あーちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

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破天荒で身勝手すぎるとんでもねぇハハオヤと、子供らしく成長するための権利や機会を奪われてしまったコドモの共依存、家族ってやつはつくづくイビツでヘンテコな関係性だな
長澤まさみの絶妙に野暮ったく仕上がっ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

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何はともあれ人間性に尽きる、人としての在り方や生き方を学ぶ道徳映画だった

ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

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多動でゴキゲンな調子の良すぎる窃盗犯とトムクルーズを間延びさせたような顔のピュアすぎる警察官が、最後までピースな感じで突っ走ってくれてチョーたのしかったー‼️
00代のアクションモノはこういう埋もれて
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

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天才エモーショナルサイバーパンク職人a.k.aリドリースコットに今回も大脱帽、涙
あまりの絵面の良さに、心の中でずっとキャーキャー黄色い悲鳴あげてた
高倉健とマイケルダグラスが麺啜ってるシーンとかもさ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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わたしは痛いのも苦しいのもだいすきなひとに先に死なれるのもマジ勘弁って感じのワガママで身勝手なメンタル赤ちゃんなので、死ぬときはこんな感じで全部一気にまとめて終わらせてほしいなーと常々思ってる

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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社会的な孤立、持て余した母性、闘病の苦しみ…ナギサが抱える孤独や喪失、"強くならなきゃ"なんて呪いの言葉を自分自身に言いきかせなきゃ生きていけないなんて寂しすぎる
なにかを変えられるようなパワーもなく
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(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

暴力とムチャブリとセクハラをかましまくる傍若無人な信長のイカれっぷりは勿論、王の座をめぐって水面下で争い合う狡猾で腹黒い家臣たちの醜さもまた一興な、"盛大なガンコロコント"って感じの全く温かみのないニ>>続きを読む

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

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猫と煙草をこよなく愛す私立探偵のハードボイルドライフを吸いまくって、なんかお洒落した気分になれる映画だった(マーロウの住む絶妙にシティー感溢れるお部屋がかなりタイプだった、広くて変な間取りのあんな感じ>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

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赤の他人にコネクトするなんてただでさえ不快指数高いだろうに、仕事を終えて元に戻るには自殺するしかないなんて、そんなの繰り返してたらそりゃ錯乱するにきまってますやんか
ひさしぶりにホラーでも観るか、と選
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私がやりました(2023年製作の映画)

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若く美しくそして職にあぶれたふたりがその美貌や知性を駆使してトラブルや厄介者を捩じ伏せ、ときにはそれを利用しつつ、あくまでもキュートにピースフルに成功への階段を駆け上がっていく感じが快い
美味しいサン
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

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目にくる感じも音の鳴りもまるでホットミルクを注いだマグカップのなかにゆーっくり沈んでくみたいに温かくて柔らかくてジワジワァーと効いてくる感覚で、おどろおどろしいんだけどなんだかとっても心に優しいアシッ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

戦後の復興これからってときにハチャメチャなモンスターになす術もなくフルボッコにされる日本、新しい時代へと進みつつもやはり自己犠牲を美徳としてしまう国民性、そうかと思えば結局都合よく主人公やヒロインは生>>続きを読む

わんわん物語(1955年製作の映画)

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愛玩動物の苦悩とかニンゲンの身勝手さとかの方に気持ちが引っ張られて、手放しでカワイイとかロマンチックだとか思えなかった
オトナにはディズニーの魔法が効かないくらい、苦しくて暗い夜があるのを思い知らされ
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バビロン(2021年製作の映画)

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"スタンドの給油係はなぜ映画館に行く?
孤独を忘れるためだ"

福沢諭吉で巻いたバカ高級タバコをチェーンスモーキングしまくってる気分になる3時間
こんなふうにずーっと息継ぎなしにハチャメチャなテンショ
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小さなジャンボ(1977年製作の映画)

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パーティー明けの自律神経バグった冷たい身体にコンビニおでんを注入してるときのシミシミホカホカ気分をそのまま具現化してしまったような、ミゾオチジンワリホットでスウィートなサイケデリクス療法的ミュージカル>>続きを読む

