あーちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

あーちゃん

あーちゃん

密輸 1970(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

強欲なオンナと偏屈なオンナの、思惑と執念が絡まったり解れたりして展開していくエンタメクライムサスペンス映画
サメやらアクションやらバイオレンスサービスも盛りだくさんで完成度が高すぎた
終わるべきやつが
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

乗り物酔い不可避な殺陣や、重量がバカすぎる武具や武器を用いたアクションは、今作も迫力があってすごかった
まさみの乱闘シーンが無かったのはかなり残念ですが、新木優子ちゃんはセーラーマーズみたいでかわいか
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空白(2021年製作の映画)

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自分の人生を自分のモノとして生きられないまま、あまりにも不本意にあまりにも呆気なく、命を奪われてしまった報われない少女の最期から始まる地獄みたいな107分
家にも学校にもどこにも居場所を見出せず、息の
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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"天使とは美しい花を撒き散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である"という、まさにナイチンゲールの言葉を地でいくかのようなちひろのダークエンジェルっぷりがジンワリ沁みるハートフル映画
クソガキに
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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フラストレーションを抱えた全ての文学少年少女のための、素晴らしいエンタメファンタジー映画
絶妙に怖くてグロくて気持ち悪い描写とかやたらドリーミングな魔法の表現とかめちゃくちゃだいすき、特にお気に入りは
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

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映画音楽を通して、それに携わる人々の人生哲学を学んだ
出来不出来なんて関係なく、モウレツに愛してるモノがあるとか、やり続けているコトがあるとか、瞳がキラキラした大人っていいな〜って思った

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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ひょんなことから知り合ったパワー系女性オーナーに、性愛や人生や幸せについての哲学や美学を叩き込まれる映画
あなたは裕福なのか?と聞かれたときに"好きなことを仕事にできれば心は豊かよ"と答えていて、もの
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スーパーカーを乗り回しセクシーを振り撒きまくるマイクと横でゲロ我慢する不憫なマーカスとの、毎度お馴染みなオープニングからはじまるのファンサ神すぎてニヤニヤしてしまった
臨死体験してからドンドンスピリチ
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

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才能か努力か結果かプロセスか、ハントとラウダそれぞれの異次元で狂気的なメンタリズムに慄き、複雑に交錯していく腐れ縁のようなふたりの運命に胸が熱くなる、鬼ドラマチックなスポコンカーレース映画だった
正反
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

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おじさんふたりがお騒がせセレブみたいな仲良し爆走っぷりをブッかましてくれる、アゲアゲなバディモノアクション映画
マイケルベイ監督版よりも、マイクとマーカスのハシャギ方とかつるみ方とかギャルバイブス感が
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病院へ行こう(1990年製作の映画)

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ハイパー前向き自分勝手な薬師丸ひろ子扮するハチャメチャポンコツ研修医があまりにもサイコパスすぎて、絶対に権力と刃物を手にしてはいけない人間が両方を手に入れて暴れ散らかしてる危うさにめっちゃブルブルさせ>>続きを読む

バレリーナ(2023年製作の映画)

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アクションの具合は好みなのだが、復讐ネタなのになんせ全ての説明が甘すぎて感情移入できない、あとテンポ感がちょっと合わないな〜って感じだった
あ、蜂の巣用の火炎放射器使うシーンはチョー見もの❗️めちゃく
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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次なる展開にドキドキしながら最後まで飽きずに楽しめる、スマートな編集と設定の上手さが優良級なエンタメミステリー映画
ジョンチョーがマイラブリーに似ててちょっと心配だった

葛城事件(2016年製作の映画)

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傲慢で威圧的な父親と他責思考でキレやすい息子を中心に、裏切りを異常に恐れている兄と無責任に黙認し続けた母親との、凄惨な家族の映画だった、全員罪が重すぎる
夕立が降ったあとの街の匂いみたいな圧倒的不快感
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

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自分という存在や主張していることが他人に理解してもらえないことを"理解できない"という苦悩と葛藤のなかで戦い続ける主人公、天才すぎるが故に与えられてしまったとも言える心の不治の病によってどんどん追い詰>>続きを読む

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テニス映画ネェ…くらいのテンションで観に行ったら、わたしのスペックでは到底理解不可能な超異次元のディープでスリリングなフェティッシュ3P映画でビックリ
かなりアゲなパーティー調のBGMが突然鳴ったり止
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

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ダーウィンの進化論で幕を開けた割に、サメが単一生殖できるように変異を遂げてしまったという設定以外は、特筆することも特にないかな〜って具合のクラシカルサメ映画って感じだった
パニック映画ならではの、被害
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

