自分の中に女性を感じたエマの父親は、自分に忠実に女性として生きたいと、離婚を切り出す。
エマは父親が大好き。だから受け入れられない。
初めはなんてわがままな父親なんだろう。せめて子供が大きくなるまで待>>続きを読む
ミュージカルではないが歌がふんだんに出てくる。
イギリスで流行ってた歌らしいが、全く知らないので歌の場面は面白くなかった。
ある家族の静かに流れる時間。
父親を嫌ってらいるが、憎みきれない家族
小津の>>続きを読む
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アフガニスタンのカプールに住む3人の女性が最後にある決断をする3つのオムニバス。
それぞれ背景や置かれた立場は違うが最初の話が一番良かった。自分勝手で妻を顧みない夫や家父長な権限を振り回す義父。そして>>続きを読む
オックスフォード大学に入学したオリヴァー。友人フェリックスに惹かれて近づこうと、、、
そんな展開かと思っていたが、どんどんあれっ?ってなる。
そのうちオリヴァーの不気味さ、気持ち悪さが際立ってくる。>>続きを読む
支え合い、慈しみあって二人で生きてきた老夫婦。
妻が認知症になり、夫が介護していたが一人ではどうしようもなくなってきて施設に入居さす。
そんな自分を責めていた夫が今度は癌に。
人は必ず老いる。そして必>>続きを読む
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ニューヨークの地下鉄の線路の下の廃坑トンネルの中で暮らす母と5歳の娘。彼女はまだ地上に出たことがなく、いつか天使の羽が生えて外に出て星空をみることを夢見ている。母親が地上で体を売って稼いでくるのを、何>>続きを読む
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東西で分断していた時の東ドイツのことは、その時期生きていたのに全然知らなかった。ある時急に東西ベルリンの壁が壊されたとニュースで知ったくらいだ。
だからその当時の東ドイツの高校の様子が興味深かった。>>続きを読む
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ファシズムが吹き荒れるドイツから逃れてパリに住む元レジスタンスのゲオルクは、マルセイユに辿り着く。
ふとしたきっかけで自殺した作家になりすまし通過ビザを取り、メキシコに逃れようとする。
がそこで必死で>>続きを読む
アメリカの詩人エミリー・ディキンスンの伝記映画だが、
映画の題名通り静かなる情熱で詩を作ったエミリー。
彼女は激しい魂の叫びを素直に言葉にした。
キリスト教の教えからくる厳しい魂の束縛、社会的な規範に>>続きを読む
1955年なのに、まだこんな白人の黒人に対する差別意識があったことに愕然とした。
腹が立って仕方ない。
まだあどけない14歳の子供を複数でリンチして殺すなんて‼️
殺人を認めても無罪‼️
そんな事が1>>続きを読む
映画の主たる場面の湿地帯が本当に美しい。
それだけで映画の大半が成り立つような。
その美しい湿地帯で一人の青年の変死体が発見される。
犯人として逮捕されたのがそこで一人で暮らす少女。彼女が本当に犯人な>>続きを読む
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過去を消したいために他人になりすまして暮らしていた男。が突然事故で亡くなり、弁護士が依頼人から頼まれその男の過去を手繰り寄せていく。その男が何者であったのか、観客も食い入るように見入ってしまう。
うま>>続きを読む
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少年のあどけない夢と友情の行方に画面に惹きつけられた。
親ガチャの言葉通り、黒人の少年は
両親がなく祖母と二人で貧しい。
一人は中流家庭で育ち両親の愛に包まれて育つ。特にアンソニー・ホプキンスが演じる>>続きを読む
戦争の足音が近づいてきてる大戦前夜。
母親の不倫や生き延びようと争いあう大人たちの姿を見て、汚れた大人にはなりたくないと自ら階段から落ちて頭を打ち、成長を止める。
そして戦中、戦後を通じて大人達の醜>>続きを読む
SNSやメディアのいい加減さ、他者の無責任さを改めて見せつけられた映画だった。
そして主人公もほんの少しの善意、欲に振り回される不確かな自分に最後にやっと向き合う。
他者に惑わされず正義を貫くのはいか>>続きを読む
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実話だと言うことに驚いた。
お金のある人が金に物言わせて真実を曲げていく構図は今と一緒で、それが悔しくて必死で観た。
どんな結末にするのだろうかと
死んだ子供の仲間まで、お金を貰って嘘の証言をするあた>>続きを読む
アメリカでセンセーショナルを巻き起こした「ブラック・ダリア」事件を基に作られた映画。
物語はサスペンスタッチで進むが、主人公たち3人の三角関係の方が気になった。
事件の解明はややこしくてわかりにくいが>>続きを読む
リプ・タイラーが美しくて、最後まで観ていた感じ。
心に響くものもなく、受け取るものもないように思えた。
ほんとは他に深い意味があったのだろうか?
