ヒロシさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロシ

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トラペジウム(2024年製作の映画)

4.5

今のテレビアニメみたいに外見が綺麗すぎるキャラではなく、温かさが伝わるデザイン。
だから、この絵柄が好きだ。


くるみちゃんの限界の姿を見て、辛く感じた。
仕事をしている人は皆、経験するもんな。
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きみの色(2024年製作の映画)

4.5

青春系のアニメーション映画だが、熱くぶつかり合う展開はなく、穏やかに流れる。
こういう映画は、好きだ。

台詞もたくさんあるのではなく、ある程度削いであると感じた。
直接的に表されてるのではなく、間接
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ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

2.0

サンタがプレゼントを配り忘れるって、ありそうだから面白い。
でも、これって、普通の大人も何か忘れる(記念日やら色々)ということを子供に教えようとしてるのかな?

ロマンチックな作品ではなく、現実要素も
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.5

二人一組でする獅子舞。
息が合わないとできない競技。
ハラハラしつつ、凄いと思いながら見てた。

時々、コメディ要素を入れ込むから笑ってしまう。
少年達が勢いよく吠えてたら「うるさい」と一蹴されたり、
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

4.5

見終わった後の爽快感が心地良い。

大勢の人って、好きなことを仕事にしてるのではなく、仕事に打ち込んでるから好きになるんだよな。
改めて、そう感じた。

ウィスキーつくるのに、何回もブレンドするの知ら
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

1.0

始終イライラしてた。
清太よ、働け。
そしたら、節子も死なかったかもしれない。

空襲があれば、民家に入って強盗する。
そんなことするなら働けよ。

働けば、うまい飯を食えたかもしれないのに。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

宮崎駿の作品は哲学だ、などと言われてるが、私は違うと考えてる。
ジブリ映画の根底にあるのは、冒険。
今回も、立派な冒険だった。

わらわら(小さい白色の生き物)が上に上がっていき、人間になるのはアオイ
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

5.0

やっぱし、細田守監督だ。
私が1番好きな映画監督。

普通の物語。でも、違うのは、子供2人が狼人間というところ。
それでも、普通に暮らせてる。

こういう、日常を描いてる作品は好きだ。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

戦争や軍人を描いてる作品は多いが、その影に隠れてる人たちに焦点を当ててるものは、あまりないように感じる。

弁当に海の物と山の物を使うというところを見て、体に良いよなと感じた。
今は食べ物が飽和状態に
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

メレメレ(お菓子)を子供から奪う軍人が、大人げないにもほどがあり過ぎる。
一周回って笑える。

戦闘モードのヨルさんの目が、いつ見てもカッコいい。
たくさん見れて眼福。

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.0

面白くなさそうだと思ってたら、面白かった。

ペンギンみたいな鳥の尻を押して、スイーっと走る姿を見て笑った。

人間たちに対する贖罪か。
業が深い。

温かい話がたくさん詰まってて、ホッコリなった。

ローマの休日(1953年製作の映画)

2.5

序盤の王女と侍女が「ピンク色のバラのブーケ」とハモったのに対し爆笑した。

最初は、ブラッドレイが金儲けのため王女を利用してたが、最後良心の呵責に耐えられず記事にすることを断念するところに凄みを感じた
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

2.0

物語がイマイチ分からなかった。
唐傘が何なのか、とか大餅曳の役員の1番を何故狙うのか、とか。

続きを見れば分かるのかな?

blossom(2013年製作の映画)

4.0

山本寛3部作ということで見た。
東日本大震災の後の街並みは、凄まじいものだ。
天使たちなのだが、あれは死んだ子供たちなのか?と思った。
その子供たちが、生き残った人たちの幸せを大切にしたい、という想い
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余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(2024年製作の映画)

3.5

重い話だった。

学園祭の劇を無事見ることができ、その帰りに海まで行くことができ、安堵した。
ここで病状悪化か?と思ってたから。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

男子高校生たちが「風俗嬢はムリー」みたいなことを言ってたが、私は全然OKだ。
けど、私も高校生だった頃は、彼らと同じようにムリという考えだった。
私も成長したよな〜、と感じた。

BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

クレヨンしんちゃんの映画に似てるな〜と思ってみてたら、原案がホントにそれだった(エンディングで表記されてた)。

戦の真っ只中でも、帰還の号令(笛の音)があれば自陣に帰るという風習は実際あったのかな?
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寫眞館(2013年製作の映画)

3.0

無声映画。

今はスマホで写真を撮れるが、この時代(大正)は写真館に行って撮るという普通なことに感動した。

カメラマンからすればモデルを笑わしたいんだろうけど、私からすれば仏頂面もいい思い出になるの
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.5

カフェに行ってコーヒーを飲みたくなる。

物語は、普通のハートフルストーリーだった。

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

4.0

ドラゴンが一方的に人間を殺してたのではなく、人間がまずドラゴンの子供を殺したから復讐しているだけの悲しい物語。

中世、近世、近代ヨーロッパもこんな感じだったのだろうと考えながら見てた。
弱い国々を植
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

たった2分のタイムループ。
これが面白い。

面白くなさそうと見る前は思ってたが、コメディ要素も強く笑いながら見てた。

自殺した作家は、明るすぎでしょう。
おまけに、死んだからこそ構想を考えつくって
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.0

イマイチ理解できなかった。 

夢に向かって一直線というのはマンガでは面白いが、現実ではオススメできないよな。
色々なことに興味を持つほうが大事だと考えている。

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

2.5

始めの方のにゃんこ先生の甘い物大好きなシーンが面白かった。
お前はホントに妖か?人間ではないか?
とツッコミたくなった。

物語の方は、特に感想なし。
面白味がなく、ゆったり映像が流れてるだけ。

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ある男(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

イマイチ分からない映画だった。
原やら谷口やら、結局誰が誰なのか混乱してる。

原さんは、父親が犯罪者と分かった。だから、戸籍を交換した。
でも、残り2人は何故戸籍を変えたかったのか理解できなかった。
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

みいちゃんと優子ちゃんが同一人物だと知ったとき、とても驚いた。

父親が3人。
凄いよな。
その父親同士も仲がいいのがもっと驚き。

解せないのは、母親。
病気だったら、食生活に気を配ればいいのに。
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ルー・ガルー: 人狼を探せ!(2024年製作の映画)

3.8

中世ヨーロッパという単語に惹かれて視聴した。
離婚駄目とか、女性が文字書けると魔女とか、そんなこと学んだよな、ということを思い出した。

自分の娘を人狼からどう開放するのだろう?
と思いながら見てたが
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

まずさ、一つ言いたい。
寺井(稲垣吾郎)くんさ、もっと家族と話し合おうよ。
奥さんが折角歩み寄ってくれてるのに、何してるんだよ。
子供とも話しようよ。

フェチにも色々あると知ってるが、水フェチか。初
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

伝奇もの大好きな私にとって、この映画は素晴らしい作品だ。

一族の天パを殺すか。
地味だけど、凄い執念としか言いようがない。

蔵の下から人骨が見つかったときは、流石に驚いた。まじかよ。

始めのほう
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

4.0

救いようがない映画だった。
記憶屋の正体にはびっくりした。

記憶屋は、依頼人の記憶を食べる代わりに、その記憶を保持してしまう。
経験したことないのに、フラッシュバックするのは地獄だろう。

マキちゃ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

2.0

水墨画は、凄いと感じた。
ただ、その反面(私の心が歪んでるだけだと思うが)知識をひけらかしてるだけとも感じた。

悪く言ってしまうが、アニメなんだよな。
分かりやすくするのに特化されて、奥が深くない、
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蛍火の杜へ(2011年製作の映画)

4.0

この映画みたいに切ない恋愛映画大好き。
だけど、この作品には儚さも追加される。

凧というものを現実であれアニメであれ、何年ぶりに見たか。
10年以上見てない気がする。
日本の伝統ですな。

蛍と触れ
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陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

2.5

男の子の妄想を具現化した映画。

よくここまで作品に落とし込めたなと驚いている。

最後、お別れの際ヒナタくんがシグレちゃんに告白しようとしたが、結局普通の別れのあいさつになってしまったのが見てて残念
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