うけど、外部から隔てられた場所で男女の集団で共同生活をするのってやっぱり健全じゃない気が
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ブッチャーズヒル:甘い罠(2008年製作の映画)

3.1

シンプルでわかりやすい。ヘンゼルとグレーテルに若干のグロ要素を入れた感じ。だからこそ大人が観たらなんでもなすぎるんだけど、、幼少期のティモシーシャラメが観れるのでそれだけでも観る価値あるかも。すでに完>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

近くの映画館で上映終了日に滑り込みで鑑賞してきましたー!!面白かったーー!

まずレディバグの精神的に不安定な性格が面白い!(笑)次から次へと最悪が連続していくのに実は彼が1番幸運!?な展開が面白くて
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

4.0

私は真面目にしか生きられない、フェリスとは真逆、むしろキャメロンに近い人間なので、こんな風に生きられるフェリスが羨ましく、妬ましくも思った。
自分を苦しめるのも楽しくさせるのも自分だという大切なメッセ
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ベートーベン(1992年製作の映画)

3.7

間抜けな泥棒と家族のドタバタがホームアローンっぽい!ちなみに泥棒の1人はスタンリートゥッチ(笑)
最初のピアノのBGMいいな〜
大型犬ってきっとこんな感じなんだろうと微笑ましかった。ベートーベンは自分
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

4.5

「邪魔になるけえ死にたい」-「感謝して暮らせえ」「バカタレ」

信友直子監督の自分の仕事への誇りと気概が感じられる。監督であり、娘だからこそ撮れた素晴らしいドキュメンタリー作品。

娘を誇りに思いひと
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.5

題名は犬の名前?って思ったらマラヴィータはイタリア語で裏社会を意味するんだ。なるほど。
家族みんなすぐスイッチ入っちゃうから最初は面白かったんだけど途中はちょっと退屈だったかも。病院のシーンは笑ったし
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.5

舞踏会の仮面をイメージしてたら全然違った…内容を忘れたとしてもあの鉄仮面姿は一生忘れないと思う…
若干のチープさはあるけど、レオ様にイケおじ銃士に…見どころは多いのでなかなか楽しめました!最後もよかっ
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ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

4.2

素敵すぎる!!映画的に定番なストーリーなのは百も承知。それでも好き。
この夜の話は確かドキュメンタリーでも出てきましたよね。全部本当だったらいいのに!
サラ・ガドンの美しさに惚れ惚れ。
エリザベスとマ
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クィーン(2006年製作の映画)

3.7

"女王が尊いとする価値観をすべて崩した女性"

自分の感情を抑え、神と国家に仕える者として伝統としきたりを守りながら公務を行う。そんな女王に新しい変化をもたらしたのがダイアナ元妃の死だったと…。
それ
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エリザベス2世 知られざる女王の素顔(2013年製作の映画)

3.8

実際の映像と専門家たちの語りを繰り返しながらエリザベス女王の姿を解説していくようなドキュメンタリー。最後の方はエリザベス女王というよりも、その息子やダイアナ元妃、孫に焦点を当てていく流れ。

歴史をひ
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ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

3.2

エリザベス女王の追悼にいくつか関連映画を観ようと思い選んだ1作目。

レックスの調子乗り具合にイライラするし、犬たちがあまりかわいくないし(短い足で一生懸命歩くコーギーの動きはかわいいが、むしろ本物の
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(1929年製作の映画)

4.2

道路に水溜りをつくる雨、屋根を流れる雨、雨樋をつたう雨…そして雨が降る前の揺れる水面。どれもモノクロなのに豊かで美しくて感動した。雨を見てこんな気持ちになったのははじめて。

月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

革新的でアイコニック。
アメリやグランドブダペストホテルが好きな人は好きそうな世界観。

壁の破壊(1895年製作の映画)

-

お〜!!!すごい!!!
この時代にこんな画期的なことをしてたなんて。壁が倒れるときの音楽と巻き起こる塵。

水をかけられた散水夫(1895年製作の映画)

-

リュミエール兄弟では珍しいコメディ調
この短時間でクスッとできるのはさすが

赤ん坊の食事(1895年製作の映画)

-

オーギュスト・リュミエール一家のホームビデオ。家族の温もりが伝わってくる美しい絵画のような光景。

工場の出口(1895年製作の映画)

-

3つの(一頭の馬・二頭の馬・馬がいない)バージョンをそれぞれ鑑賞。
セカセカした動きが早送りに見えて不思議。服装も違うようだけどモノクロなので個人的にはよくわからなかった。ドアを閉めて映画は終わり。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

下手するとおもしろB級映画になりそうな部分もあったけど…世界観がよくて楽しめた!最初は自分が大学に入った時を見てるようで胸が苦しかったけど、、(笑)

都会で夢を追いかける少女と少女を搾取する男性たち
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.3

とてもよかった。かなり好み。

共同体を夢見ていたことからもわかるように、彼は他の芸術家たちとの交流を誰よりも望んでいた。しかし彼の持つ革新性や絵に対する強い思いから周りとはそりが合わなくなり、ゴーギ
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クイーン&スリム(2019年製作の映画)

3.8

アメリカで今まさに起きていることがこの映画のテーマ。警察対黒人というより、白人警察対黒人という構図で、当たり前だけど警察の中にも黒人が居るということを改めて認識した。

最初はハラハラして釘付けだった
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.7

映画とともに成長し、歳を重ねていくトトとアルフレードや、映画がすぐそばにある街の人たちがうらやましくてたまらない。

世間の評判と自分の感想の間に溝があるのはまだまだ自分が未熟で幼いからだと思う…歳取
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

中学生の時に初めて観て、その時はこの映画の良さがイマイチわからなかった。でも今ならわかる。

大人になれなかったレオンと早く大人にならざるを得なかったマチルダ。孤独な2人の間の形容し難い特別な愛。
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

2.6

残念ながらただただ脚本が面白くない。アクションムービーなのにアクションの占める割合が少ないしそのアクションも微妙。そしてとっ散らかった中途半端なストーリー。最後続編ありそうな雰囲気出してたけどキツくな>>続きを読む

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

"選ぶべくして選んだ道だから"

思いがけず素晴らしいロードムービーに出会えた!バート・レイノルズはワンハリのモデルになったと知ってから認識した俳優さん。ワンハリでの描き方のように、浮き沈みが多い人生
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天空の結婚式(2018年製作の映画)

3.4

最後の理解の追いつかない怒涛の展開に圧倒されてしまってそれまでの過程を全て忘れそうになった。それならもう30分くらい延ばして丁寧にストーリーを終えて欲しかったです。

イタリア映画だな〜って感じのコメ
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