美しいバージンの少女の失恋と新しい恋。死が迫った老人に>>続きを読む
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デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの心が近づいていく前半部分はほっこりして観ていたのに、わかってはいたけど後半の復讐劇の残酷なシーンには嫌悪感を感じた
聖書が時々出てきたが、神を信じてる人がなん>>続きを読む
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1940年のドイツ。実話。
息子が戦死し、心の拠り所を失った夫婦はカードにヒトラー政権を批判することを書き、街に285枚ばら撒いた。
18枚以外は全て回収される。大半の当時のドイツ国民は政府に協力的な>>続きを読む
映画のテーマとして父と息子、母と娘、次に兄と弟の関係性はよく描かれる。
そしてその場合、たいてい真ん中に女性がかからむ。
この映画もその点では普通だが、サスペンスタッチで進むのが面白かった。最後まで吊>>続きを読む
主人公山本幡男の生き方が素晴らしい!
こんなふうに生きたい(私には無理だろうけど)
生きる意味を真剣に考えた。
病に倒れ、最愛の家族に逢えずに亡くなるのは辛すぎる。涙が止まらない。
逢わしてあげたか>>続きを読む
悪ふざけが好きな父親が娘が心配で、娘の仕事先にいろんな姿をして現れる。
仕事のことで頭がいっぱいの娘は、そんな父親を疎ましく思う。
不器用な父と娘の噛み合わない関係。
でも徐々に、、、
二人の想いが>>続きを読む
久しぶりにほっこりする映画に出会えた。
実話だと思うと、余計に嬉しくなる。
最愛の妻に先立たれ、可愛い娘と立ち直ろうとしてるベンジャミン。
心機一転して新しい土地で暮らそうと仕事も辞め、偶然求めた広い>>続きを読む
なぜ放浪生活を続けるのか、わからない。
理解できない。広大な自然の中のロードムービーとして見るなら素晴らしい。
私も旅が好きだ。自分の知らない世界を見てみたい、歩いてみたい。でもそれは帰る所があるから>>続きを読む
こんな酷い事実があったなんて、しかも過去の歴史ではなくて、生きている現代に!
何にも知らなかった自分が恥ずかしい。
その頃メディアはちゃんと報道していたんだろうか?それすら知らない。
社会とはこんなに>>続きを読む
女王陛下の寵愛を得るためにアビゲイルとサラは激しい戦いを繰り広げる。
特にアビゲイルは貴族の身分に還りたいという欲望のため、サラを追い払うために毒を盛ったり、不正にお金を使ってるという嘘を女王に吹き込>>続きを読む
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どうしようもなく惹かれてしまう。
いけないとわかっていても。
そんな切ない恋心を久しぶりに思い出した。二人の切ない恋心はいたいほどわかった。
そして夫ホフマイスターの妻を思う気持ち、先に死んでいくから>>続きを読む
初めてさだまさしの「風に立つライオン」を聞いた時、自分で勝手に物語を作って感動してた。
そしてこの映画の最後に改めてこの曲が流れた時、涙が止まらなかった。
物語が綺麗すぎると言えばそれまでだが、
これ>>続きを読む
1840年代、マルクスとエンゲルスが出会い、かたい友情で結ばれ二人で共産党宣言を出すまでを描いた伝記映画だが、
映画としては面白くないが、当時のドイツ、フランス、イギリスの様子が映像からは想像しやすく>>続きを読む
行き場のない男女の逃避行。
よくあるパターン。
孤独な二人が惹かれ合う。
これもよくあるパターン。
主役の二人に何故か感情移入出来ない。
殺人を犯した妻夫木が悪人なのかと問いたいのだろうが、どんな悪人>>続きを読む
ビリー、ジョエルの強さはどこから来るんだろう。FBIに執拗に追い詰められても、「奇妙な果実」を歌うことをやめない。
虐げられた者、差別を受けて苦しめられた者の抵抗の強さなんだろうかと思った。
虐げられ>>続きを読む
庭師の日本人男性と戦争中に日本人の収容所に連行され過酷な労働を強いられていたマレーシア女性との愛の物語を1940年代、1950年代1980年代の時間軸を行き来しながら進む。そこに山下財宝やスパイ問題>>続きを読む
後にノーベル賞を貰った天才数学者。はじめは順調に出世の階段を登り、国際的にも認められ美しい妻とも結婚した。
が、彼は次第に統合失調症という病に侵され苦しい人生を歩むことになる。
実はこの映画は昔封切り>>続きを読む
第二次大戦下のチェコの田舎街の話。
ドイツの占領下にある時はドイツ人がチェコ人を弾圧し、殺戮する。ドイツが負ければ、今まで痛めつけられてきたチェコ人がドイツ人に対し暴力を振るい、痛めつける
民族、宗教>>続きを読む
9.11のアメリカ同時多発テロで大好きな父親を亡くした10歳の少年が喪失感に打ちひしがれながら、そこから立ち上がる様を描いた映画だが、まず父親が素晴らしすぎる。そして子供の感性がまた凄い。
大切な人を>>続きを読む