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

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出会う女の子は全員揃いも揃って美女ばかりだし、恋のはじまり方も大事なひとの失い方も暴力的だと言えるくらいドラマチックだし、コネにコネまくったカルチャー男子の妄想をかなり乱暴に具現化したようなストーリー>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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どんなにヤバげな失敗をしても少しもブレない鉄壁のドヤスタイルは、見習うべきマッスルメンタリズムなのかも
おっちょこちょいすぎる殺し屋の間の抜けた言動とデヴィッドフィンチャーにしてはあまりの緊迫感のなさ
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ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス(1995年製作の映画)

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"人生を楽しむコツは、どれだけバカなことを考えられるかなんだ"
"また騙されてみようって気になっちゃうオンナさ"

めし(1951年製作の映画)

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高度経済成長期における前衛的アンチフェミニズム映画なのー?"めし"なんてチョーシニカルなタイトルつけんじゃんかー!フンフン…ってしてる間に、アララ?まじ?結局そんな感じに丸く収まっちゃうわけ〜?まぁイ>>続きを読む

LOVE GOD(1997年製作の映画)

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とにかく音の鳴りがかっこよすぎて困っちゃう、ジワジワくるタイプのレトロフィーチャーサイケデリック映画だった
何が何だかは全然分からなかったけど、これを撮った監督は絶対に触手フェチだと思う

レオン 完全版(1994年製作の映画)

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"大人になっても人生ってこんなに辛い?"って涙目で問いかけていた少女が、"わたしが欲しいのは愛か死よ"なんて言えちゃうようになるのが他人を愛するってことなの?
廊下で匂い消しに咥えるキャンディとソファ
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クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

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ジョンウォーターズは今作でも相変わらず、歌とダンスとジョークとお祭り騒ぎを愛し、アンチレイシズムに生きる男だった

"ビューティ‼️ブレイン‼️ブリーディング‼️バウンティ‼️"

ヘアスプレー(1988年製作の映画)

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ジョンウォーターズ風味のアクやアイロニカルさもちゃんとありつつ(オブラートに包まれ、ずいぶんマイルドではあったけれど)、ゴキゲンなテンションをしっかりキープしたままラストまで駆け抜けていく"愛と差別の>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ザ★金と権力‼️‼️‼️ってな感じのクロくてオモい、おたふくソースすぎる映画だった‼️
おもしろかったのだがいかんせん上映時間が長くてメチャクチャ疲れたので、帰路に焼きそばとお好み焼きエリクサーキメて
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DENGEKI 電撃(2001年製作の映画)

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神経過敏血液沸騰系暴れん坊ブチギレ刑事の貧乏神っぷりがチョー見もの
爆破多め‼️弾数多め‼️な最高コッテリバカアクション映画に楽しくなりすぎて、マイラブリーに生きた猫で人を倒したエピソードをイメージで
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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"わからないわ、どうして愛してるってしか言えないの?わかる?男はなぜ愛するという代わりに卵と言えないの?"

毒々しいくらいにシュガーコーティングされた、アバンギャルドでビューティフルなガールズムービ
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アポカリプト(2006年製作の映画)

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面白いのに画面直視するのしんどー‼️
キリングストナー映画すぎて、あやうくバッド入るところだった
メルギブソンこわすぎ

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

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全員目バキバキアンド数分に1回は誰かが叫んでいる、ニコラス"ファ〜〜〜ッキン"ケイジのハチャメチャセルフカタルシス映画
まぁ本当のニコラスケイジのヤバさなんて絶対こんなモンじゃないんだけどな‼️(しか
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

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ゴロゴロ転がりクルクル回るメンヘラ警官メルギブソンと、イマイチパッとしないおじさん刑事ダニーグローヴァーのバディモノ
ド派手な爆破やカーチェイスシーンと、えらくダゴダゴしたぬっるいアクションの噛み合わ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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思ったより全然おもしろくなかったけど、エッチなメンヘラ団地妻と美しいパリの街がみれたのでヨシ

エントラップメント(1999年製作の映画)

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キャッツアイみの溢れるキャサリンゼタジョーンズと、いくつになってもオンナったらしなショーンコネリーのクラシカルセクシーアクションムービー

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あまりにも善良なサイコパスこと俺たちのマッコールさんが、今回もやりすぎなくらい華麗に無慈悲にヤキを入れまくってくれていてキモチィー映画だった‼️
悪を見つめる後悔と喪失感でたっぷりな暗く澱んだ瞳が冷た
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