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"普通は何かを諦めるための口実なのか?"
小泉孝太郎が小泉進次郎のモノマネしてるみたいな役やっててウケた

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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映画としての面白みのなさは覚悟してたけど、なんせゴジラとコングが同じサイズってのが最後までしっくりこなさすぎて残念だった(今までのコングでいちばんデカかったの30mくらいなのに今作はゴジラに合わせて1>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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"弾2発で7人殺したオトコ"が己の信じる正義のために、ヒトを殴って殴って殴りまくってたまにチャカとかナイフとか振り回しちゃったりもする、テクスチャ硬めのメイドインチャイナバカアクション映画だった
わた
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おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

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約5億キロ先のクレーターへホールインワンをきめ火星に産まれ落ち、90日と想定されていた寿命を遥かに超える15年という長い時間のなかで様々なアクシデントに見舞われながらも多くのミッションをこなした双子の>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

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標的であろうが一般市民であろうが雇い主であろうが誰が相手だとしてもまったく容赦のない、冷酷で無情なシガーのワークスタイルはかなりサイコパスみがあってクールだったけど、顔も怖いし髪型も変だし話も通じない>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

食卓シーンがぜんぶ地獄、おばあちゃんの家に置いてかれるシーン泣いた
"ムズカシイ子"側の誰にも理解されない孤独さよりも、家族の苦悩とハードな生活の実態、崩壊していく親子関係と家庭環境とかの方がなんか食
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

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バカみたいな軽装備の無鉄砲巨乳ギャルふたりがバカみたいなテンションで600mの鉄塔クライミングにチャレンジし、それはもう当たり前のようにトンデモナイ目にあいまくり塔の先っちょで右往左往するという、極限>>続きを読む

FARANG/ファラン(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アバウトタイムを観るか迷ったけど、ステキな一日のはじまりには暴力映画はマストだろってことで、ノーマークだったこちらをセレクト
ストーリー自体は散々擦られまくった復讐モノって感じでたいして面白くないけど
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

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私自身は他人に迷惑かけなければ趣味嗜好なんてなんでもよくない?くらいのゴミみたいな思考と認識程度しか持ち合わせていないのだが、シェアハピ映画としてはかなりイイ具合に優しい作品だなぁと思った
しかしまぁ
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作よりもバトルカーニバル感は控えめであったけれどジョージミラーの激ヤバな美的感覚で作り上げられた世界観はしっかりキープされていて、アニャ様演じるフュリオサの怒りのエナジーと復讐のパワーにアドレナリン>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

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ウワー❗️詰んだー❗️めっちゃダルー❗️もうやだー❗️今すぐココで殺してー❗️涙❗️と言いたくなるくらい、心臓に悪すぎる状況が頻発するスリリングな因果応報系映画だった
若きマッドデイモンもレオ様みたい
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健康"超"分析:知られざるオナカの世界(2024年製作の映画)

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アテンドしてくれるブロンドヘアのドクターが愛嬌たっぷりでめちゃくちゃキュートだし、オタクが作った大人の知的教材的インテリドキュメントって感じでたのしかった
わたしは完全にオルトレキシアの気があるのでバ
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#生きている(2020年製作の映画)

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都合が良すぎる感じはあるけれど、ゾンビ映画でしか味わえない絶望と孤独でギリギリな感情たち久しぶりー❗️って感じでアゲだった
オープニングがずいぶんアシッディーでめっちゃワクワクする
最後の晩餐って書い
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃおもしろい勘ぐりスリラーでアゲだった、テスラぷよぷよデンジャラスすぎる
ジュリアロバーツがNEXTのレコードかけてダンスしてイチャイチャしはじめるところ勘ぐりすぎてゾクゾクしたし、全てが割
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

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テンポの良すぎる泥試合みたいなノルウェー産ぶつかり稽古系スプラッタ映画、ヌルすぎるドタバタキルゲームのテンションとミンチ演出多めで、アレは痛い、コレはしんどい、とワーワー騒ぎながらチョー笑えてたのしか>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悲劇は確実に認識できる位置に存在しているのに自分の人生には不思議なほど干渉・介入し得ないという非相関的関係性の奇妙さ、この映画は縮小された我々の世界を映しているんだなと理解した
あの長い塀のこちら側で
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

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最近旅系YouTuberの動画ばっかりみてたから(しかもインド多め)、スラム街での困窮した逃げ場のない生活苦の表現が決して過剰に脚色されているモノではないと感じたし、なによりそのリアルさっていうのは思>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

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美しく豊かな治外法権パラダイスでのドキドキハラハラドリームライフを体感して、最後はなんかよく分かんないけど救われちゃった気がするというか、好奇心や欲求を満たすためならちょっとしたリスクは厭わない快楽主>>続きを読む